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Author: Matsuda Kenji <contact2655@matsudakenji.xyz>
Date:   Sat, 13 Aug 2022 13:04:07 +0900

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+<p>住職の奥さんは台所の整理を全くしない。冷蔵庫はぐちゃぐちゃで、奥からは腐ってなにか判別できなくなたものが沢山でてきた。中には賞味期限が10年以上前のものもあった。僕もこの寺で生活することになり、食事の用意も手伝うようになったので、少しはましな状態にしたいと思い、本人の了承のもとで古いものを全て捨てた。冷蔵庫が綺麗になり、気分よく料理できるようになった矢先、この奥さんが果物を大量に買って来た。境内で採れた西瓜や以前に買っていたバナナも残っているにも関わらずである。次の日も食べる物は冷蔵庫にたくさんあるのにスーパーで天麩羅を買ってきた。冷蔵庫の整理は結構疲れるので、これを繰り返されてはたまらない。少し小言を言った。そしたら次の日にお前は小姑のようだと言われた。</p> +<p>冷蔵庫だけでなく、寺の中もかなり物であふれている。檀家さんの好意で寺に置かれているものも多いので質が悪い。これについても色々言いたいことはあるし、実際少し言った。これなんかも奥さんには負担だったらしい。こちらにもかなり負担なのだが。</p> +<h2>宗門の批判</h2> +<p>食事中、宗門の批判をし続けて宗門に嫌われた人の話がでた。自分が正しいと思っていることを言い続けただけのことだ。住職の奥さんはなぜこれほど反発を招いたのか全く分からないと言う。やはり僕は寺の環境を良くするためにも言いたいことは言い続けるべきなのだろうか。</p> diff --git a/man/journal/index.html b/man/journal/index.html @@ -1,5 +1,6 @@ <h1>日記</h1> <ul> +<li>2022-08-13 <a href="posts/20220813.html">正座できていた頃に戻るには</a></li> <li>2022-07-30 <a href="posts/20220730.html">新型コロナウイルスとその対策に関する個人的見解</a></li> <li>2022-07-29 <a href="posts/20220729.html">RSS作った</a></li> <li>2022-05-13 <a href="posts/20220513.html">坊主になるために薬の服用を強要されそうになってる。</a></li> diff --git a/man/journal/posts/20220813.html b/man/journal/posts/20220813.html @@ -0,0 +1,25 @@ +<h1>正座が出来ていた頃に戻るには</h1> + +<h2>正座できない</h2> +<p>今時の年寄は正座のひとつも満足に出来ない。明治期に体育を輸入し、学校が椅子になり、その効果がようやく全ての世代に波及した。現住職のお婆さんはまだ正座ができたそうだ。夏の暑い時期を除いて年中和服で生活しており、亡くなる直前まで足腰はしっかりしていたという。この人の娘で、現住職のお母さんはもう正座ができなかったようである。現住職とその奥さん、そして当然僕自身も正座ができるとは言えない身体である。</p> + +<p>お寺によく来てくれる人達も正座できない。正座の姿勢になることすら一苦労のお年寄も多い。このため寺としては本堂にも椅子を用意せざるを得ず、少しなら正座できるという若い人達も皆椅子に座ることになるという悪循環である。</p> + +<h2>物が多い</h2> +<p>この寺には物が多い。良いと思って自分達で買ったものや、良いと思って檀家さんが持ってきてくれたもので溢れかえっている。これを少しは整理したいのだが。</p> +<p>中でも椅子に関してはどうしよもない。場所を取る。普段はあまり人が来ないのだがお盆やお彼岸には結構集まるようである。この時集まった人達はみんな椅子が必要だというので、かなりの数の椅子が寺に置いてあるのだが、片付ける場所が無いと言って本堂の端っこに出しっぱなしなのだ。一応重ねて並べてあるので整然とはしているが。というか中には多少は正座できる人もいるだろうからその人達は椅子いらんやん。それにたくさん人が集ったからといっても今ある椅子を全部並べる広さもないと思うのだが。</p> +<p>などと考えても、住職もその奥さんも頑である。必要だから置いている。場所がないから仕方ない。せっかく檀家さんが持ってきてくれたものだから仕方ない。</p> +<p>正座できる人ばかりなら椅子など全部捨てられる。中に一人や二人足の悪い人がいてもその程度の数を用意すれば済むのだ。人がぎゅうぎゅう詰めになるようなら座布団を敷かずに正座すればいい。日本の家は狭いんやから正座しようや。</p> + +<h2>老後の自由</h2> +<p>正座が出来ると老後も自由に動ける。住職のお婆さんがいい例である。今時の年寄は医学の為にかろうじて生命活動を維持してはいるが、生きているようには見えない。身体が動きにくいのを年のせいにしているがそれは間違いだろう。若い時から身体の使い方を考えていればそんなことにはならない。甲野善紀を見れば分かる。黒田鉄山もそうだ。僕が知っている合気道家も多くは年をとっても身体に不自由はない。</p> +<p>死ぬまで身体を自由に動かすにはやはり身体の感覚を磨くのがいいと思う。その為に古武術や剣術、合気道などを習わなくても、正座するだけで十分だと思う。光岡英稔がそんな感じのことを言っていたかな。今の椅子というのは、椅子が人間を座らせているものが多いと思う。だから身体に合った椅子、座りやすい椅子などと言って売っているのだ。だれか椅子の本を書いていた。日本には良い椅子がないと。日本人は椅子に座らされるのが窮屈だったからではないか。日本人の身体観では、椅子が自分を座らせるよりも自分が椅子に座る方が心地良かったのではないか。正座の場合、下にはただ平たい床があるのみである。家によっては床板がゆがんでいるかもしれない。日本人はそこに自ら座って生活してきたのだ。床が人を座らせていた訳ではない。僕は人間工学に基づいたと言って売られているものが嫌いなのだが、そのような商品は人間が使うというより商品に人間が使わされるように感じていたのかもしれない。</p> +<p>普段から正座で生活する。これだけで老後の自由が手に入るんやからやらん手はないやん。</p> + +<h2>状況を変えたい</h2> +<p>この状況をどうにか昔に戻せないものか。上に書いた以外にもいろいろな問題の根本には正座ができないことがあるように思う。ちょっと乱暴かな。然し正座が出来るだけで解決する問題は山ほどあると思う。</p> +<p>ではどうすれば日本人は再び正座できるようになるのだろう。最も根本的な解決策はやはり小学校から椅子を無くすことだと思う。我々は物心付いてよりこのかた、ひたすら正座をしない訓練を受けてきたと言えよう。そういえばなぜか幼稚園には椅子がなかった気がする。床で物を広げて遊んでいたような。記憶違いかな。他の解決策など無いと言ってもいいくらいかもしれない。</p> +<p>然しこれを実行するにはまず世間の意識を変える必要がある。そのためには今なら科学的根拠が便利か。科学っぽい根拠。正座して育った子供と正座せずに育った子供の将来の偏差値を適当にデータとして示せばいいだけなのでこの第一歩は割とすぐできるのかな。</p> +<p>あるいは寺子屋をやってそこでは正座させればいい。その後彼らの成長を追っていけばいい。何十年かやってメディアにでも取り上げられれば少しは正座を見直してくれそうなものである。</p> +<p>然し問題はここからかもしれない。良いことだと説得しても自分の生活に直結させる人があまりに少ないように思うからだ。樹木の重要性やコンクリートの有害性を言って納得してくれたように思っても、自分が掃除している庭はそれとは切りはなして考えるようである。その一方であまりにもメディアで大々的に取り上げられると、論理を一切考えずに全て受け入れてしまうようだ。マスクやワクチンの話である。と思っても、論理を無視してメディアを信じない人も居る。結局自分の信じたいことしか信じないというのはこういうことなのか。自分自身にこのような傾向があるのは実感していたが、僕の周囲の人達はどうも無意識のうちに情報を取捨選択しているようで、これでは自己反省もくそもできない。人のふりみてなんとかと人には言うが、自分自身には一切あてはめて考えないようなのだ。</p> +<p>正座が良いと言ってもきっと自分とは関係のない世界の話だと思って終わる可能性もある。現在でも棋士はずっと正座であり、その方が集中できるという話は聞くが、だからといって自分の生活に正座を取り入れる人は稀である。ではもっと大きく報道させて今のマスクのように流布すればいいのか。これは僕は嫌いである。ただ空気と同調圧力を形成するだけで、あらぬ方向に向かってしまう可能性も考えないといけない。やっぱり一番気分がいいのは自分自身で実行してその姿を世間に晒すことである。あとは世間が思い思いに判断して行動すればいいのだ。寺子屋で子供に正座をさせてその変化を観察するのがいいだろう。社会全体に変化があらわれるまで50年くらいかかるのかな。</p> diff --git a/note.txt b/note.txt @@ -9,3 +9,14 @@ articles to write openbsd mail client plants +neta + R4.8.12 おじさんに寺のトイレを貸したら和式便所の後ろに + 44GG44KT44GTをぶちまけたような後がついていた。 + ブツは掃除してくれていたがタイルが茶色く染まっていた。 + つい先日檀家さんときれいにしたばかりなのに。 + R4.8.12 鳥兜から採った漢方薬を飲んでいた。寺の奥さんがそれは + 毒だからあまり飲まない方がいいと言って来た。 + 毒と薬をなんの根拠もなく混同している。人が信頼して + 処方してもらったものを。 + どうもこの人は僕の気持はなにも理解していないようだ。 + ずかずかとこちらの精神を掻き回しにくる。 diff --git a/pub/draft/opinion.html b/pub/draft/opinion.html @@ -0,0 +1,36 @@ +<!DOCTYPE html> +<html lang="ja"> +<head> + <meta charset="utf-8" /> + <meta name="viewport" content="width=device-width,initial-scale=1" /> + <link rel="stylesheet" type="text/css" href="/style.css" /> + <link rel="icon" type="image/x-icon" href="/pics/favicon.ico" /> + <title>意見の言い方</title> +</head> +<body> + <header> + <a href="/">主頁</a> | + <a href="/about.html">自己紹介</a> | + <a href="/journal">日記</a> | + <a href="/farm">農業</a> | + <a href="/kitchen">台所</a> | + <a href="/computer">コンピュータ</a> | + <a href="https://git.mtkn.jp">Git</a> + </header> + <main> + <article> +<h1>意見の言い方</h1> +<h2>檀家とのやりとり</h2> +<p>落葉を掃除している檀家さんに、落葉を綺麗にするのが本当にいいことかどうか分からないという話をした。自分の意見を言った上で相手からも考えを聞き出したかった。ところがこの人は自分の献身を否定されたと感じたらしく、機嫌が悪くなり、なにも聞いてくれなかった。一方的にこちらの言うことを全否定して終わりである。言い方やタイミングも悪かったのだろうが、こんなに拒絶されるとは思わなかった。</p> +<p>住職の奥さんは台所の整理を全くしない。冷蔵庫はぐちゃぐちゃで、奥からは腐ってなにか判別できなくなたものが沢山でてきた。中には賞味期限が10年以上前のものもあった。僕もこの寺で生活することになり、食事の用意も手伝うようになったので、少しはましな状態にしたいと思い、本人の了承のもとで古いものを全て捨てた。冷蔵庫が綺麗になり、気分よく料理できるようになった矢先、この奥さんが果物を大量に買って来た。境内で採れた西瓜や以前に買っていたバナナも残っているにも関わらずである。次の日も食べる物は冷蔵庫にたくさんあるのにスーパーで天麩羅を買ってきた。冷蔵庫の整理は結構疲れるので、これを繰り返されてはたまらない。少し小言を言った。そしたら次の日にお前は小姑のようだと言われた。</p> +<p>冷蔵庫だけでなく、寺の中もかなり物であふれている。檀家さんの好意で寺に置かれているものも多いので質が悪い。これについても色々言いたいことはあるし、実際少し言った。これなんかも奥さんには負担だったらしい。こちらにもかなり負担なのだが。</p> +<h2>宗門の批判</h2> +<p>食事中、宗門の批判をし続けて宗門に嫌われた人の話がでた。自分が正しいと思っていることを言い続けただけのことだ。住職の奥さんはなぜこれほど反発を招いたのか全く分からないと言う。やはり僕は寺の環境を良くするためにも言いたいことは言い続けるべきなのだろうか。</p> + </article> + + </main> + <footer> + <address>info(at)mtkn(dot)jp</address> + </footer> +</body> +</html> diff --git a/pub/journal/index.html b/pub/journal/index.html @@ -21,6 +21,7 @@ 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+<h1>正座が出来ていた頃に戻るには</h1> + +<h2>正座できない</h2> +<p>今時の年寄は正座のひとつも満足に出来ない。明治期に体育を輸入し、学校が椅子になり、その効果がようやく全ての世代に波及した。現住職のお婆さんはまだ正座ができたそうだ。夏の暑い時期を除いて年中和服で生活しており、亡くなる直前まで足腰はしっかりしていたという。この人の娘で、現住職のお母さんはもう正座ができなかったようである。現住職とその奥さん、そして当然僕自身も正座ができるとは言えない身体である。</p> + +<p>お寺によく来てくれる人達も正座できない。正座の姿勢になることすら一苦労のお年寄も多い。このため寺としては本堂にも椅子を用意せざるを得ず、少しなら正座できるという若い人達も皆椅子に座ることになるという悪循環である。</p> + +<h2>物が多い</h2> +<p>この寺には物が多い。良いと思って自分達で買ったものや、良いと思って檀家さんが持ってきてくれたもので溢れかえっている。これを少しは整理したいのだが。</p> +<p>中でも椅子に関してはどうしよもない。場所を取る。普段はあまり人が来ないのだがお盆やお彼岸には結構集まるようである。この時集まった人達はみんな椅子が必要だというので、かなりの数の椅子が寺に置いてあるのだが、片付ける場所が無いと言って本堂の端っこに出しっぱなしなのだ。一応重ねて並べてあるので整然とはしているが。というか中には多少は正座できる人もいるだろうからその人達は椅子いらんやん。それにたくさん人が集ったからといっても今ある椅子を全部並べる広さもないと思うのだが。</p> +<p>などと考えても、住職もその奥さんも頑である。必要だから置いている。場所がないから仕方ない。せっかく檀家さんが持ってきてくれたものだから仕方ない。</p> +<p>正座できる人ばかりなら椅子など全部捨てられる。中に一人や二人足の悪い人がいてもその程度の数を用意すれば済むのだ。人がぎゅうぎゅう詰めになるようなら座布団を敷かずに正座すればいい。日本の家は狭いんやから正座しようや。</p> + +<h2>老後の自由</h2> +<p>正座が出来ると老後も自由に動ける。住職のお婆さんがいい例である。今時の年寄は医学の為にかろうじて生命活動を維持してはいるが、生きているようには見えない。身体が動きにくいのを年のせいにしているがそれは間違いだろう。若い時から身体の使い方を考えていればそんなことにはならない。甲野善紀を見れば分かる。黒田鉄山もそうだ。僕が知っている合気道家も多くは年をとっても身体に不自由はない。</p> +<p>死ぬまで身体を自由に動かすにはやはり身体の感覚を磨くのがいいと思う。その為に古武術や剣術、合気道などを習わなくても、正座するだけで十分だと思う。光岡英稔がそんな感じのことを言っていたかな。今の椅子というのは、椅子が人間を座らせているものが多いと思う。だから身体に合った椅子、座りやすい椅子などと言って売っているのだ。だれか椅子の本を書いていた。日本には良い椅子がないと。日本人は椅子に座らされるのが窮屈だったからではないか。日本人の身体観では、椅子が自分を座らせるよりも自分が椅子に座る方が心地良かったのではないか。正座の場合、下にはただ平たい床があるのみである。家によっては床板がゆがんでいるかもしれない。日本人はそこに自ら座って生活してきたのだ。床が人を座らせていた訳ではない。僕は人間工学に基づいたと言って売られているものが嫌いなのだが、そのような商品は人間が使うというより商品に人間が使わされるように感じていたのかもしれない。</p> +<p>普段から正座で生活する。これだけで老後の自由が手に入るんやからやらん手はないやん。</p> + +<h2>状況を変えたい</h2> +<p>この状況をどうにか昔に戻せないものか。上に書いた以外にもいろいろな問題の根本には正座ができないことがあるように思う。ちょっと乱暴かな。然し正座が出来るだけで解決する問題は山ほどあると思う。</p> +<p>ではどうすれば日本人は再び正座できるようになるのだろう。最も根本的な解決策はやはり小学校から椅子を無くすことだと思う。我々は物心付いてよりこのかた、ひたすら正座をしない訓練を受けてきたと言えよう。そういえばなぜか幼稚園には椅子がなかった気がする。床で物を広げて遊んでいたような。記憶違いかな。他の解決策など無いと言ってもいいくらいかもしれない。</p> +<p>然しこれを実行するにはまず世間の意識を変える必要がある。そのためには今なら科学的根拠が便利か。科学っぽい根拠。正座して育った子供と正座せずに育った子供の将来の偏差値を適当にデータとして示せばいいだけなのでこの第一歩は割とすぐできるのかな。</p> +<p>あるいは寺子屋をやってそこでは正座させればいい。その後彼らの成長を追っていけばいい。何十年かやってメディアにでも取り上げられれば少しは正座を見直してくれそうなものである。</p> +<p>然し問題はここからかもしれない。良いことだと説得しても自分の生活に直結させる人があまりに少ないように思うからだ。樹木の重要性やコンクリートの有害性を言って納得してくれたように思っても、自分が掃除している庭はそれとは切りはなして考えるようである。