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Author: Kenji Matsuda <ftvda283@gmail.com>
Date: Sat, 20 Nov 2021 18:27:33 +0900
update farm/journal
Diffstat:
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diff --git a/man/blog/posts/man.html b/man/blog/posts/man.html
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<h1>赤目自然農塾</h1>
<time>2021-11-15</time>
+<p>
奈良にある<a href=https://akameshizennoujuku.jimdofree.com/>赤目自然農塾</a>の勉強会に参加してきた。この塾は自然農の提唱者である川口由一さんが始められたもので、自然農の技術を学び実習できる場である。毎月一回二日間の定例の学びがあり、一日目には畑の補修等の共同作業と言葉を通しての学びが、二日目には実習が行われる。昨年12月に初参加し、今回はほぼ一年ぶりの2回目であった。1反9畝の畑を借りることになったので、本格的に自然農の技術を身に付けたい。できれば毎月通って一通りのことを教わりたいのだが続くだろうか。
+</p>
<h2>1日目</h2>
+<p>
+車を停めて外に出る。思っていたより暖かかった。もこもこの着物を着て来たが厚いので暑いので薄めのものに着替え、その上から作務衣を着た。普段畑に入る時は裸足だが、共同作業で何をするのか分からないので地下足袋を履いて小屋に向かう。
+</p>
+<p>
+午前の作業は篠竹を刈り取って枝を払い、束にして小屋の屋根裏に干すというものだった。篠竹はよく撓って使いやすそうだった。10人以上で作業していたが収穫量は思った以上に少なかった。一人でやると日が暮れる。
+</p>
+<p>
+午後は汲取式の便所を汲み取って別の場所に撒いた。臭いはそこまでひどくはなかった。ブルーチーズや高級な納豆でも香るアンモニア臭が中心で、吐き気を催すほどではない。発酵食品を食べすぎているのかもしれない。便所は地面に穴を掘って桶のようなものを埋め、木の板で便器を作って被せ、周囲から見えないように囲っているだけのものだ。小屋に隣接するものは建物の一部になっていて壁も木材でしっかりと作られているが、畑の中にぽつんと立っているものは先程の篠竹を束ねたもので周囲を囲っているだけの簡易なものである。桶から柄杓で排泄物を汲み取りバケツに入れる。本来は天秤棒を用いて一人で二つ運ぶというが、技術が必要なので今回は棒の中心にバケツをぶらさげて二人で一つを運ぶことになった。肥を撒く場所までの道はでこぼこで途中川を渡る必要がある。初対面の人と二人、なかなかの緊張感のなか息を合わせて肥を運ぶ。肥を撒く場所ではいきなりバケツごとあけるのは危険なので、ここでも柄杓で少しづつである。玄関先に水をうつようにその場所全体にまんべんなく撒く。柄杓にスナップを効かせると肥が帰ってくる。これもまた緊張感のある作業だった。そこそこの量があったが日没前には終わった。
+</p>
+<p>
+銭湯を経由して山荘に。
diff --git a/man/farm/journal/2021.html b/man/farm/journal/2021.html
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<h3>霜月</h3>
+<h4>20日</h4>
+<time>2021-11-20</time>
+<luna>神無月16日</luna>
+<p>晴。麦を蒔いた。一番長い畝の2/3ほど蒔けた。ばら蒔きした後草を刈る。この草刈に思ったより時間がかかる。のこぎり鎌でないと歯がすぐに丸くなる。買い替えようか。</p>
+
<h4>18日</h4>
<time>2021-11-18</time>
+<luna>神無月14日</luna>
<p>曇後晴。昼過ぎまで曇りで寒かったが昼から晴れて暑い。麦の畝がだいたい形になったところに丁度麦の種が届いた。和歌山県農業公社に申請していた畑を借りるための申請が通りそうだと、JAの人から連絡が入った。晴れて農家である。畑の方に山東菜を蒔いた。作業が続いて筋肉の動きが鈍ってきた。疲れない動き方ができるようになりたい。</p>
<h4>17日</h4>
<time>2021-11-17</time>
+<luna>神無月13日</luna>
<p>快晴。朝は季節にふさわしく寒いが日差しが強く昼は暑い。出掛ける時、以前声を掛けてくれた92才のおじいちゃんとすれ違う。田圃に畝を作るために溝を掘った。この田圃を借りてから続けていた作業だがもう少しで終りそうだ。11月中旬が麦蒔ききの適期であり既に少し遅い。田圃の隣のおばちゃんが蜜柑をくれた。</p>