その一方であまりにもメディアで大々的に取り上げられると、論理を一切考えずに全て受け入れてしまうようだ。マスクやワクチンの話である。と思っても、論理を無視してメディアを信じない人も居る。結局自分の信じたいことしか信じないというのはこういうことなのか。自分自身にこのような傾向があるのは実感していたが、僕の周囲の人達はどうも無意識のうちに情報を取捨選択しているようで、これでは自己反省もくそもできない。人のふりみてなんとかと人には言うが、自分自身には一切あてはめて考えないようなのだ。</p> +<p>正座が良いと言ってもきっと自分とは関係のない世界の話だと思って終わる可能性もある。現在でも棋士はずっと正座であり、その方が集中できるという話は聞くが、だからといって自分の生活に正座を取り入れる人は稀である。ではもっと大きく報道させて今のマスクのように流布すればいいのか。これは僕は嫌いである。ただ空気と同調圧力を形成するだけで、あらぬ方向に向かってしまう可能性も考えないといけない。やっぱり一番気分がいいのは自分自身で実行してその姿を世間に晒すことである。あとは世間が思い思いに判断して行動すればいいのだ。寺子屋で子供に正座をさせてその変化を観察するのがいいだろう。社会全体に変化があらわれるまで50年くらいかかるのかな。</p> + </article> + + </main> + <footer> + <address>info(at)mtkn(dot)jp</address> + </footer> +</body> +</html> diff --git a/pub/rss.xml b/pub/rss.xml @@ -5,14 +5,46 @@ <description>ウェブページの更新履歴</description> <language>ja-jp</language> <link>https://www.mtkn.jp</link> -<lastBuildDate>Wed, 3 Aug 2022 20:35:41 +0900</lastBuildDate> -<pubDate>Wed, 3 Aug 2022 20:35:41 +0900</pubDate> +<lastBuildDate>Sat, 13 Aug 2022 13:02:30 +0900</lastBuildDate> +<pubDate>Sat, 13 Aug 2022 13:02:30 +0900</pubDate> <docs>https://www.rssboard.org/rss-specification</docs> <item> +<title>正座が出来ていた頃に戻るには</title> +<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20220813.html</link> +<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20220813.html</guid> +<pubDate>Sat, 13 Aug 2022 00:00:00 +0900</pubDate> +<description><![CDATA[<h1>正座が出来ていた頃に戻るには</h1> + +<h2>正座できない</h2> +<p>今時の年寄は正座のひとつも満足に出来ない。明治期に体育を輸入し、学校が椅子になり、その効果がようやく全ての世代に波及した。現住職のお婆さんはまだ正座ができたそうだ。夏の暑い時期を除いて年中和服で生活しており、亡くなる直前まで足腰はしっかりしていたという。この人の娘で、現住職のお母さんはもう正座ができなかったようである。現住職とその奥さん、そして当然僕自身も正座ができるとは言えない身体である。</p> + +<p>お寺によく来てくれる人達も正座できない。正座の姿勢になることすら一苦労のお年寄も多い。このため寺としては本堂にも椅子を用意せざるを得ず、少しなら正座できるという若い人達も皆椅子に座ることになるという悪循環である。</p> + +<h2>物が多い</h2> +<p>この寺には物が多い。良いと思って自分達で買ったものや、良いと思って檀家さんが持ってきてくれたもので溢れかえっている。これを少しは整理したいのだが。</p> +<p>中でも椅子に関してはどうしよもない。場所を取る。普段はあまり人が来ないのだがお盆やお彼岸には結構集まるようである。この時集まった人達はみんな椅子が必要だというので、かなりの数の椅子が寺に置いてあるのだが、片付ける場所が無いと言って本堂の端っこに出しっぱなしなのだ。一応重ねて並べてあるので整然とはしているが。というか中には多少は正座できる人もいるだろうからその人達は椅子いらんやん。それにたくさん人が集ったからといっても今ある椅子を全部並べる広さもないと思うのだが。</p> +<p>などと考えても、住職もその奥さんも頑である。必要だから置いている。場所がないから仕方ない。せっかく檀家さんが持ってきてくれたものだから仕方ない。</p> +<p>正座できる人ばかりなら椅子など全部捨てられる。中に一人や二人足の悪い人がいてもその程度の数を用意すれば済むのだ。人がぎゅうぎゅう詰めになるようなら座布団を敷かずに正座すればいい。日本の家は狭いんやから正座しようや。</p> + +<h2>老後の自由</h2> +<p>正座が出来ると老後も自由に動ける。住職のお婆さんがいい例である。今時の年寄は医学の為にかろうじて生命活動を維持してはいるが、生きているようには見えない。身体が動きにくいのを年のせいにしているがそれは間違いだろう。若い時から身体の使い方を考えていればそんなことにはならない。甲野善紀を見れば分かる。黒田鉄山もそうだ。僕が知っている合気道家も多くは年をとっても身体に不自由はない。</p> +<p>死ぬまで身体を自由に動かすにはやはり身体の感覚を磨くのがいいと思う。その為に古武術や剣術、合気道などを習わなくても、正座するだけで十分だと思う。光岡英稔がそんな感じのことを言っていたかな。今の椅子というのは、椅子が人間を座らせているものが多いと思う。だから身体に合った椅子、座りやすい椅子などと言って売っているのだ。だれか椅子の本を書いていた。日本には良い椅子がないと。日本人は椅子に座らされるのが窮屈だったからではないか。日本人の身体観では、椅子が自分を座らせるよりも自分が椅子に座る方が心地良かったのではないか。正座の場合、下にはただ平たい床があるのみである。家によっては床板がゆがんでいるかもしれない。日本人はそこに自ら座って生活してきたのだ。床が人を座らせていた訳ではない。僕は人間工学に基づいたと言って売られているものが嫌いなのだが、そのような商品は人間が使うというより商品に人間が使わされるように感じていたのかもしれない。</p> +<p>普段から正座で生活する。これだけで老後の自由が手に入るんやからやらん手はないやん。</p> + +<h2>状況を変えたい</h2> +<p>この状況をどうにか昔に戻せないものか。上に書いた以外にもいろいろな問題の根本には正座ができないことがあるように思う。ちょっと乱暴かな。然し正座が出来るだけで解決する問題は山ほどあると思う。</p> +<p>ではどうすれば日本人は再び正座できるようになるのだろう。最も根本的な解決策はやはり小学校から椅子を無くすことだと思う。我々は物心付いてよりこのかた、ひたすら正座をしない訓練を受けてきたと言えよう。そういえばなぜか幼稚園には椅子がなかった気がする。床で物を広げて遊んでいたような。記憶違いかな。他の解決策など無いと言ってもいいくらいかもしれない。</p> +<p>然しこれを実行するにはまず世間の意識を変える必要がある。そのためには今なら科学的根拠が便利か。科学っぽい根拠。正座して育った子供と正座せずに育った子供の将来の偏差値を適当にデータとして示せばいいだけなのでこの第一歩は割とすぐできるのかな。</p> +<p>あるいは寺子屋をやってそこでは正座させればいい。その後彼らの成長を追っていけばいい。何十年かやってメディアにでも取り上げられれば少しは正座を見直してくれそうなものである。</p> +<p>然し問題はここからかもしれない。良いことだと説得しても自分の生活に直結させる人があまりに少ないように思うからだ。樹木の重要性やコンクリートの有害性を言って納得してくれたように思っても、自分が掃除している庭はそれとは切りはなして考えるようである。その一方であまりにもメディアで大々的に取り上げられると、論理を一切考えずに全て受け入れてしまうようだ。マスクやワクチンの話である。と思っても、論理を無視してメディアを信じない人も居る。結局自分の信じたいことしか信じないというのはこういうことなのか。自分自身にこのような傾向があるのは実感していたが、僕の周囲の人達はどうも無意識のうちに情報を取捨選択しているようで、これでは自己反省もくそもできない。人のふりみてなんとかと人には言うが、自分自身には一切あてはめて考えないようなのだ。</p> +<p>正座が良いと言ってもきっと自分とは関係のない世界の話だと思って終わる可能性もある。現在でも棋士はずっと正座であり、その方が集中できるという話は聞くが、だからといって自分の生活に正座を取り入れる人は稀である。ではもっと大きく報道させて今のマスクのように流布すればいいのか。これは僕は嫌いである。ただ空気と同調圧力を形成するだけで、あらぬ方向に向かってしまう可能性も考えないといけない。やっぱり一番気分がいいのは自分自身で実行してその姿を世間に晒すことである。あとは世間が思い思いに判断して行動すればいいのだ。寺子屋で子供に正座をさせてその変化を観察するのがいいだろう。社会全体に変化があらわれるまで50年くらいかかるのかな。</p> +]]></description> +</item> +<item> <title>新型コロナウイルスとその対策に関する個人的見解</title> <link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20220730.html</link> <guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20220730.html</guid> -<pubDate>Wed, 3 Aug 2022 00:00:00 +0900</pubDate> +<pubDate>Sat, 13 Aug 2022 00:00:00 +0900</pubDate> <description><![CDATA[<h1>新型コロナウイルスとその対策に関する個人的見解</h1> <time>2022-07-30</time>作成<br> <time>2022-08-03</time>更新<br> @@ -140,2361 +172,2361 @@ <title>RSS作った</title> <link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20220729.html</link> <guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20220729.html</guid> -<pubDate>Fri, 29 Jul 2022 00:00:00 +0900</pubDate> +<pubDate>Sat, 13 Aug 2022 00:00:00 +0900</pubDate> <description><![CDATA[<h1>RSS作った</h1> <time>2022-07-29</time> <p><a href="/rss.xml">RSS</a>作った。疲れた。htmlファイルのタイムスタンプを元に更新日を出力したが、なぜかほとんどのファイルのタイムスタンプが最近の日付になってしまっていたので修正しないといけなかった。RSSフィードの作成にはこのウェブサイトを出力するために作った<a href="https://git.mtkn.jp/dotfiles/file/bin/kagero.html">スクリプト</a>に組み込んだ。</p> ]]></description> </item> <item> -<title>自己紹介</title> -<link>https://www.mtkn.jp/about.html</link> -<guid>https://www.mtkn.jp/about.html</guid> -<pubDate>Fri, 29 Jul 2022 00:00:00 +0900</pubDate> -<description><![CDATA[<h1>自己紹介</h1> -<time>2022-07-28</time> - -<p><img class="portrait" src="/pics/icon.jpeg" alt="似顔絵" width="100"></p> - +<title>x220から投稿テスト</title> +<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20210106.html</link> +<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20210106.html</guid> +<pubDate>Sat, 13 Aug 2022 00:00:00 +0900</pubDate> +<description><![CDATA[<h1>x220から投稿テスト</h1> +<time>2021-01-06</time> +<p> +thinkpad x220を手に入れ、arch linuxの環境を整えた。 +</p> +<p> +スペックはこんな感じ: <ul> - <li>名前: 松田 健嗣</li> - <li>性別: 男</li> - <li>年齢: 20代</li> - <li>出身: 和歌山</li> + <li>core i7 2620M</li> + <li>メモリ 8GB</li> + <li>ssd 256GB。</li> </ul> - +ヤフオクで送料入れて15000円程度だった。 +</p> <p> -高校のころ物理学や数学が好きで、学者を志して大学に行きましたが、能力が足りずに挫折しました。当時は自分の状況を省みることなくひたすら努力していたつもりです。ところがこの努力こそが無駄の根源だったように思います。二回の留年を経て三年目には定員を割っていた生物系に進み、クモの採集にいそしんでいました。京都の山々に分け入っては標本を集める日々です。これはなかなか楽しかった。結局大学ではクモの新種を1つ記載して卒業となりました。 +画面はTNだろうと思って買ったが、 +届いたら視野角が広くて非常に見易いので +多分IPSであろう。 +これは結構うれしい。 </p> <p> -勉強以外では合気道部に所属していましたがこちらではなにも努力していた自覚もなく、そこそこの実力を付けていたように思います。自分にとって稽古することが自然なことだったのでしょう。特にしんどいと思ったこともなかったです。無駄な力を抜き全身をうまく使うことを合気道の稽古から学んでいたはずなのに、それが勉強の方には生かせていなかったのです。 +全体的に綺麗な個体だ。 </p> <p> -在学中は社会に出て仕事をすることなど考えていなかったため、いざ就職活動となると業界を選ぶことも大変でした。かろうじて興味のあったのがコンピュータなので、それ関係の会社を覗いたりしましたが、本当に自分にあっているのか分からず一から考え直すことに。結局実家の会社を嗣ぐために同業大手に応募、採用されました。 +バッテリーは期待通り完全に消耗していて、 +起動後5秒ほどで切れてしまう。 </p> <p> -ところがこの会社があまりにも合わず半年で適応障害になって辞めることに。以来実家に戻って畑をするかたわら寺に通っています。この間生き方についていろいろ考えた結果、社会にもまれて気付いたら定年しているより、もっと人間らしい老い方をしたいと思うに至ったのです。常識に縛られても結局その常識に裏切られるだけです。金銭的な豊かさはあまりにも脆いものでしょう。 +あとwindows用の日本語キーボードはあんまり +好きではない。 +いちばん下の段がぎゅうぎゅう詰めでスペースが +小さすぎる。 </p> <p> -このサイトは日々考えていることを記しておきたいと思い立ち上げました。周りの人にはあまり共感されない僕の考えですが、なにかの参考になれば幸いです。 +バッテリーを交換するのが先かキーボードをUS配列にするのが先か +悩ましいところだ。 +</p> +]]></description> +</item> +<item> +<title>小松菜の種を蒔いた。</title> +<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20201210.html</link> +<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20201210.html</guid> +<pubDate>Sat, 13 Aug 2022 00:00:00 +0900</pubDate> +<description><![CDATA[<h1>小松菜の種を蒔いた。</h1> +<time>2020-12-10</time> +<p> +駅の近くに種苗店がある。 +以前から気にはなっていたのだが、いつ前を通っても店主がお客さんと話し込んでいて入りづらかった。 +ところが今日はだれもいなかったので遂に敷居を跨ぐことができた。 </p> <p> -匿名でやってるつもりでしたが、Whois情報に実名がフルネームで出ていたのでここにも記名することにしました。 +時期が時期なので余り品揃えはよくなかったが、いろいろと教えてくれた。 +F1ではない種も多数取り扱っているようで、和歌山大根という地元の品種もあった。 +今ある種のなかから、一年中いつでも蒔ける小松菜をいただいてきた。 +楽天という品種だった。 +</p> +<p> +家に帰って早速種を蒔いた。 +先日広げた畝に、北側から2坪ほどの土にばら蒔きした。 +少し乾燥ぎみだったので、横に散らばっていた草を上から被せた。 </p> ]]></description> </item> <item> -<title>冷蔵庫と豊かな生活</title> -<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200808.html</link> -<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200808.html</guid> -<pubDate>Wed, 20 Jul 2022 00:00:00 +0900</pubDate> -<description><![CDATA[<h1>冷蔵庫と豊かな生活</h1> -<time>2020-08-04</time>作成<br> -<time>2022-07-20</time>更新 -(誤植を修正したが、HTMLのソースの改行に伴う半角スペースはそのままにしておいた。) +<title>畝を繋げた</title> +<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20201209.html</link> +<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20201209.html</guid> +<pubDate>Sat, 13 Aug 2022 00:00:00 +0900</pubDate> +<description><![CDATA[<h1>畝を繋げた</h1> +<time>2020-12-09</time> +<p>この土日に不耕起の農法を教えてくれる赤目自然農塾にお邪魔してきた。 +その際、今の畝では幅が狭すぎるので広げたほうがいいといわれた。 +とりあえず畝の間の溝を埋めて二つの畝を繋げることにした。 +余り無理をしても次の日動けないのは困るので今日は一列だけ。 +180cmから2m程度の畝になった。 +</p> -<section> - <h3>はじめに</h3> - <p> - 冷蔵庫の必要性に疑問を感じ始めた。 - 去年の暮れあたりから発酵食品に凝り始め、 - 冷蔵庫の中が少しずつ空いてきた。 - また、同じく去年の暮れ頃、体の冷えがあまりにひどくて - 卒業研究に集中できない状態だった。今年に入り春から夏にかけて - 気温が上がっていく中でも、体が冷えていることに - 変わりはなかった。 - </p> - <p> - 冷蔵庫の必要性を感じなくなり、冷蔵庫で冷やされたものが - 体に良くないのではないかと考えるにいたり、 - とうとう冷蔵庫の電源を落とした。 - 以降何不自由なく暮らせている。 - </p> - <p> - 一度使わなくなると、そもそもなぜこのようなものが当たり前のように - 普及しているのか疑問に思ったのでいろいろ考えてみた。 - </p> -</section> -<section> - <h3>発酵食品へ</h3> - <p> - 去年の秋、引越しに伴い生活費がカツカツになり、それまで特に - 考えずにいた家計について少しばかり見直そうと思い立った。 - そして節約の一環として外食を一切やめ、全ての食事を - 自炊に頼るようにした。 - 先に書いたようにまずはお金がなかったので、近くの青果市場で - 見切り品として売られていた30円の野菜ばかり買っていたが、 - 一月ほど節約すれば余裕が出てきてすこし贅沢をするようになった。 - と言っても外食ではなくあくまで自炊である。 - 出町柳の乾物屋に行って鰹節を求め昆布を買い、味噌汁用の出汁 - をきちんと取るようになった。 - どうでもいいが味噌汁用に鰹節を買いに行くと決まって鯖節を - 勧められるので、求めたのは鰹だが実際に使っていたのは - ほぼ鯖であった。また、いつも話し方に癖のある主人が - 対応してくれるが、ある時おばあさんが店に出ていた。 - 独特の話し方が主人と全く同じだったのには驚いた。 - 味噌汁に入れる豆腐を豆腐屋で仕入れるようになったのもこの頃である。 - 豆腐屋の人はなぜか皆遠藤征四郎師範のような腕をしている。 - </p> - <p> - 自分で出汁を引いて作った味噌汁はうまい。そこに浮かんでいるのが - 豆腐屋の豆腐なのでなおさらである。 - 自分の舌が肥えていくのがわかった。 - </p> - <p> - そんなある日、スーパーで見かけた浅漬を買って食べた。 - 漬物は昔から好物だったが、金がないのもあり見ないふりをしていたが、 - なんの気なしに手にとって買い物かごに放り込んでみたのである。 - ところがこれがいまいちだった。一口含んだときはまあそれなりに - 美味しい気はするが、しかしなんというか、奥行きがないという感じ - なのだ。それ以来スーパーの漬物は買わなくなってしまった。 - </p> - <p> - しかし漬物は食べたい。 - 結局その頃通っていた近くの米屋で糠をもらってきて - 自分で漬けることにした。 - その際にいろいろ調べたが、どうやらスーパーで売っている漬物 - はどれも発酵していないようなのだ。 - 人工的にうま味を添加した液体に野菜を浸しただけのものらしい。 - 奥行きがないわけである。 - <p> - 糠漬けに始まり、烏賊の塩辛、キムチ、バター、パンの酵母、 - 梅干し、熟れ鮓等発酵食品はいろいろ作った。厳密には塩辛と梅干しは - 発酵していないのだが。 - </p> - <p> - そんなある時ザワークラウトを漬けた。 - このときは漬物が食べたいからというより、単にキャベツを保存する - ためである。 - 一人暮らしだと、冷蔵庫があってもキャベツひと玉は傷んでしまうのだ。 - </p> - <p> - 冷蔵庫でも痛むので塩漬けにする。 - </p> - <p> - だったら冷蔵庫要らんのでは? - </p> - <p> - 冷蔵庫を手放そうと思い始めたきっかけである。 - </p> -</section> -<section> - <h3>身体の冷え</h3> - <p> - 去年の冬、身体があまりにもだるかった。 - 何もできない。お腹も痛い。 - 地元の漢方薬局を樹脂下が、渡されたのは冷えに効く - 薬ばかりだった。 - 中には重度の冷え性の女性が生理中に身体を温めるための - ものも入っていたw。 - この頃はとにかく身体がだるいだけで、 - 自分では冷えているのかどうかよくわかっていなかった。 - ところが漢方薬局の先生に不調を訴えると、 - ことごとく冷えが原因だと言われた。 - 頭痛も腹痛も倦怠感も、全て冷えだと。 - そんな状態で真冬を迎えた。確かに寒い。身体がキンキンに - 冷えているのがわかるようになった。 - ふくらはぎはずっとむくんでいるし、 - 末端は冷たいし、周りが普通にしている部屋で一人だけ - 凍えていた。 - この頃から身体の言うことをもっと聞いてあげないと - 何もできないことがわかった。 - </p> - <p> - 以来身体の状態はできるだけ観察するようにしている。 - そして気づいたのだが、自分の身体がずっと冷やされているのだ。 - 春が過ぎ暖かくなっても、至るところで冷房画家明かり - 冷たい飲み物を出される。 - まるで汗をかくことが悪であるかのような世界である。 - </p> - <p> - この気付きにより、今年の夏は冷たいものは摂取しないようにしている。 - というよりあまり欲しいとも思わないのだ。 - 喉が乾いても常温のもので満足なのだ - (と言っているそばから実家の冷蔵庫にあったハーゲンダッツを - 食べてしまった)。 - </p> -</section> -<section> - <h3>冷蔵庫の電源を落とす</h3> - <p> - 身体の冷えに気づき、発酵食品にのめり込み、 - 冷蔵庫の必要性に疑問を持ち始めたある時、 - とうとう冷蔵庫の中が空っぽになってしまった。 - ものは試しと早速電源を落としてみた。 - 余った食材はぬか床に入れるか、あるいは - 塩漬けにしておけば腐る心配はない。 - </p> - <p> - 横浜に越してきてからは週末に一週間分の野菜を - 鎌倉の即売所で仕入れ、冷蔵庫に入れていた。 - 冷蔵庫の電源を落としてからは余った野菜は - すべて乳酸菌の力で酸っぱくして保存していた。 - 流石に酸味に飽きてきた頃、梅干し用に買ってきたザルが - 梅を干し終えて暇そうにしているのを見つけた。 - 干し野菜はうま味が凝縮されて美味しいというので - 試しに余ったものを干してみた。 - きゅうり、大根等水分が多いものは薄く切ってそのまま並べる。 - かぼちゃやじゃがいも等は一度蒸してから干す。 - 生のまま干したものは味が濃くなり食感もコリコリと面白くなる。 - 一方蒸したものは甘みが強くなり、ねっとりとしてこれもまたうまい。 - 一度この味を知ると、どうして今まで冷蔵庫に入れて味が劣化するのを - 気にも止めなかったのかと悔やまれる。 - </p> - <p> - 魚はその日のうちに使う分以外は塩水につけて干しておくか、 - 米と合わせてあせの葉や柿の葉で包んでおけば熟れ鮓になる。 - まだ作ったことはないが、みりん干しなんかもやってみたいものだ。 - </p> - <p> - 豆腐は水切りをして何かしら塩分の濃いもので包んでおけば - 大丈夫そうだ。 - 味噌、糠、塩。どれにつけても美味しい。塩漬けはチーズのような - 芳醇な感じになることを期待していたがそれもない。 - 水道水をそのまま使ったのがまずかったか。 - まあ保存はできているのでいいのだけれど。 - </p> - <p> - 肉は最近食べていないのでわからないが、魚と同じだろう。 - 中国には確か肉の熟れ鮓もあったような。 - 燻製なんかも興味がある。 - </p> - <p> - 冷蔵庫を使わなくなり一週間経つが、何一つ不便なことはない。 - 冷蔵庫の下が掃除できないので早くいなくなってほしいくらいだ。 - </p> -</section> -<section> - <h3>なぜ冷蔵庫がうちにあるのか。</h3> - <p> - 改めて冷蔵庫というものを見直してみると、どうしてこんなものが - 台所の一角に鎮座しているのかわからなくなってきた。 - 大学に進学し一人暮らしを始めるに当たり、 - なんの疑問もなく買ったのだ。 - 電子レンジや洗濯機も同じである。 - テレビはNHKが鬱陶しいので買わなかったが。 - 冷蔵庫は家に必要なものであるという常識のもとに生まれ、 - 冷蔵庫を当たり前のように使いながら育った。 - 一人暮らしをするというと、どこに行っても冷蔵庫を買うのが - 当たり前かのように話が進み、とうとう自分でも買うに至ったと - 言うわけである。まあ冷蔵庫を買うのは当たり前なのだろうが。 - </p> - <p> - つまり冷蔵庫がうちにあるのは世の中の常識を - そのまま自分の家に取り込んだ結果なのだ。 - </p> -</section> -<section> - <h3>冷蔵庫という常識</h3> - <p> - ではなぜ冷蔵庫を持つのが常識なのか。 - 簡単である。 - マーケティングの結果だろう。 - </p> - <p> - 今までの生活が不便だという認識を植え付け、 - その不便を解消するという謳い文句で新しい常識を売る。 - 世の中に出回っている便利な道具は大方同じであろう。 - </p> -</section> -<section> - <h3>豊かさとは</h3> - <p> - 豊かな食生活のためといって舶来の料理をはやらせ - 食物油を売り、頑固な油汚れが落ちるからと言って - 強力な洗剤を売り、荒れた手が潤うからと言って - ハンドクリームを売る。 - </p> - <p> - 忙しいからと便利な家電を売り、 - その一方で暇を潰すためのエンターテインメントに - 金を払わせる。 - </p> - <p> - 暑いからといいエアコンを売って快適な環境を整え、 - 汗をかくためにサウナに金を使わせる。 - </p> - <p> - きついからと言い肉体労働を敬遠し、 - 楽をするために自動車を買い、 - その一方で運動不足になりジムに通う。 - </p> - <p> - どれもこれもテレビや新聞等のメディアに作られた豊かさ - ではないだろうか。 - </p> - <p> - 常識や流行にとらわれず、豊かな生き方とはなんなのか、 - 本当に必要なものはなにか、自分自身に問いただす。 - 一度すべての常識を捨て、自分にとって本質的なものを - ゼロから構築する。 - 人生を本当の意味で豊かにしてくれる物だけがすべて揃った - そんな家に僕は住みたい。 - </p> -</section> +<p> +先日植えた玉葱は根がきちんと活着してくれたようで、 +寝ていた株も起きあがって元気そうである。 +ただしこの畝は細いままなので、やはり表面が少し乾燥しているようだ。 +</p> ]]></description> </item> <item> -<title>Webサーバーの設定</title> -<link>https://www.mtkn.jp/computer/setting_up_web_server.html</link> -<guid>https://www.mtkn.jp/computer/setting_up_web_server.html</guid> -<pubDate>Mon, 27 Jun 2022 00:00:00 +0900</pubDate> -<description><![CDATA[<h1>Webサーバーの設定</h1> -<time>2022-06-27</time> - -<h2>はじめに</h2> -<p>OpenBSDでWebサーバーを公開する方法のメモ。といってもmanページが完璧なのであまり書く必要はない。ドメインのあたりの知識は適当なので間違っていたらごめんなさい。コンピュータの知識は全部独学なので多少間違った理解をしていても訂正されることがない。言葉の定義等細かいことがいいかげんになりがちである。</p> - -<h2>環境</h2> -<ul> - <li>OS: OpenBSD 7.1</li> - <li>サーバー: httpd(OpenBSDに付属のもの)</li> - <li>サーバー証明書: Let's Encrypt</li> - <li>サーバー: さくらのVPS。ここではIPアドレスを<code><i>&lt;server_ip&gt;</i></code>とする。</li> - <li>ドメイン: さくらのドメイン。ここでは<code><i>&lt;server_domain&gt;</i></code>とする。</li> -</ul> - -<h2>設定の概要</h2> -<dl> - <dt>サーバーを用意</dt> - <dd>サーバーはウェブサイトのデータを保存し、ブラウザからアクセスされた時にそのデータを送り返すためのものである。ここではさくらのVPSを用いた。 </dd> - <dt>ドメインの取得とDNSの設定</dt> - <dd>インターネット上のサーバー等はIPアドレスを用いて識別されているが、数字の羅列なので人間には覚えにくい。そのためドメイン名という、好きなアルファベットの文字列をIPアドレスと紐付ける。インターネットにはこのドメイン名を用いて紐付いたサーバーと通信できるような仕組みがあり、これをDomain Name System(DNS)という。ドメインはインターネット上で利用料を支払うことで購入できる。IPアドレスとドメイン名の紐付け等DNSの設定は基本的にはドメインを購入したサイトでできるはずである。</dd> - <dt>httpdの設定</dt> - <dd>VPS上でサーバー用のソフトウェアを設定、起動する。</dd> - <dt>証明書の発行と自動更新の設定</dt> - <dd>ウェブブラウザとサーバーの間で暗号化された通信を行うために必要なものである。</dd> - <dt>ホームページのファイルをアップロード</dt> - <dd>ウェブページで配信したいものをVPSにアップロードする。</dd> - <dt>接続の確認</dt> - <dd>手元のブラウザからアクセスできることを確認。</dd> -</dl> - -<h2>サーバーを用意</h2> -<p>サーバーをどこかで契約する。ここではさくらのVPSを利用。</p> - -<h2>ドメインの取得とDNSの設定</h2> -<p>ドメインを好きな場所で取得してDNSを設定する。さくらのドメインではドメインコントロールパネルのゾーン情報から設定できる。ここではサブドメインなしのものと、サブドメインがwwwのものを設定した。VPSのIPアドレスはVPSのコントロールパネルから確認できる。</p> -<pre><code>HOST TYPE POINTS TO TTL -<i>&lt;server_domain&gt;</i> A <i>&lt;server_ip&gt;</i> 3600 -www.<i>&lt;server_domain&gt;</i> A <i>&lt;server_ip&gt;</i> 3600</code></pre> -<p><code>HOST</code>はサーバーのFQDN。コントロールパネル上ではサブドメインの部分だけを設定すればよい。サブドメインが無い場合は<code>@</code>と記入する。<code>TYPE</code>は設定するレコードの属性でIPv4のサブドメインを設定する場合は<code>A</code>。この他、IPv6用の<code>AAAA</code>やメールサーバー用の<code>MX</code>、サーバーの別名を登録する<code>CNAME</code>等がある。<code>POINTS TO</code>はサーバーのIPアドレス。<code>TTL</code>はDNSのキャッシュの生存時間の秒数で、DNSの登録内容を変更した際にその変更が世界中のDNSサーバーに反映されるまでにかかる最大の時間である。世界中から多くのアクセスがあるサーバーの場合、DNSの登録内容を変更する前にTTLを短かくしておかないと、キャッシュが破棄されるまでアクセス不能になる。個人のウェブページではまあそんなにアクセスもないし適当でよさそう。ここでは1時間を指定した。</p> -<p>この設定が反映されれば、ドメイン名からサーバーにアクセスできるようになる。</p> -<pre><code>$ ping <i>&lt;server_domain&gt;</i> -PING <i>&lt;server_domain&gt;</i> (<i>&lt;server_ip&gt;</i>): 56 data bytes -64 bytes from <i>&lt;server_ip&gt;</i>: icmp_seq=0 ttl=243 time=38.032 ms -64 bytes from <i>&lt;server_ip&gt;</i>: icmp_seq=1 ttl=243 time=27.923 ms -^C</code></pre> - -<h2>httpdの設定</h2> -<p>VPSにログインし、httpdを設定する。まずは<code>/etc/examples/</code>にある設定ファイルのサンプルを<code>/etc/</code>にコピーして必要な部分を変更する。</p> -<pre><code>$ doas cp /etc/examples/httpd.conf /etc/ -vi /etc/httpd.conf</code></pre> - -<pre><code># $OpenBSD: httpd.conf,v 1.22 2020/11/04 10:34:18 denis Exp $ - -server "<i>&lt;server_domain&gt;</i>" { - listen on * port 80 - location "/.well-known/acme-challenge/*" { - root "/acme" - request strip 2 - } - location * { - block return 302 "https://$HTTP_HOST$REQUEST_URI" - } -} - -server "<i>&lt;server_domain&gt;</i>" { - listen on * tls port 443 - tls { - certificate "/etc/ssl/<i>&lt;server_domain&gt;</i>.fullchain.pem" - key "/etc/ssl/private/<i>&lt;server_domain&gt;</i>.key" - } - location "/.well-known/acme-challenge/*" { - root "/acme" - request strip 2 - } - location "*" { - root "/htdocs/www.