diff --git a/pub/blog/posts/man.html b/pub/blog/posts/man.html
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<article>
<h1>赤目自然農塾</h1>
<time>2021-11-15</time>
+<p>
奈良にある<a href=https://akameshizennoujuku.jimdofree.com/>赤目自然農塾</a>の勉強会に参加してきた。この塾は自然農の提唱者である川口由一さんが始められたもので、自然農の技術を学び実習できる場である。毎月一回二日間の定例の学びがあり、一日目には畑の補修等の共同作業と言葉を通しての学びが、二日目には実習が行われる。昨年12月に初参加し、今回はほぼ一年ぶりの2回目であった。1反9畝の畑を借りることになったので、本格的に自然農の技術を身に付けたい。できれば毎月通って一通りのことを教わりたいのだが続くだろうか。
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<h2>1日目</h2>
+<p>
+車を停めて外に出る。思っていたより暖かかった。もこもこの着物を着て来たが厚いので暑いので薄めのものに着替え、その上から作務衣を着た。普段畑に入る時は裸足だが、共同作業で何をするのか分からないので地下足袋を履いて小屋に向かう。
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+午前の作業は篠竹を刈り取って枝を払い、束にして小屋の屋根裏に干すというものだった。篠竹はよく撓って使いやすそうだった。10人以上で作業していたが収穫量は思った以上に少なかった。一人でやると日が暮れる。
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+<p>
+午後は汲取式の便所を汲み取って別の場所に撒いた。臭いはそこまでひどくはなかった。ブルーチーズや高級な納豆でも香るアンモニア臭が中心で、吐き気を催すほどではない。発酵食品を食べすぎているのかもしれない。便所は地面に穴を掘って桶のようなものを埋め、木の板で便器を作って被せ、周囲から見えないように囲っているだけのものだ。小屋に隣接するものは建物の一部になっていて壁も木材でしっかりと作られているが、畑の中にぽつんと立っているものは先程の篠竹を束ねたもので周囲を囲っているだけの簡易なものである。桶から柄杓で排泄物を汲み取りバケツに入れる。本来は天秤棒を用いて一人で二つ運ぶというが、技術が必要なので今回は棒の中心にバケツをぶらさげて二人で一つを運ぶことになった。肥を撒く場所までの道はでこぼこで途中川を渡る必要がある。初対面の人と二人、なかなかの緊張感のなか息を合わせて肥を運ぶ。肥を撒く場所ではいきなりバケツごとあけるのは危険なので、ここでも柄杓で少しづつである。玄関先に水をうつようにその場所全体にまんべんなく撒く。柄杓にスナップを効かせると肥が帰ってくる。これもまた緊張感のある作業だった。そこそこの量があったが日没前には終わった。
+</p>
+<p>
+銭湯を経由して山荘に。
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</main>
diff --git a/pub/farm/journal/2021.html b/pub/farm/journal/2021.html
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<h3>霜月</h3>
+<h4>20日</h4>
+<time>2021-11-20</time>
+<luna>神無月16日</luna>
+<p>晴。麦を蒔いた。一番長い畝の2/3ほど蒔けた。ばら蒔きした後草を刈る。この草刈に思ったより時間がかかる。のこぎり鎌でないと歯がすぐに丸くなる。買い替えようか。</p>
+
<h4>18日</h4>
<time>2021-11-18</time>
+<luna>神無月14日</luna>
<p>曇後晴。昼過ぎまで曇りで寒かったが昼から晴れて暑い。麦の畝がだいたい形になったところに丁度麦の種が届いた。和歌山県農業公社に申請していた畑を借りるための申請が通りそうだと、JAの人から連絡が入った。晴れて農家である。畑の方に山東菜を蒔いた。作業が続いて筋肉の動きが鈍ってきた。疲れない動き方ができるようになりたい。</p>
<h4>17日</h4>
<time>2021-11-17</time>
+<luna>神無月13日</luna>
<p>快晴。朝は季節にふさわしく寒いが日差しが強く昼は暑い。出掛ける時、以前声を掛けてくれた92才のおじいちゃんとすれ違う。田圃に畝を作るために溝を掘った。この田圃を借りてから続けていた作業だがもう少しで終りそうだ。11月中旬が麦蒔ききの適期であり既に少し遅い。田圃の隣のおばちゃんが蜜柑をくれた。</p>
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