<i>&lt;server_domain&gt;</i>" - directory auto index - } -}</code></pre> -<p>一つ目の<code>server</code>ディレクティブは80番ポートにアクセスがあった時の設定。80番ポートは暗号化なしのアクセスなので、二つ目の<code>location</code>ディレクティブで暗号化ありの<code>https</code>の方にリダイレクトさせるようにしている。一つ目の<code>location</code>ディレクティブは<code>acme-client</code>がサーバー証明書を発行する際にアクセスされる場所である。既定値のままにしておけばよい。二つ目の<code>server</code>ディレクティブは443番ポートにアクセスがあった時の設定。<code>tls</code>ディレクティブにおいてサーバー証明書と、暗号化に利用する鍵が設定されている。これも既定値のままでいい。<code>location</code>ディレクティブはウェブサーバーにアクセスがあった時の処理である。一つ目は80番ポートと同じく<code>acme-client</code>用。二つ目はそれ以外である。<code>root</code>(ドキュメントルート)はアクセスがあったときにどこのディレクトリからファイルを探すかを決めるもので、<code>/var/www</code>からの相対パスで記述する。ここでは<code>/htdocs/www.<i>&lt;server_domain&gt;</i></code>にしたのでウェブページのデータは<code>/var/www/htdock/www.<i>&lt;server_domain&gt;</i>/</code>というディレクトリ以下に配置することになる。</p> -<p>ここで一度<code>httpd</code>を<code>-n</code>オプションを付けて実行し、設定ファイルのミスがないか確認しておく。</p> -<pre><code>$ doas httpd -n -configration OK</code></pre> - -<h2>証明書の発行と自動更新の設定</h2> -<p>httpsによる暗号化に対応するため、Let's Encryptを使って証明書を発行する。OpenBSDには<code>acme-client</code>という便利なスクリプトが付いてきてほぼ全部自動でやってくれる。まずはこの<code>acme-client</code>の設定を変更して自分のドメインの証明書を取得するようにする。</p> -<pre><code>$ doas cp /etc/examples/acme-client.conf /etc/ -$ doas vi /etc/acme-client.conf</code></pre> -<pre><code># -# $OpenBSD: acme-client.conf,v 1.4 2020/09/17 09:13:06 florian Exp $ -# -authority letsencrypt { - api url "https://acme-v02.api.letsencrypt.org/directory" - account key "/etc/acme/letsencrypt-privkey.pem" -} - -authority letsencrypt-staging { - api url "https://acme-staging-v02.api.letsencrypt.org/directory" - account key "/etc/acme/letsencrypt-staging-privkey.pem" -} - -authority buypass { - api url "https://api.buypass.com/acme/directory" - account key "/etc/acme/buypass-privkey.pem" - contact "mailto:<i>&lt;your_mail_address&gt;</i>" -} - -authority buypass-test { - api url "https://api.test4.buypass.no/acme/directory" - account key "/etc/acme/buypass-test-privkey.pem" - contact "mailto:<i>&lt;your_mail_address&gt;</i>" -} - -domain <i>&lt;server_domain&gt;</i> { - alternative names { secure.<i>&lt;server_domain&gt;</i> } - domain key "/etc/ssl/private/<i>&lt;server_domain&gt;</i>.key" - domain full chain certificate "/etc/ssl/<i>&lt;server_domain&gt;</i>.fullchain.pem" - sign with letsencrypt -}</code></pre> -<p>変更箇所は<code>contact</code>の部分のメールアドレスと、<code>domain</code>の部分のドメイン名。</p> -<p>続いて<code>acme-client</code>を実行して証明書を発行する。</p> -<pre><code>$ doas acme-client -v <i>&lt;server_domain&gt;</i></code></pre> -<p>次に<code>cron</code>を用いて証明書の自動更新を行うようにする。</p> -<pre><code>$ doas crontab -e</code></pre> -<pre><code>... -#minute hour mday month wday [flags] command -19 2 * * * acme-client -v <i>&lt;server_domain&gt;</i> && rcctl reload httpd -... -</code></pre> -<p>ここで設定した時間は適当。サーバーが暇そうな時間にする。僕のサーバーはいつも暇。</p> - -<h2>ホームページのファイルのアップロード</h2> -<p>ウェブページに表示させたい内容のファイルをサーバーにアップロードする。試すだけであれば適当なファイルでいい。場所は今回の設定では<code>/var/www/htdocs/www.<i>&lt;server_domain&gt;</i>/</code>以下。ただし<code>httpd.conf</code>で<code>chroot</code>や、<code>server</code>ディレクティブの<code>location</code>ディレクティブの<code>root</code>の値を変更していれば、<code><i>&lt;chroot&gt;</i>/<i>&lt;root&gt;</i>/</code>にアップロードする。ここではテストのために適当なものを置いておく。</p> -<pre><code>$ doas mkdir /var/www/htdocs/www.<i>&lt;server_domain&gt;</i> -$ echo '&lt;h1&gt;unko&lt;/h1&gt;' | doas tee /var/www/htdocs/pub/index.html</code></pre> - -<h2>接続の確認</h2> -<p>最後に<code>httpd</code>を起動して接続を確認する。まずは<code>rc.conf.local</code>に<code>httpd</code>の起動を許可するように記入。</p> -<pre><code>$ echo 'httpd_flags=' | doas tee -a /etc/rc.conf/local</code></pre> -<p>続いてrcに登録、起動。</p> -<pre><code>$ doas rcctl start httpd -$ doas rcctl enable httpd</code></pre> -<p>ブラウザでアクセスしてみる。</p> - -<h2>おわりに</h2> -<p>とりあえず残したかったので書いてみたが、冒頭でも言った通り知識が曖昧であることに気づかされた。文章もいまいち分かりにくい箇所が多いがとりあえずこのまま置いておく。日記の記事ではないので気が向いたときに少しずつ改訂できればいいかな。</p> - -<h2>参考文献</h2> -<ul> - <li><a href="https://man.openbsd.org/httpd">httpd(8)</a>.Openbsd manual pages.2022-06-27閲覧</li> - <li><a href="https://man.openbsd.org/httpd.conf">httpd.conf(5)</a>.Openbsd manual pages.2022-06-27閲覧</li> - <li><a href="https://man.openbsd.org/acme-client">acme-crient(1)</a>.Openbsd manual pages.2022-06-27閲覧</li> - <li><a href="https://man.openbsd.org/acme-client.conf">acme-crient.conf(5)</a>.Openbsd manual pages.2022-06-27閲覧</li> - <li><a href="https://man.openbsd.org/crontab">crontab(1)</a>.Openbsd manual pages.2022-06-27閲覧</li> - <li><a href="https://letsencrypt.org/">Let's Encrypt</a>.Let's Encrypt.2022-06-27閲覧</li> - <li><a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/Time_to_live#DNS%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%81%AETime_to_live">Time to live</a>.Wikipedia.2022-06-27閲覧</li> -</ul> +<title>たまねぎを植えた。</title> +<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20201202.html</link> +<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20201202.html</guid> +<pubDate>Sat, 13 Aug 2022 00:00:00 +0900</pubDate> +<description><![CDATA[<h1>たまねぎを植えた。</h1> +<time>2020-12-02</time> +<p> +祖父の友人がたまねぎの苗を分けてくれたので植えた。 +時期はかなり遅いみたいだがうまくそだってくれるだろうか。 +</p> +<p> +耕していない畝に15cm間隔、条間20cmくらいで少し穴を掘って植えた。 +その上から、先日刈った雑草を被せておいた。 +とりあえず一畝だけ。 +</p> ]]></description> </item> <item> -<title>坊主になるために薬の服用を強要されそうになってる。</title> -<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20220513.html</link> -<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20220513.html</guid> -<pubDate>Fri, 13 May 2022 00:00:00 +0900</pubDate> -<description><![CDATA[<h1>坊主になるために薬の服用を強要されそうになってる。</h1> -<time>2022-05-13</time> -<p>地元の寺で出家、得度し、次は宗門の道場に入って修行である。ただし修行と言ってもいい加減なもので、最近流行しているらしい感染症の対策だかなんだかで、総本山に近い新幹線の駅前にあるホテルで行うらしい。寺に滞在すれば感染するがホテルなら感染しないウイルスとはなんとも特異なものである。それとも参加者を自室に監禁してテレビ電話でも繋いで行うのか。だとしたら自宅からでもいいものを。愚痴を言ってもしかたがないのでとりあえず参加申請書を作成して健康診断書と共に提出した。</p> -<p>しばらくした今日、宗門から電話があった。健康診断書のアレルギーの欄に喘息とあるが、発作が起こった時の為に医者に行って薬を処方してもらい、道場に持参するようにとのことだ。</p> -<p>は?</p> -<p>まず喘息の発作がどのようなものかは自分がよく知っている。僕の場合咳がきつくて息苦しいが病院に行く程のものは幼い頃以来ない。そのため普段から発作を抑えるような薬は常備していないし欲しいとも思わない。</p> -<p>次にたとえどんな症状が出ても薬を飲むかどうかは本人の判断に任せるべきである。薬とは本質的に危険なものである。副作用の無い薬は無い。服用による危険性と服用しないことによる危険性を天秤にかけた上で飲むかどうか判断するべきものである。その判断には統計的な情報に加え、自分の身体の状態をよく観察する必要がある。そのため、他人が服用を強いることはあってはならないだろう。</p> -<p>最後に薬を服用した方がいい場合であっても、どうするかは本人に任せるべきである。これは死生観の問題である。僕は現代の医療に依存した生き方をするより、自然に生きて自然に死ぬ方を選びたい。</p> -<p>以上3つの理由により、宗門の要求は受け入れられないものである。ただし残念ながら突然の電話だったのでここまでうまく纏めて話すことは叶わなかった。以下に電話でのやり取りを記す。</p> -<p>宗門からの要求に対してまずは受け入れられない旨を伝えたところ、集団生活なので宗門に従えとの答えが帰って来た。周りに迷惑がかかるからと。しかしこれは僕個人の問題であり、どのように迷惑がかかるのか、あるいは薬があった場合どうして迷惑がかからないのか分からなかった。そのため僕個人の問題であり周りは関係ないだろうと伝えた。そうすると次は、僕にもしものことがあった場合、薬を持っていないと宗門では責任を取れないとも言われた。これに対して、なぜ僕の命について貴様等に責任を取られないといけないのか分からないと返した。そうすると、そういうものだからとの答えが返ってきた。意味が分からなかったので理解できない旨を伝えたところ、上司と相談して連絡しなおすとのことだった。そのまま電話を切られそうになったので、最後に念をおして、これは死生観の問題であり他人にどうこう言われる筋合いはないこと、そして集団生活と雖も個人の自由の範疇であると考えていることをはっきりと伝えた。</p> -<p>以上のやり取りは2時間ほど記憶を遡って書いたものであり、どこまで合っているか分からないことを断わっておく。</p> -<p>電話が切れた後、一応師僧に報告を入れようと寺に電話したところ、こういう時は適当に嘘でも付いてやりすごせばいいと言われた。お前は潔癖すぎだと。</p> -<p>間違いない。</p> -<p>しかし潔癖なのもある意味気持がいいのだ。会社を辞めて社会から距離を置き、失うものがなにもない状態で綺麗に生きている今はなかなか気分がいい。ただ宗門に対して嘘を付かないことにだんだんと価値を見出せなくなりつつある。こんないい加減な組織に対して綺麗でいることにどれほどの意味があろうか。もうどうでもいいか。</p> -<p>寺に報告をした後、夕飯の支度をしながら宗門とのやり取りを思い返しているとやっぱりなんだかひっかかる。薬を持参させるということは、発作が起こったら服用させるということである。つまり薬の服用を強要しているようなものだ。これは世間一般の常識に照らしても不条理なことではなかろうか。それとも僕が世間と距離を置きすぎて知らないだけで世の中ではそんなものなのか。和服で生活をするようになり、僕が覗ける社会の窓はTwitterのみになってしまった。そのTwitterを見ても、風邪を引いたら頭痛薬や解熱剤を、花粉症にはその薬を飲むのが当たり前のようだし、案外宗門は常識に則って良心的な連絡を呉れただけかもしれない。そんな世間はくそくらえだが。</p> -<p>医学が本当に人を救えているのかは甚だ疑問である。目の前の命はある程度助けられるかもしれないが、助けることが本人にとって幸せかどうかは別問題である。中途半端に助かったが為に余計な苦しみを味わって死ぬことになるかもしれない。また、どんなに医学が発達しても救えない命は零にはならない。さらに、医学が救う命というのは本来自然淘汰されるべきだったものではないだろうか。弱い遺伝子は死ぬのが自然の掟なのである(僕自身小児喘息で死にかけたことがあるので本来は淘汰されるべき人間なのかも知れない)。その掟を破って死ぬはずだった人間を助けてしまい、その人間が子供を作り遺伝子を遺す。そうしてだんだんと医学がないと自立して生きられない人間を量産することにはならないか。現代においても既に医療費が嵩んで面倒なことになっているではないか。目の前の命を救ったが為に将来より多くの苦しみを生む可能性を考えなくていいものか。</p> -<p>以上の議論は文献に基かない上、定量的なことを一切考えていないいい加減なものである。しかし今は目の前の命を救うことを絶対の正義として疑わず、その副作用を完全に無視しているのではないか。それで本当にいいのだろうか。</p> -<p>医学に縋り病気を恐れて長生きするより、日々大切に生き、死を潔く受け入れた方がよっぽど充実した人生だと僕は思う。宗教が現代も存在するのは、科学が救えない人の受け皿として必要とされているからではないか。</p> -<p>全ての人間は死ぬ時に死に、それまでは生きるのである。それでええやん。少なくとも僕はその方がいいのでほっといて欲しい。</p> +<title>畑をさせてもらえることになった。</title> +<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20201201.html</link> +<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20201201.html</guid> +<pubDate>Sat, 13 Aug 2022 00:00:00 +0900</pubDate> +<description><![CDATA[<h1>畑をさせてもらえることになった。</h1> +<time>2020-12-01</time> +<p> +実家のとなりに畑がある。 +子供の頃はそこで育った野菜をよくもらって食べていた。 +最近そこを耕していたひとが高齢のため引退して、 +雑草が生え放題になっていた。 +</p> +<p> +先日その土地の地主が草刈に来たので声をかけたところ、 +暫く使う予定がないので使ってもいいとのことだ。 +</p> +<p> +ということでぼちぼち何か作ろうと思う。 +</p> ]]></description> </item> <item> -<title>令和4年 農業日誌</title> -<link>https://www.mtkn.jp/farm/journal/2022.html</link> -<guid>https://www.mtkn.jp/farm/journal/2022.html</guid> -<pubDate>Fri, 11 Feb 2022 00:00:00 +0900</pubDate> -<description><![CDATA[<h1>令和4年 農業日誌</h1> -(旧暦) - -<h3>卯月</h3> - -<div class="farm-journal-item"> -<div class="farm-journal-date"> -<div class="luna">9日</div> -<time>2022-05-09</time> -</div> -溝掃除。しばらく雨が降っていない。最後に米を蒔いてからは一回も降っていないと思う。曇って来たので降ってくれることを期待。畑の真黒茄子の一部が発芽した。自分用のメモとしてこの日誌を書いているので作物の位置関係が分かりにくい。なんかうまいこと表示できるやつ作ろうかな。 -</div> - -<div class="farm-journal-item"> -<div class="farm-journal-date"> -<div class="luna">4日</div> -<time>2022-05-04</time> -</div> -晴れ。朝は寒く、昼から暑い。一ヶ月程機構が戻ったようだ。昨年キミノーカで買った栗南瓜を、以前蒔いた南瓜の南に、春菊を白もちとうもろこしの一回目の北に、寄居蕪を白もちとうもろこしの二回目の北に、五角オクラを米の隣の里芋の南に、ときわ地這い胡瓜をこのオクラと里芋と同じ場所に、いちずいんげんを鷹の爪から米までの間にある背丈の高い草の足元に植えた。米の所に生えていた雑草は成長が案外遅く、米の方が高くなりつつある。じゃが芋のアンデスに花が咲いていた。鷹の爪の北に蒔いた葱がようやく生えてきた。生きとったんかわれ。麦は早いものはもう収穫してもよさそうなくらい色付いてきた。 -</div> - -<div class="farm-journal-item"> -<div class="farm-journal-date"> -<div class="luna">2日</div> -<time>2022-05-02</time> -</div> -米の続き。最後の4mを鷹の爪の南に蒔いた。初めに蒔いた米は既に発芽を確認。然し別のイネ科の草もたくさん生えてきた。軸が赤い草である。家のプランターにも余った米を蒔いた。あと鷹の爪と加茂大芹川丸茄子、ししとうと真黒茄子をそれぞれ一緒に蒔いた。家で苗になればいいが。 -</div> - -<h3>弥生</h3> - -<div class="farm-journal-item"> -<div class="farm-journal-date"> -<div class="luna">30日</div> -<time>2022-04-30</time> -</div> -米の続き。朝から半日かけて4m程。田の畔も少し補強。里芋も追加で植えた。西瓜の北と茄子の南。昼からも作業したかったが疲れてしまった。 -</div> - -<div class="farm-journal-item"> -<div class="farm-journal-date"> -<div class="luna">25日</div> -<time>2022-04-25</time> -</div> -20日にも畑に出たと思うが記録していなかった。20日は米の続き。前回4m程蒔いたがこの時は2mにした。疲れは禁物である。25日も米の続きに加え、蒟蒻をアンデスの南に植えた。あとは鷹の爪を適当に蒔いた。前回蒔いた所に上からばら蒔きしただけである。米の方は今回午前には2m蒔いた。午後もできるだろうか。麦の下の方が茶色くなってきた。午後も米の続き。また2m程。旭大和西瓜を男爵の東と空豆の北に、男爵の東の西瓜の南にとある露天で買った日本南瓜を、日野菜の東のあたりに池田越瓜を植えた。滝野川牛蒡の南にしろもち玉蜀黍を植えた。男爵の南に落花生を植えた。 -</div> - -<div class="farm-journal-item"> -<div class="farm-journal-date"> -<div class="luna">19日</div> -<time>2022-04-19</time> -</div> -米を蒔いた。20mの畝のうち4m程。体力を消耗したうえ花粉症と喘息で眠れなかった。身体を作りアレルギーを何とかしなければ。呼吸と食事を見直さないといけない。一日寝込むだけで半年間の食糧が手に入らないのはきびしい世界である。 -</div> - -<div class="farm-journal-item"> -<div class="farm-journal-date"> -<div class="luna">14日</div> -<time>2022-04-14</time> -</div> -晴。前日の夜から朝にかけて雨だった。麦は全体的に出穂していた。畑の北側の空いていた場所と空豆が倒れたり成長が悪くてできた隙間に里芋を植えた。多分全て芽赤芋?2つ程昨年のものが混じっているかも知れない。畑の北の方はカラスノエンドウが群生している。日野菜が残っていた所に寄居蕪を蒔いた。日野菜は刈ってしまったが必要なかったか。以前大浦太牛蒡を蒔いた隣に同じ牛蒡を植えた。以前は点蒔きだったが今回は二条のすじ蒔きにした。以前のものは少しだが芽が出ていた。同じ畝の北に植えていた滝野川大長牛蒡も発芽。しろもち玉蜀黍を日野菜を蒔いた北に植えた。薩摩芋の種芋の南に真黒茄子を植えた。鷹の爪を葱の苗床の南に植えた。ノゲシとキツネアザミと多分サワオグルマのしっかりした茎が支柱代りになればと思って畝の中央だけを草刈りして両端は残した。空豆の莢が大きくなって来た。玉葱も大きいものはちゃんと玉になっている。菜っ葉類の種の一部に奇形が見られた。 -</div> - -<div class="farm-journal-item"> -<div class="farm-journal-date"> -<div class="luna">9日</div> -<time>2022-04-09</time> -</div> -赤目自然農塾に行った。一日目は便所の補修と猪よけの柵の設置を行った。身体を保護するものが嫌いなので軍手を着用していなかったが案の定トタンの波板で指を切った。他人との共同作業においては少し考えないといけない。二日目は米の種おろしの実習だったが眠くてあまり集中できなかった。 -</div> - -<div class="farm-journal-item"> -<div class="farm-journal-date"> -<div class="luna">7日</div> -<time>2022-04-07</time> -</div> -晴。日射しが強くて暑さがこたえるようになってきた。防止がそろそろ必要である。薩摩芋を植えた。空豆の莢が出てきているのを確認した。米を蒔く場所を軽く草刈りした。 -</div> - -<div class="farm-journal-item"> -<div class="farm-journal-date"> -<div class="luna">2日</div> -<time>2022-04-02</time> -</div> -晴。最近寒さが戻ったようで、外に出るのが億劫である。田の畔を補強した。毎日少しの時間でも畑に出ないと体ができてこないように思う。隣の畑の人が夫婦で来ていた。奥さんと顔を合わせるのはおそらく初めてである。家で薩摩芋と里芋が芽をふき始めた。 -</div> - -<div class="farm-journal-item"> -<div class="farm-journal-date"> -<div class="luna">1日</div> -<time>2022-04-01</time> -</div> -晴。前日は雨。前回より排水はよくなっていた。新3月27日には麦の出穂を確認。さらに大きくなっていた。草の勢いが強い。今日は新しく買った大浦太牛蒡を蒔いた。寄居蕪を前回同様日野菜の後に蒔いた。日野菜もそのふたつ隣りの畝に蒔いた。以前蒔いていた法蓮草、春菊、牛蒡が発芽。じゃが芋の芽も出てきた。体力を付けねば。 -</div> - -<h3>如月</h3> - -<div class="farm-journal-item"> -<div class="farm-journal-date"> -<div class="luna">22日</div> -<time>2022-03-24</time> -</div> -晴。しばらく雨ばかりで畑が水浸しだった。一部に下の田圃への水路を開けて排水を計った。注文していた種がようやく届いたので少し蒔いた。寄居蕪を日野菜が植わっていた場所に少し、牛蒡(これは以前買っていたもの)を少し、それから葱を蒔いた。高菜を収穫した。土筆がたくさんあったので取って来て佃煮にした。上の畑にれんげが咲いているのを見つけた。年末に蒔いた菜っ葉類は花盛りで蜂もたくさん来ている。交配しなければいいがさすがに近すぎるだろう... -</div> - -<div class="farm-journal-item"> -<div class="farm-journal-date"> -<div class="luna">13日</div> -<time>2022-03-15</time> -</div> -晴。日差しが暑い。隣の畑の人が何かを散布していた。除草剤だろうか。真菜が花盛りである。日野菜はほとんど花を刈り取った。大根も咲いていた。壬生菜も咲きそうだったので少し収穫。山東菜も咲きはじめ。台所で芽を出していた大蒜を植えた。 -</div> - -<div class="farm-journal-item"> -<div class="farm-journal-date"> -<div class="luna">11日</div> -<time>2022-03-13</time> -</div> -晴後曇り。今日から明日にかけて雨が降るというので法蓮草を蒔いた。ばら蒔きして草を刈っただけだがうまく発芽してくれるだろうか。後は牛蒡も蒔いた。天気予報に頼ってしまうのは気分がよくない。体感上朝の晴れていたうちもじめじめしていた気がするし、雨の予感はあったと思うのは後付けだろうか。天気を感覚で分かるようになりたい。菜の花が咲いていた。日野菜と真菜である。白菜の葉も起き上がって、遠目には結球したように見える。麦が一段と大きくなった。やっと背が高くなりはじめた。しかし初めに蒔いた所と後れて蒔いた所の差が大きい。 -</div> - -<div class="farm-journal-item"> -<div class="farm-journal-date"> -<div class="luna">6日</div> -<time>2022-03-08</time> -</div> -晴ていたように思う。竹を貰いに行ってから体調が落ちた。杉だらけだったので花粉症がひどくて眠れなかった。もう春が来た。大根と高菜を収穫し、小松菜と春菊を蒔いた。 -</div> - -<div class="farm-journal-item"> -<div class="farm-journal-date"> -<div class="luna">4日</div> -<time>2022-03-06</time> -</div> -晴後曇り。大根と山東菜を少し収穫して地主さんに持って行った。地主さんが持っているという竹薮の場所を教えてもらった。今日は少し寒さが戻った。そろそろまた菜っ葉の種を蒔きたい。じゃが芋を植えるのと、米の苗床の準備もしなければ。 -</div> - -<div class="farm-journal-item"> -<div class="farm-journal-date"> -<div class="luna">2日</div> -<time>2022-03-04</time> -</div> -晴後曇り。日野菜と大根を少し収穫。大根の葉を炒めものに、日野菜の根を煮物にした。日野菜の細いものは筋があって硬かった。 -</div> - -<div class="farm-journal-item"> -<div class="farm-journal-date"> -<div class="luna">1日</div> -<time>2022-03-03</time> -</div> -生協で買ったじゃがいもを芽出ししていたが、出揃ってきたので半分に切った。植付けは四日か五日頃か。 -</div> - -<h3>睦月</h3> - -<div class="farm-journal-item"> -<div class="farm-journal-date"> -<div class="luna">29日</div> -<time>2022-03-01</time> -</div> -雨だったと思う。真菜を収穫して胡麻和えにした。真菜にも日野菜にも蕾が出はじめている。雨の作業も寒さがなければ楽しい。 -</div> - -<div class="farm-journal-item"> -<div class="farm-journal-date"> -<div class="luna">28日</div> -<time>2022-02-18</time> -</div> -晴。突然春らしい日になった。朝はまだ寒かったが、日中はかなり気温が上がった。畑に畝を作る続きを行った。田の麦はまた育ったように見える。まだ高さはないが横に広がり、最後に種蒔きした所も全体的に緑になってきている。畑では空豆の花が咲いていた。やはり風が強いのか、あまり高くはならず横に広がっている。あるいは土が硬くて根が浅いのか。アブラ菜科も春を感じてか、とう立ちの気配がある。白菜と大根はその中心に蕾のようなものが準備されている。花の時期が少しずれてくれればいいのだが。畑に死んだ雀が落ちていた。 -</div> - -<div class="farm-journal-item"> -<div class="farm-journal-date"> -<div class="luna">14日</div> -<time>2022-02-14</time> -</div> -曇り後晴。午前は先日落札した唐箕を貰いに言った。他にも手箕や籠を貰った。午後はじゃが芋を植えた。昨日購入したアンデスである。芽が出ていないものも数個あったが気にせず植えた。畝が低く感じたので溝を少し掘り下げて中央に盛った。昨日の雨が溜っていたので土が粘土のようになったが大丈夫だろうか。一応高さは確保できたのでいい具合に乾いてくれればいいが。株間30cm、条間40cm程度。畝幅は120cmで二条に植えた。 -</div> - -<div class="farm-journal-item"> -<div class="farm-journal-date"> -<div class="luna">11日</div> -<time>2022-02-11</time> -</div> -晴。朝は非常に寒い。田の畔を少し整えた。田圃の端を隣の人が通路として使いたいとのことなので、水を漏らさないようにしないといけない。昨日地主さんに電話したところ、この田の水利費は払ってくれているという。溝掃除は各自やるとのことなので早めにやってしまおう。 -</div> - +<title>何をして生きようか</title> +<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20201003.html</link> +<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20201003.html</guid> +<pubDate>Sat, 13 Aug 2022 00:00:00 +0900</pubDate> +<description><![CDATA[<h1>何をして生きようか</h1> +<time>2020-10-03</time> +<h3>仕事</h3> +<p> +研究者を目指して大学に入り挫折した。 +</p> +<p> +就職先を考えたが、やりたい仕事などそれまで考えたこともなかった。 +そのためやりたいことを基準に仕事を選ぶことができなかった。 +そこで考えたのが、なんのために働くかということである。 +地元には親戚がたくさんいて正月や盆には大勢集まる。 +サマーウォーズみたいな感じ。 +残念ながら古民家に集まるわけではないが。 +僕は家というものが好きだった。 +大学を出てからの人生はその家を更に大きくすることにしよう。 +そう考えた。 +そしてそのための方法として選んだのが、実家が営んでいる +ダンボール工場を嗣ぐことであった。 +そのために卒業後はまず同業大手で勉強させてもらい、 +数年後実家に帰ることにした。 +</p> +<p> +ところがいざ働き始めたらどうだろう。 +何もやりがいがなかった。 +回りにいるひととは全く反りが合わなかった。 +労働環境は最悪だった。 +生活環境も受け入れられなかった。 +気づけばストレスで心身がボロボロになり、盆休み開けにとうとう寝込んだ。 +</p> +<p> +仕事が嫌になった。 +その原因について、はじめは成長が感じられないからとか、 +無駄なことを無駄だとわかっているのに無理やりしているからとか、 +いろいろ理由を分析してみたものっだったが、今思えばどれも違う。 +単純に世間一般に広く普及している仕事というものに適正がないのだろう。 +心療内科の医者によれば、僕の症状は適応障害だそうだ。 +こんな世界に適応などしてたまるものか。 +</p> +<h3>社会は嫌いだ</h3> +<p> +この社会に適応できないのは今に始まったことではないと思う。 +</p> +<p> +京都から和歌山に帰省するたびに、大阪の町並みが汚いのが気になりだした。 +駅の周りには鉄筋コンクリートの四角い箱が乱雑に並んでいるのである。 +どれも建てられた当時は先進的なデザインでおしゃれだったのだろう。 +そして駅から少し離れた場所にも同じくコンクリートの箱が並んでいる。 +こちらは最近建てられたらしく、デザインも今風である。 +30年建てば時代遅れの残念な物件になるのだろう。 +こんな家を建てる人たちは一体何を考えているのやら。 +人生で一番大きな買い物と言いつつ、ろくに調べもしないでハウスメーカーの +口車に乗せられ、モダンでおしゃれな家を建てる。 +自分の建てた家に子々孫々住んでほしいとは思わないのだろうか。 +</p> +<p> +ある時からスーパーに行くのがしんどくなった。 +出町柳にある枡形商店街の近くに住んでいたことがある。 +その間食事の買い物はほとんどそこに通っていた。 +豆腐屋、肉屋、乾物屋等、専門店が一通り揃っていた。 +扱っているものは当然そのへんのスーパーよりも美味しかった。 +ある時伏見の方に引っ越して、久々にスーパーに通い始めたのだが、 +これが非常にしんどかった。 +音楽がうるさくて買い物に集中できないのだ。 +なんだかよくわからない音楽がやたら大きな音で流れている。 +夕飯を考えながら、美味しいものを選別しようとしている脳みそに、 +その思考を遮るように流れてくるのだ。 +だんだん頭がぼーっとしてきて、結局適当に選んでしまう。 +スーパーでは音楽だけでなく、視覚的な表示も鬱陶しい。 +商品のパッケージは周りよりも少しでも目立とうとするばかりで、 +欲しい情報が一切目に入らない。 +適当に選んで家に持って帰るが、結局対して美味しいものではない。 +スーパーに並んでいるものは、本質的な価値ではなくマーケティングを始めとする +販促にかかるコストの割合が多いのだろう。 +「美味しいワイン」。「リコピンが多いトマト」。「DHAが含まれているソーセージ」。 +だまっとれや。 +ただ、そういうものが多く売られているというのは、それはつまり +消費者がそういうものを購入すると言うことである。 +同じものであってもパッケージに美味しいと書いていた方を買うのだろう。 +スーパーでものを買って行く人々が、心理学に踊らされているだけのモルモットに +見えてきた。 +こんな人たちの中に居たくない。そんなこと書いたら叩かれるかな。 +</p> +<p> +スーパーがだめになれば他の店もかなり辛くなった。 +結局ものを売るというのは同じことなのである。 +自分でも驚いたが、スーパーにいけなくなってから、無印良品にも行けない。 +よくわからん音楽が流れる中で、独自のおしゃれ感を作り出しそれを売っている。 +物自体もそんなに質の高いものではないし。 +そこに集う人たちも、雑誌でよく見るテンプレ通りの最近の若者である。 +雑誌はあまり見ないので知らんけど。 +</p> +<p> +この人たちは自分の内側から湧いてくる価値観というものを自覚したことが +あるのだろうか。 +人工的に生み出された流行に踊らされているだけなのではないだろうか。 +</p> +<p> +スーパーに行かなくなり、巷で流行っているものを消費しなくなり、 +いよいよ自分がなぜ働いているのかわからなくなった。 +</p> +<h3>やっぱ農家かな</h3> +<p> +世の中にはびこっている様々なものに価値を見いだせなくなったわけだが、 +それでも買わないと生きて行けないのが食べ物である。 +就職してからの半年間は食べ物には結構こだわっていた。 +スーパーに行けないこともあり、学生時代に商店街に通っていたこともあり、 +住処の周りにある個人商店やらを探し回った。 +家から徒歩圏内に豆腐屋と魚屋を見つけた。 +野菜は鎌倉の即売所まで買いに行った。 +米も鎌倉の米屋に求めた。 +乾物も鎌倉だ。 +休みの日は結構な時間と労力を食べ物に投資していたと思う。 +美味しいものを食べてこその人生なのである。 +</p> +<p> +やっぱり農家になりたいな。 +</p> +]]></description> +</item> +<item> +<title>SSLに対応しました。</title> +<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200926.html</link> +<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200926.html</guid> +<pubDate>Sat, 13 Aug 2022 00:00:00 +0900</pubDate> +<description><![CDATA[<h1>SSLに対応しました。</h1> +<time>2020-09-26</time> +<p>Certbotを使ってSSLに対応しました。</p> +<p> +と言っても特に暗号化する必要のある情報は +取り扱っていないので完全に自己満足ではありますが。 +</p> ]]></description> </item> <item> -<title>豚骨ラーメン</title> -<link>https://www.mtkn.jp/kitchen/recipe/tonkotsu_ramen.html</link> -<guid>https://www.mtkn.jp/kitchen/recipe/tonkotsu_ramen.html</guid> -<pubDate>Tue, 8 Feb 2022 00:00:00 +0900</pubDate> -<description><![CDATA[<h1>豚骨ラーメン</h1> -<time>2022-02-08</time>作成 -<figure> - <img src="../pics/tonkotsu_ramen.jpg" alt="豚骨ラーメンの画像"> - <figcaption>豚骨ラーメン</figcaption> -</figure> -<div class="recipe-ingredient"> -<h2>材料(4~5人分)</h2> -<ul> - <li>豚骨: 1本</li> - <li>鶏ガラ: 1個</li> - <li>玉葱: 1個</li> - <li>野菜くず(人参のへた、葱の頭、キャベツの芯等): 適量</li> - <li>大蒜: 1房</li> - <li>生姜: 1かけ</li> - <li>昆布: 適量</li> - <li>干し椎茸: 適量</li> - <li>豚肩ロースブロック: 500g</li> - <li>長葱: 適量</li> - <li>細葱: 適量</li> - <li>もやし: 適量</li> - <li>卵: 人数分</li> - <li>支那竹: 適量</li> -</ul> -</div> - -<div class="recipe-steps"> -<h2>手順</h2> -<ol> - <li>昆布、干し椎茸は水にかして30分以上置く。</li> - <li>豚骨を半分に割り、鶏ガラ、水と共に鍋に入れ2回ほど茹でこぼして臭みを取る。</li> - <li>豚骨、鶏ガラ、玉葱、野菜くず、大蒜、生姜、昆布、水を鍋に入れ火にかける。沸騰したら弱火にする(ただしコッテリさせる場合は強火のまま)。適宜アクを取る。水が減ってきたら足す。</li> - <li>豚肩ロースに凧糸を巻き、強火で表面を焼く。3に入れて一緒に煮込む。2時間程で野菜と肩ロースを取り出す。</li> - <li>1を水ごと弱火にかける。</li> - <li>沸騰したら昆布と干し椎茸を取り出し、味醂、酒、塩、醤油で味を付ける。この時塩分濃度が醤油と同じくらいになるようにする。</li> - <li>肩ロースを6に漬けて冷ます。冷めたら密閉できる袋に入れて空気を抜き、冷蔵庫で一晩味を染み込ませる。味玉を作る場合、茹で卵も一緒に入れて一晩置く。</li> - <li>4は6時間煮込んだらザルで漉して粗熱を取り、冷蔵庫で保存する。鶏ガラについていた肉はからし醤油で食べると美味しい。</li> - <li>7を火にかける(表面に脂が浮いて固まっているのであっさりしたスープがいい場合は加熱前に取り除く。脂はラードとして焼き飯等に使うと美味しい)。</li> - <li>具材を準備する。卵を茹でて半分に切る。長葱を白髪葱にする。細葱を刻む。肩ロースを薄く切る。もやしをゆがく。</li> - <li>麺を茹でる。</li> - <li>丼を温め7を適量入れ、9で割る。濃さは好みで調整する。</li> - <li>麺と具材を載せる。</li> -</ol> -</div> +<title>rsyncによる投稿テスト</title> +<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200925.html</link> +<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200925.html</guid> +<pubDate>Sat, 13 Aug 2022 00:00:00 +0900</pubDate> +<description><![CDATA[<h1>rsyncによる投稿テスト</h1> +<time>2020-09-25</time> +<p>自宅のパソコンから直接rsyncで投稿てすと。</p> +]]></description> +</item> +<item> +<title>工場見学</title> +<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200919.html</link> +<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200919.html</guid> +<pubDate>Sat, 13 Aug 2022 00:00:00 +0900</pubDate> +<description><![CDATA[<h1>工場見学</h1> +<time>2020-09-19</time> +<p> + 実家で営んでいる工場を嗣ぐために同業大手に働きに出ているが、 + そこで何を学べばいいのかわからないので、一度実家の工場を見学 + することにして、今日行ってきた。 +</p> +<p> + 見学して思ったのは、今いる大手の工場よりうちの工場のほうが + いい工場であるということだ。 + 工場内は比較的整然としているし、データベース等のシステムも + 今自分がいる会社よりは圧倒的に進んでいた。 +</p> +<p> + いよいよ自分が今の会社で働いている意味がわからなくなってきた。 + どうやら父は今僕のいる会社には人材を育成するための教育制度 + が整備されていて、その制度によって僕という人材が育成されることを + 期待していたようだ。 + 残念ながらそんな制度はなかったようだが。 +</p> +<p> + つまり僕が今の会社に居続ける義理もそんなにないようである。 + もちろん業界の知識は少なからず必要であり、今の会社でも + 働き続ければ多少は勉強できるだろうが、そのために投資する時間 + に対して割に合わないだろう。 +</p> +<p> + ではどうするか。今の会社をやめるのであれば転職である。 + そしてその転職先は実家かそれ以外かである。 + 今実家に就職するのはいい選択なのだろうか。 + 僕は業界に関する知識もないし、ビジネスの世界も全く知らない。 + こんな状態で就職しても、おそらく他の人と同じようなことしか + できないだろう。工場に新鮮な空気を取り込めないのだ。 + だから今は一旦業界を離れ、全く別の世界を覗きに行くのがいいのではないか。 +</p> +<p> + 個人的に興味があるのはIT系である。 + 工場のDXという言葉がよく新聞に並んでいるが、その流れを + 実家に持ち帰れるかもしれない。 + もう一つ興味があるのは農業である。 + 僕がかってに妄想しているだけだが、近いうちに大量消費社会が + 終焉を迎え、自分たちにとって本当の豊かさとは何か、今一度 + 考え直す秋が来ると思う。そうなれば必然的に見直されるのが + 農業である。社会から何を削っても絶対に外せないのが食だからだ。 + そこに豊かさや幸福を求めるのは自然なことだろう。 + そんな農業とのつながりを何らかの形で事業に持ち込めれば + いいかもしれない。 +</p> +<p> + いずれにせよ今のままダラダラと働くのはごめんだ。 + 無駄なことに時間と精神を費やすのはアホである。 + 我慢して頑張っても、それで身体を壊した上に何も学べない。 + そんなのは投資とは言えない。 + 頑張るのではなく、精神の求める方に流れていくほうが自然な生き方だろう。 + とにかく現状を変化させて前に向かって進みたいのだ。 + 自ら動かなければ何もおきない。 + 連休中にエントリーシート書こうかな。 +</p> +]]></description> +</item> +<item> +<title>仕事</title> +<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200918.html</link> +<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200918.html</guid> +<pubDate>Sat, 13 Aug 2022 00:00:00 +0900</pubDate> +<description><![CDATA[<h1>仕事</h1> +<time>2020-09-18</time> +<p> +今の仕事がつらい。 +やっているのは得意先から届く注文書のファックスを自社のデータベースに入力するだけの仕事だ。 +誰でもできる仕事であり、近い将来自動化されるだろう。その一方でファックスの様式が得意先毎に異なり、入力時にはその注文書に明記されていないことも考慮しなければいけない。 +日本企業の生産性が低い原因をまじまじと見せられている。 +このような業務なので、入力作業自体は1日もかからずに覚えられる一方、得意先毎の細かい違いを覚えるのに何年もかかるだろう。 +日に日にこの業務に慣れ、入力は速くなっているが、自分が成長しているようには感じない。この会社のこの業務という非常に限定的な分野でしか使えない技術だけがついていくからである。こんなことでは転職しようにもよその会社で使える技術が何もないので、新卒と同じ土俵にたたなければいけなくなる。採用する側もそんな人材に興味はないだろう。 +</p> +<p> +成長したい。 +成長とはなんだろう。 +多分生きていく上で使える技術を身に付けることである。 +生きていく上で使える技術とはなんだろう。究極的には畑で作物を育てる技術だと思うが、そんな世紀末のことはまだ考えなくてもいいかもしれない。 +汎用性のある人間になればいいのだろうか。 +そうすれば何でもできて食いっぱぐれない。 +しかしその「何でも」の中に今の仕事は含まれていない。 +成長が感じられない単純な作業はストレスで死んでしまう。 +つまりなんでもできるの中には成長しない仕事は含まれない。 +</p> +<p> +なぜ今の会社にいるのか。 +それは実家に帰るためである。 +実家で工場を経営しているのでそこを嗣ごうと考えた。 +そのために同業大手に就職し技術を持ってかえるように父に言われた。 +ところがいざ就職してみると、僕が考えていた技術が一向に学べていない。 +その一方で今学んでいることは父が持って帰ってほしい技術であるようだ。父は工場で必要な細かい技術や知識を持って帰ってほしいらしい。 +僕はそんなものはほしいとは思わない。この業界に特化しても生き残れないと考えるからだ。もちろん業界に特化した人材も必要なのかもしれないが、それはあなたの長男ではないのではないだろうか。長女でも次男でもなさそうだし。 +</p> +<p> +今のところだからどうしたいと言うまとまった考えがあるわけではないが、少なくとも自分の学ぶべき場所はここではないと感じている。心身に無理が生じているのを感じるからだ。 +業界の知識を短期間で軽くさらって、そのあとは別の世界を見てみたい。どこかに成長を実感できる世界がないものか。 +</p> +]]></description> +</item> +<item> +<title>pythonやめました</title> +<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200917.html</link> +<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200917.html</guid> +<pubDate>Sat, 13 Aug 2022 00:00:00 +0900</pubDate> +<description><![CDATA[<h1>pythonやめました</h1> +<time>2020-09-17</time> +<p>pythonをやめてbashスクリプトで作ったcgiに置き換えました。</p> +<p>管理がだいぶ楽になった気がします。</p> +<p>アプリの中身ばかりいじってブログの記事が全然増やせていませんが +ぼちぼち書いていきたいと思います。</p> -<h2>ひとこと</h2> -<p>焼豚は煮込み過ぎると柔らかくなりすぎてくずれる。</p> -<p>今回は麺と支那竹は市販品だった。製麺機ほしい</p> +<p>サーバーからbashのcgiを動かすにあたって、nginxがややこしかったので +apacheに変えたのですが、設定が適当なのでセキュリティが心配です。</p> +]]></description> +</item> +<item> +<title>localからの投稿テスト</title> +<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200804.html</link> +<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200804.html</guid> +<pubDate>Sat, 13 Aug 2022 00:00:00 +0900</pubDate> +<description><![CDATA[<h1>localからの投稿テスト</h1> +<time>2020-08-04</time> +<p> + 今までhtmlファイルをクラウドにscpで持って行ってsqlを実行することで + ブログ記事を投稿していましたが、ローカルから直接投稿するスクリプトを + 書いてみました。 +</p> +<p> + 今の所単にsqlを遠隔で行っているだけですが、今後投稿済みの記事を編集 + したりできるように改良したいです。 +</p> +]]></description> +</item> +<item> +<title>今日の一汁一菜</title> +<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200802.html</link> +<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200802.html</guid> +<pubDate>Sat, 13 Aug 2022 00:00:00 +0900</pubDate> +<description><![CDATA[<h1>今日の一汁一菜</h1> +<time>2020-08-02</time> +<section> + <h3>今日の一汁一菜</h3> + <p> + 今日の夕飯は切り干し大根とザワークラウトの味噌汁に + すりごまをまぶしたもの、 + かぼちゃを蒸して豆腐のそぼろをちらしたもの、 + そしてきゅうりと茄子の浅漬。 + </p> + <p> + 切り干し大根というものを初めて食べたがこれがなかなか美味しかった。 + 細切りにしてザルに広げ一日外に置いておいただけであるが、旨味が + 凝縮される上に食感もコリコリと面白くなる。 + </p> + <p> + 大根の相手は6月の中頃に漬け込んだザワークラウトである。 + 乳酸の酸味が熱い体に染み渡る。 + </p> + <p> + 味噌を溶いて椀に注いだら、最後に煎りごまをすって入れる。 + 酸味とごまは相性が抜群である。 + </p> +</section> +<section> + <h3>野菜を干す</h3> + <p> + しばらく前に冷蔵庫の電源を落とした。 + 発酵食品ばかり仕込んでいたので冷蔵庫の中がスカスカになり、 + 冷蔵庫は不要なのではないかと考えていた。 + そんなある時とうとう空っぽになったので、これを期に + 冷蔵庫なしの生活を試してみようと考えたのだ。 + </p> + <p> + しかし一人暮らしなので、一食で野菜をまるまる使い切ることはあまりいない。 + 使いかけの野菜はどうしても出る。 + ぬか床に忍ばせたり塩漬けにしたりいろいろ工夫した。 + そのうちの一つが干すということである。 + 梅干しを作るために買ってきた竹のザルが二枚あったので、 + 余った野菜を適当に切って並べ、梅雨明けの晴天に + 晒してみた。 + </p> + <p> + この干し野菜がどれもこれも美味しいのには感動した。 + 冷蔵庫のはしっこでしんなりした野菜とは大違いである。 + </p> +</section> +<section> + <h3>当たり前?</h3> + <p> + 昔の人たちは当たり前のように行っていた干すという保存法。 + それをすっかり忘れ、冷蔵庫を家に置くことが常識と化している。 + 大学に進学して一人暮らしを始めるにあたり、なんの疑問も持たず + 冷蔵庫を購入したのが懐かしい。 + 冷蔵庫だけではなく、洗濯機や電子レンジも同じである。 + そういえばテレビは買わなかったが… + </P> + <p> + 当たり前という感覚を捨て、本当の豊かさを考えたい今日この頃。 + 冷蔵庫を捨てる日は近いか。 + </p> +</section> ]]></description> </item> <item> -<title>令和4年正月のおせち料理</title> -<link>https://www.mtkn.jp/kitchen/r4_osechi.html</link> -<guid>https://www.mtkn.jp/kitchen/r4_osechi.html</guid> -<pubDate>Fri, 4 Feb 2022 00:00:00 +0900</pubDate> -<description><![CDATA[<h1>令和4年正月のおせち料理</h1> -<time>2022-02-04</time> -<p>令和3年の春ごろからだったか、実家の台所に立つようになった。おせちは毎年買っていたがせっかくなので今回は自分で作ることにした。といってもうちには代々受け継がれてきたおせちはないので本やらインターネットやらで調べながらのものである。近代化によって失われたものは大きい。</p> - -<p>今回おせちに入れたものは以下の通り:</p> -<ul> - <li>慈姑</li> - <li>百合根</li> - <li>鶏そぼろ松風</li> - <li>生麩の田楽</li> - <li>炊き合わせ</li> - <li>栗金団</li> - <li>数の子</li> - <li>田作り</li> - <li>伊達巻</li> - <li>酢蓮根</li> - <li>たたき牛蒡</li> - <li>みつわ漬け</li> - <li>金柑の蜜煮</li> - <li>鱈の西京焼</li> - <li>蒲鉾</li> - <li>牛蒡巻き</li> - <li>干し柿チーズ</li> - <li>黒豆。</li> -</ul> -<figure> - <img src="pics/r4_osechi.jpg" alt="令和4年正月のおせちの画像"> - <figcaption>令和4年正月のおせち</figcaption> -</figure> - -<h2>作り方</h2> -<div class="recipe"> -<h3>慈姑</h3> -<p>おしりを切って皮を剥き出汁で煮る</p> -</div> - -<div class="recipe"> -<h3>百合根</h3> -<p>一枚づつ剥いて出汁で煮る</p> -</div> - -<div class="recipe"> -<h3>鶏そぼろ松風</h3> -<p>鶏1Kg、魚2Kg、出汁3合、醤油70cc、味醂50cc</p> -<p>鶏のミンチを醤油と味醂で炒める。白身魚のすり身を昆布出汁、醤油、味醂で味付けし、炒めた鶏そぼろを加え型に流して蒸す。切り出して天火で乾かすように焼き、煮切り味醂を塗ってケシの実をまぶす。</p> -<p>出典: [平井、結野、日本料理店のお弁当]</p> -</div> - -<div class="recipe"> -<h3>生麩の田楽</h3> -<p>強力粉300g、水150gを捏ねる(水はもう少し多い方がいいかも)。一時間寝かせる。水で揉み洗いして澱粉を流す。白玉粉、水を混ぜて捏ねる。形成して一時間寝かせる。茹でる。浮いてからさらに5分程茹でる。切って味噌を塗り、焼く。</p> -<p>白玉粉と水の分量をメモしていなかった。インターネットで調べたレシピだったはず</p> -</div> - -<div class="recipe"> -<h3>炊き合わせ</h3> -<p>人参、干し椎茸、高野豆腐、竹の子水煮</p> -<p>干し椎茸を戻す。戻した汁で煮て酒、醤油で味付け。高野豆腐を戻す。人参を花型に、竹の子を一口大に切る。それぞれ出汁で煮て醤油、酒で味付け。</p> -</div> - -<div class="recipe"> -<h3>栗金団</h3> -<p>薩摩芋を一口大に切り、砕いたくちなし1個と水少しを入れた鍋で蒸す。裏漉しし、味醂、砂糖、栗のシロップで味付けし、栗を混ぜる。</p> -</div> - -<div class="recipe"> -<h3>数の子</h3> -<p>水で一晩塩を抜いて皮を剥く。</p> -</div> - -<div class="recipe"> -<h3>田作り</h3> -<p>ごまめを乾煎りする。手でボキっと折れるようになるまで。味醂を煮切って醤油を加え、ごまめにからめる。煎り胡麻をまぶす。</p> -</div> - -<div class="recipe"> -<h3>伊達巻</h3> -<p>魚又は海老のすり身と卵黄を混ぜる。卵白に砂糖を入れて泡立てる。以上を混ぜて味醂で味を付ける。卵焼き器を温め油を敷き、卵液を流して蓋をする。裏返して焼き目を付ける。巻き簾で巻く。</p> -</div> - -<div class="recipe"> -<h3>酢蓮根</h3> -<p>蓮根を輪切りにして酢水でゆがく。酢に鷹の爪を入れ、蓮根を浸す。</p> -</div> - -<div class="recipe"> -<h3>たたき牛蒡</h3> -<p>牛蒡を叩いて3cmに切り、縦に4つに割る。ゆがいて酢、醤油、胡麻を混ぜたものに浸す。</p> -</div> - -<div class="recipe"> -<h3>みつわ漬け</h3> -<p>蕪、人参、柚子、昆布を切る。野菜は塩揉みして絞る。酢に漬ける。</p> -</div> +<title>Djangoやめました</title> +<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200801.html</link> +<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200801.html</guid> +<pubDate>Sat, 13 Aug 2022 00:00:00 +0900</pubDate> +<description><![CDATA[<h1>Djangoやめました</h1> +<time>2020-08-01</time> +<section> + <h3>Djangoやめました。</h3> + <p> + タイトル通り、Djangoを使うのをやめました。 + 代わりにwsgirefを使ってます。Djangoでも間接的に使っていた + のかもしれないけれど。<br /> + 参考: <a href="https://c-bata.link/webframework-in-python/index.html"> + Webアプリケーションフレームワークの作り方 in Python + </a> + </p> + <p> + ただでさえガバガバだったセキュリティが更にザルになっていると思いますが、 + 特に大事なものは置いていないし、Docker使ってるし、大丈夫だと + 思っておいていいかな。攻撃しないでください。 + </p> +</section> +<section> + <h3>サイトのデザイン</h3> + <p> + それから、サイトのデザインも変更してます。 + 一応明確なテーマを以て作っているのですが、なかなか思うような感じに + ならないです。<br /> + 少しずつ調整していくつもりです。 + </p> +</section> +]]></description> +</item> +<item> +<title>けの日</title> +<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200727.html</link> +<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200727.html</guid> +<pubDate>Sat, 13 Aug 2022 00:00:00 +0900</pubDate> +<description><![CDATA[<h1>けの日</h1> +<time>2020-07-27</time> +<section class="introduction"> +<p>普段の生活を少しばかり記録しておこうと思う。</p> +<p>社会人一年目の7月の終わり頃の生活である。</p> +</section> + +<section class="morning"> +<p> +朝はだいたい四時から四時半には目が覚める。 +ちょうど日の出と同じ頃である。 +前日はだいたい九時半頃布団に潜るので睡眠時間は七時間といったところである。 +本当は八時間寝たほうがいいと思っていたが、七時間で自然と目が覚めるので自分には +このくらいがあっているようだ。 +</p> +<p> +朝日を眺めながら米を火にかけ、余っている野菜で煮物を二品ほど作る。 +糠床から香の物を拝借してくれば弁当の完成である。 +朝食は食べない。 +</p> +<p> +布団を畳んで箒をかけ、フローリングは雑巾で軽く拭く。 +今の借家に越してきてから雑巾がけを始めたが、思えば小学校以来かもしれない。 +</p> +<p> +煮物に使った鍋をゆすぎお湯を沸かす。 +バットやボウルを片付けてきれいになったキッチンにコーヒーカップとビーカーを並べる。挽きたての豆で淹れたコーヒーを飲みながらこのブログのソースコードをいじるなどして七時をまつ。 +</p> +<p> +時間になれば着替えて出社。 +</p> +</section> + +<section class=evening> +<p> +五時に退社し帰宅。 +集に二回ほどは途中で豆腐を仕入れに高橋豆腐店に、魚を仕入れに小平鮮魚店に立ち寄る。 +家に着いたら米を火にかけその隣で出しをとる。 +余った野菜で味噌汁ともう一品作り、糠床から香物を拝借すれば夕飯の一汁一菜。 +</p> +<p> +その後はネットをちょつと見るくらいで、 +すぐに風呂にはいって寝てしまう。 +部屋の電気は常夜灯のみなので日が沈むと眠いのだ。 +</p> +</section> +]]></description> +</item> +<item> +<title>Django使うのやめようかな</title> +<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200725.html</link> +<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200725.html</guid> +<pubDate>Sat, 13 Aug 2022 00:00:00 +0900</pubDate> +<description><![CDATA[<h1>Django使うのやめようかな</h1> +<time>2020-07-25</time> +<p> +ホームページにも書いてあるとおり、このサイトはDjangoを使っている。 +しかしほとんど基本的な機能しか使わないのでここまで複雑で大きい +フレームワークを使う必要性は皆無である。 +全く使わない機能は結局習得することもないので、邪魔なだけだ。 +この程度のサイトであればもっとシンプルなもので作れそうだ。 +</p> + +<p> +半年ほど前にMacBookからOSXを消してLinux Mintに移行した。 +インターネットの回線に高額な料金を払うのが嫌で、一度すべて解約したのだが、 +OSXだとユーザーが何もしていなくてもバックグラウンドで大量の通信が +行われており、128kbpsでは何もできなくなったため、勝手に通信しない +Linuxに変えたのである。 +</p> + +<p> +ところがこのLinux Mint、というかデスクトップ環境のxfceには自分には全く必要の +ないアプリケーションが大量に入っているのである。もちろんOSXなんかより +圧倒的にましではあるが… +だんだん嫌になって、あまり考えずに片っ端から消していったら、 +なぜかはよくわからないが起動しなくなってしまった。 +これが確か今年の5月ごろだっただろうか。 +</p> + +<p> +丁度いい機会なのでLinuxの中でも何もない方であるArchのインストールを +試みることにした。 +過去にも何度か挑戦して、そのたびによくわからずに諦めていたが、 +今はパソコンを仕事などでも使っていないということもあり、落ち着いて +ドキュメントを読みながら進めると案外あっさりインストールできてしまった。 +</p> + +<p> +非常に快適である。 +</p> + +<p> +最近携帯を買い替え、人生で初めてAndroidというものを触ったが、 +これもかなり不要なものが入っていて不愉快だ。 +シャープお手製のよくわからないものは案外控えめだったが、 +キャリアである楽天関係のアプリに加え、Googleのアプリケーションが +大量にインストールされている上、それらはさも当たり前のように僕の +個人情報を要求するのである。 +</p> + +<p> +不必要な"便利さ"のためにただで情報を収集する。 +"最大限の便利さ"を提供することが正義で、そのためにはプライバシーを +犠牲にしてもいいと思っている。 +余計なお世話だ。 +</p> + +<p> +このページももっと軽い感じにしたいな。 +</p> +]]></description> +</item> +<item> +<title>多少体裁を整えました</title> +<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200723.html</link> +<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200723.html</guid> +<pubDate>Sat, 13 Aug 2022 00:00:00 +0900</pubDate> +<description><![CDATA[<h1>多少体裁を整えました</h1> +<time>2020-07-23</time> +<section> +<h5>変更点</h5> +<p>とりあえず改行できなかったり装飾できなかったり不便なので、 +htmlで投稿できるように変更しました。</p> +<p>それからcssを作って多少見れるようにしました。</p> +</section> + +<section> +<h5>これから</h5> +<p>サイトのデザインですが、できるだけシンプルにしたいと考えています。 +モダンな感じのページは多いですが、視覚効果が多すぎるように感じます。 +本当に必要があってつけているのか、”いい感じ”だからつけているだけなのか… +</p> +<p> +必要なのは投稿の中身と、それから横には目次があると読みやすくなると思っています。 +サイドバーはそのために作っています。 +</p> +<p>あとは投稿の中に画像を埋め込みたいです。</p> +</section> + +<section> +<p>そういえばドメインを契約してDNSにIPアドレスを登録したのですが、丸3日たっても名前解決できません。 +いつになったらつながるのかな。</p> +</section> +]]></description> +</item> +<item> +<title>最初の投稿</title> +<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200719.html</link> +<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200719.html</guid> +<pubDate>Sat, 13 Aug 2022 00:00:00 +0900</pubDate> +<description><![CDATA[<h1>最初の投稿</h1> +<time>2020-07-19</time> +とりあえずサイトの立ち上げが完了しました。最初の投稿です。 +まだhtmlは適当でcssは全く無いので味気ないサイトですがこれからいろいろといじっていければと思います。 -<div class="recipe"> -<h3>金柑の蜜煮</h3> -<p>金柑に縦に切り込みを入れ、さっと煮る。砂糖を加え煮つめる。</p> -</div> +この投稿も多分改行が反映されずに読みにくいものになるかと思いますが、記録として残しておきたいので書いておきます。 -<div class="recipe"> -<h3>鱈の西京焼</h3> -<p>西京味噌と味醂を混ぜ、白身魚を漬ける。味噌を拭って焼く。</p> -</div> +ただしdockerとpostgresqlのことがいまいちよくわかっていないので、間違ってデータベースごとけしてしまうかもしれません。まあそれはご愛嬌。 +]]></description> +</item> +<item> +<title>自己紹介</title> +<link>https://www.mtkn.jp/about.html</link> +<guid>https://www.mtkn.jp/about.html</guid> +<pubDate>Sat, 13 Aug 2022 00:00:00 +0900</pubDate> +<description><![CDATA[<h1>自己紹介</h1> +<time>2022-07-28</time> -<div class="recipe"> -<h3>干し柿チーズ</h3> -<p>干し柿を縦に切り、クリームチーズ、胡桃を包むように巻く。柿を干しすぎていたため固くて食べにくかった。</p> -</div> +<p><img class="portrait" src="/pics/icon.jpeg" alt="似顔絵" width="100"></p> -<div class="recipe"> -<h3>黒豆</h3> -<p>豆を鉄と共に一晩水に浸ける。6時間程煮る。砂糖で味付けしさらに10分煮る。冷して味を染み込ませる。</p> -</div> +<ul> + <li>名前: 松田 健嗣</li> + <li>性別: 男</li> + <li>年齢: 20代</li> + <li>出身: 和歌山</li> +</ul> -<p>蒲鉾、牛蒡巻は既製品</p> +<p> +高校のころ物理学や数学が好きで、学者を志して大学に行きましたが、能力が足りずに挫折しました。当時は自分の状況を省みることなくひたすら努力していたつもりです。ところがこの努力こそが無駄の根源だったように思います。二回の留年を経て三年目には定員を割っていた生物系に進み、クモの採集にいそしんでいました。京都の山々に分け入っては標本を集める日々です。これはなかなか楽しかった。結局大学ではクモの新種を1つ記載して卒業となりました。 +</p> +<p> +勉強以外では合気道部に所属していましたがこちらではなにも努力していた自覚もなく、そこそこの実力を付けていたように思います。自分にとって稽古することが自然なことだったのでしょう。特にしんどいと思ったこともなかったです。無駄な力を抜き全身をうまく使うことを合気道の稽古から学んでいたはずなのに、それが勉強の方には生かせていなかったのです。 +</p> +<p> +在学中は社会に出て仕事をすることなど考えていなかったため、いざ就職活動となると業界を選ぶことも大変でした。かろうじて興味のあったのがコンピュータなので、それ関係の会社を覗いたりしましたが、本当に自分にあっているのか分からず一から考え直すことに。結局実家の会社を嗣ぐために同業大手に応募、採用されました。 +</p> +<p> +ところがこの会社があまりにも合わず半年で適応障害になって辞めることに。以来実家に戻って畑をするかたわら寺に通っています。この間生き方についていろいろ考えた結果、社会にもまれて気付いたら定年しているより、もっと人間らしい老い方をしたいと思うに至ったのです。常識に縛られても結局その常識に裏切られるだけです。金銭的な豊かさはあまりにも脆いものでしょう。 +</p> +<p> +このサイトは日々考えていることを記しておきたいと思い立ち上げました。周りの人にはあまり共感されない僕の考えですが、なにかの参考になれば幸いです。 +</p> +<p> +匿名でやってるつもりでしたが、Whois情報に実名がフルネームで出ていたのでここにも記名することにしました。 +</p> +]]></description> +</item> +<item> +<title>冷蔵庫と豊かな生活</title> +<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200808.html</link> +<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200808.html</guid> +<pubDate>Wed, 20 Jul 2022 00:00:00 +0900</pubDate> +<description><![CDATA[<h1>冷蔵庫と豊かな生活</h1> +<time>2020-08-04</time>作成<br> +<time>2022-07-20</time>更新 +(誤植を修正したが、HTMLのソースの改行に伴う半角スペースはそのままにしておいた。) -<h3>おわりに</h3> -<p>伊達巻は妹が、みつわ漬けは母が作ってくれた。蒲鉾と牛蒡巻きは買ってきた。それ以外は自分で作った。この他、蒟蒻を買っていたが存在を忘れていたのと、棒鱈を水で戻していたが腐ってしまったことが心残りである。買ってきた蒲鉾と牛蒡巻き、それから作れなかった蒟蒻の煮物と棒鱈を作るのが今年の年末の課題である。蒲鉾や牛蒡巻きは保存料や着色料等の添加物が気になる所だ。</p> -<p>今時は百貨店やらでおせちを予約して年末はだらだら過ごし、年始もそのおせちを食べながら家でテレビ漬けが普通なのだろうか。買って来たおせちには旬という概念が欠けており、さらに保存料で日持ちさせている。本来そのとき手に入る旬のものを使い、3ヵ日常温で保存できるように砂糖、酢、塩、発酵等の力を利用したものであったはずだ。今回作ったおせちも食材は基本スーパーで入手した。少しずつ自分の畑で取れたものを取り入れたいものである。</p> -<p>おせち料理は、家族や近所、あるいは寺であれば檀家との付き合いにより成り立っていたのではないだろうか。その付き合いに充てる時間と気力を労働に回し、その労働により得られたお金でできあいのおせちを購入するのは、家族や地域社会の分断であり、また文化の破壊でもある。購入するお金を稼ぐのを辞め、自分達で作ったほうが人付き合いも増え、地域に根差した文化の継承にもなり、より充実した生き方に繋るのではないだろうか。</p> +<section> + <h3>はじめに</h3> + <p> + 冷蔵庫の必要性に疑問を感じ始めた。 + 去年の暮れあたりから発酵食品に凝り始め、 + 冷蔵庫の中が少しずつ空いてきた。 + また、同じく去年の暮れ頃、体の冷えがあまりにひどくて + 卒業研究に集中できない状態だった。今年に入り春から夏にかけて + 気温が上がっていく中でも、体が冷えていることに + 変わりはなかった。 + </p> + <p> + 冷蔵庫の必要性を感じなくなり、冷蔵庫で冷やされたものが + 体に良くないのではないかと考えるにいたり、 + とうとう冷蔵庫の電源を落とした。 + 以降何不自由なく暮らせている。 + </p> + <p> + 一度使わなくなると、そもそもなぜこのようなものが当たり前のように + 普及しているのか疑問に思ったのでいろいろ考えてみた。 + </p> +</section> +<section> + <h3>発酵食品へ</h3> + <p> + 去年の秋、引越しに伴い生活費がカツカツになり、それまで特に + 考えずにいた家計について少しばかり見直そうと思い立った。 + そして節約の一環として外食を一切やめ、全ての食事を + 自炊に頼るようにした。 + 先に書いたようにまずはお金がなかったので、近くの青果市場で + 見切り品として売られていた30円の野菜ばかり買っていたが、 + 一月ほど節約すれば余裕が出てきてすこし贅沢をするようになった。 + と言っても外食ではなくあくまで自炊である。 + 出町柳の乾物屋に行って鰹節を求め昆布を買い、味噌汁用の出汁 + をきちんと取るようになった。 + どうでもいいが味噌汁用に鰹節を買いに行くと決まって鯖節を + 勧められるので、求めたのは鰹だが実際に使っていたのは + ほぼ鯖であった。また、いつも話し方に癖のある主人が + 対応してくれるが、ある時おばあさんが店に出ていた。 + 独特の話し方が主人と全く同じだったのには驚いた。 + 味噌汁に入れる豆腐を豆腐屋で仕入れるようになったのもこの頃である。 + 豆腐屋の人はなぜか皆遠藤征四郎師範のような腕をしている。 + </p> + <p> + 自分で出汁を引いて作った味噌汁はうまい。そこに浮かんでいるのが + 豆腐屋の豆腐なのでなおさらである。 + 自分の舌が肥えていくのがわかった。 + </p> + <p> + そんなある日、スーパーで見かけた浅漬を買って食べた。 + 漬物は昔から好物だったが、金がないのもあり見ないふりをしていたが、 + なんの気なしに手にとって買い物かごに放り込んでみたのである。 + ところがこれがいまいちだった。一口含んだときはまあそれなりに + 美味しい気はするが、しかしなんというか、奥行きがないという感じ + なのだ。それ以来スーパーの漬物は買わなくなってしまった。 + </p> + <p> + しかし漬物は食べたい。 + 結局その頃通っていた近くの米屋で糠をもらってきて + 自分で漬けることにした。 + その際にいろいろ調べたが、どうやらスーパーで売っている漬物 + はどれも発酵していないようなのだ。 + 人工的にうま味を添加した液体に野菜を浸しただけのものらしい。 + 奥行きがないわけである。 + <p> + 糠漬けに始まり、烏賊の塩辛、キムチ、バター、パンの酵母、 + 梅干し、熟れ鮓等発酵食品はいろいろ作った。厳密には塩辛と梅干しは + 発酵していないのだが。 + </p> + <p> + そんなある時ザワークラウトを漬けた。 + このときは漬物が食べたいからというより、単にキャベツを保存する + ためである。 + 一人暮らしだと、冷蔵庫があってもキャベツひと玉は傷んでしまうのだ。 + </p> + <p> + 冷蔵庫でも痛むので塩漬けにする。 + </p> + <p> + だったら冷蔵庫要らんのでは? + </p> + <p> + 冷蔵庫を手放そうと思い始めたきっかけである。 + </p> +</section> +<section> + <h3>身体の冷え</h3> + <p> + 去年の冬、身体があまりにもだるかった。 + 何もできない。お腹も痛い。 + 地元の漢方薬局を樹脂下が、渡されたのは冷えに効く + 薬ばかりだった。 + 中には重度の冷え性の女性が生理中に身体を温めるための + ものも入っていたw。 + この頃はとにかく身体がだるいだけで、 + 自分では冷えているのかどうかよくわかっていなかった。 + ところが漢方薬局の先生に不調を訴えると、 + ことごとく冷えが原因だと言われた。 + 頭痛も腹痛も倦怠感も、全て冷えだと。 + そんな状態で真冬を迎えた。確かに寒い。身体がキンキンに + 冷えているのがわかるようになった。 + ふくらはぎはずっとむくんでいるし、 + 末端は冷たいし、周りが普通にしている部屋で一人だけ + 凍えていた。 + この頃から身体の言うことをもっと聞いてあげないと + 何もできないことがわかった。 + </p> + <p> + 以来身体の状態はできるだけ観察するようにしている。 + そして気づいたのだが、自分の身体がずっと冷やされているのだ。 + 春が過ぎ暖かくなっても、至るところで冷房画家明かり + 冷たい飲み物を出される。 + まるで汗をかくことが悪であるかのような世界である。 + </p> + <p> + この気付きにより、今年の夏は冷たいものは摂取しないようにしている。 + というよりあまり欲しいとも思わないのだ。 + 喉が乾いても常温のもので満足なのだ + (と言っているそばから実家の冷蔵庫にあったハーゲンダッツを + 食べてしまった)。 + </p> +</section> +<section> + <h3>冷蔵庫の電源を落とす</h3> + <p> + 身体の冷えに気づき、発酵食品にのめり込み、 + 冷蔵庫の必要性に疑問を持ち始めたある時、 + とうとう冷蔵庫の中が空っぽになってしまった。 + ものは試しと早速電源を落としてみた。 + 余った食材はぬか床に入れるか、あるいは + 塩漬けにしておけば腐る心配はない。 + </p> + <p> + 横浜に越してきてからは週末に一週間分の野菜を + 鎌倉の即売所で仕入れ、冷蔵庫に入れていた。 + 冷蔵庫の電源を落としてからは余った野菜は + すべて乳酸菌の力で酸っぱくして保存していた。 + 流石に酸味に飽きてきた頃、梅干し用に買ってきたザルが + 梅を干し終えて暇そうにしているのを見つけた。 + 干し野菜はうま味が凝縮されて美味しいというので + 試しに余ったものを干してみた。 + きゅうり、大根等水分が多いものは薄く切ってそのまま並べる。 + かぼちゃやじゃがいも等は一度蒸してから干す。 + 生のまま干したものは味が濃くなり食感もコリコリと面白くなる。 + 一方蒸したものは甘みが強くなり、ねっとりとしてこれもまたうまい。 + 一度この味を知ると、どうして今まで冷蔵庫に入れて味が劣化するのを + 気にも止めなかったのかと悔やまれる。 + </p> + <p> + 魚はその日のうちに使う分以外は塩水につけて干しておくか、 + 米と合わせてあせの葉や柿の葉で包んでおけば熟れ鮓になる。 + まだ作ったことはないが、みりん干しなんかもやってみたいものだ。 + </p> + <p> + 豆腐は水切りをして何かしら塩分の濃いもので包んでおけば + 大丈夫そうだ。 + 味噌、糠、塩。どれにつけても美味しい。塩漬けはチーズのような + 芳醇な感じになることを期待していたがそれもない。 + 水道水をそのまま使ったのがまずかったか。 + まあ保存はできているのでいいのだけれど。 + </p> + <p> + 肉は最近食べていないのでわからないが、魚と同じだろう。 + 中国には確か肉の熟れ鮓もあったような。 + 燻製なんかも興味がある。 + </p> + <p> + 冷蔵庫を使わなくなり一週間経つが、何一つ不便なことはない。 + 冷蔵庫の下が掃除できないので早くいなくなってほしいくらいだ。 + </p> +</section> +<section> + <h3>なぜ冷蔵庫がうちにあるのか。</h3> + <p> + 改めて冷蔵庫というものを見直してみると、どうしてこんなものが + 台所の一角に鎮座しているのかわからなくなってきた。 + 大学に進学し一人暮らしを始めるに当たり、 + なんの疑問もなく買ったのだ。 + 電子レンジや洗濯機も同じである。 + テレビはNHKが鬱陶しいので買わなかったが。 + 冷蔵庫は家に必要なものであるという常識のもとに生まれ、 + 冷蔵庫を当たり前のように使いながら育った。 + 一人暮らしをするというと、どこに行っても冷蔵庫を買うのが + 当たり前かのように話が進み、とうとう自分でも買うに至ったと + 言うわけである。まあ冷蔵庫を買うのは当たり前なのだろうが。 + </p> + <p> + つまり冷蔵庫がうちにあるのは世の中の常識を + そのまま自分の家に取り込んだ結果なのだ。 + </p> +</section> +<section> + <h3>冷蔵庫という常識</h3> + <p> + ではなぜ冷蔵庫を持つのが常識なのか。 + 簡単である。 + マーケティングの結果だろう。 + </p> + <p> + 今までの生活が不便だという認識を植え付け、 + その不便を解消するという謳い文句で新しい常識を売る。 + 世の中に出回っている便利な道具は大方同じであろう。 + </p> +</section> +<section> + <h3>豊かさとは</h3> + <p> + 豊かな食生活のためといって舶来の料理をはやらせ + 食物油を売り、頑固な油汚れが落ちるからと言って + 強力な洗剤を売り、荒れた手が潤うからと言って + ハンドクリームを売る。 + </p> + <p> + 忙しいからと便利な家電を売り、 + その一方で暇を潰すためのエンターテインメントに + 金を払わせる。 + </p> + <p> + 暑いからといいエアコンを売って快適な環境を整え、 + 汗をかくためにサウナに金を使わせる。 + </p> + <p> + きついからと言い肉体労働を敬遠し、 + 楽をするために自動車を買い、 + その一方で運動不足になりジムに通う。 + </p> + <p> + どれもこれもテレビや新聞等のメディアに作られた豊かさ + ではないだろうか。 + </p> + <p> + 常識や流行にとらわれず、豊かな生き方とはなんなのか、 + 本当に必要なものはなにか、自分自身に問いただす。 + 一度すべての常識を捨て、自分にとって本質的なものを + ゼロから構築する。 + 人生を本当の意味で豊かにしてくれる物だけがすべて揃った + そんな家に僕は住みたい。 + </p> +</section> ]]></description> </item> <item> -<title>ルーター(RTX1200)のQoS機能を利用して帯域を制限した</title> -<link>https://www.mtkn.jp/computer/rtx1200-qos.html</link> -<guid>https://www.mtkn.jp/computer/rtx1200-qos.html</guid> -<pubDate>Fri, 14 Jan 2022 00:00:00 +0900</pubDate> -<description><![CDATA[<h1>ルーター(RTX1200)のQoS機能を利用して帯域を制限した</h1> -<time>2022-01-14</time>作成 +<title>Webサーバーの設定</title> +<link>https://www.mtkn.jp/computer/setting_up_web_server.html</link> +<guid>https://www.mtkn.jp/computer/setting_up_web_server.html</guid> +<pubDate>Mon, 27 Jun 2022 00:00:00 +0900</pubDate> +<description><![CDATA[<h1>Webサーバーの設定</h1> +<time>2022-06-27</time> + <h2>はじめに</h2> -<p>一人暮らししていた頃節約にはまり、下宿の固定回線を解約したうえ、携帯の回線を128kbpsしかでないものに変更したことがある。以来通信費をどうやって抑えるかあれこれ考えてきた。現在は実家に暮らしていて、家で契約している光回線を使わせてもらっている。携帯の方は楽天モバイルであり、外で使うことはまずないので毎月の支払いは発生していない。しかしいずれこの家をでた時に、楽天モバイルの回線だけでは結局月々3278円と大きな出費になる。また、通信速度が遅い生活というのは雑音の少ない充実したものであった経験もある。こんなことを考えていたところ、通信速度が128kbpsだが無料で利用できる格安sim<sup>[1]</sup>を発見した。この速度に慣れておけば、通信費が全くかからない生活ができる。ということで家で使っているルーターの設定を変更し、通信帯域を制限してみた。</p> -<h2>機材</h2> +<p>OpenBSDでWebサーバーを公開する方法のメモ。といってもmanページが完璧なのであまり書く必要はない。ドメインのあたりの知識は適当なので間違っていたらごめんなさい。コンピュータの知識は全部独学なので多少間違った理解をしていても訂正されることがない。言葉の定義等細かいことがいいかげんになりがちである。</p> + +<h2>環境</h2> <ul> - <li>ルーター: Yamaha RTX1200</li> - <li>無線アクセスポイント: elecomのルーター</li> - <li>パソコン: Lenovo x220</li> - <li>パソコンのOS: OpenBSD 7.0</li> + <li>OS: OpenBSD 7.1</li> + <li>サーバー: httpd(OpenBSDに付属のもの)</li> + <li>サーバー証明書: Let's Encrypt</li> + <li>サーバー: さくらのVPS。ここではIPアドレスを<code><i>&lt;server_ip&gt;</i></code>とする。</li> + <li>ドメイン: さくらのドメイン。ここでは<code><i>&lt;server_domain&gt;</i></code>とする。</li> </ul> -<h2>設定したい内容</h2> -<p>RTX1200のLAN2ポートにWANが接続されており、LAN1には家で使っている端末がいろいろ接続されている。LAN3は今回は関係ないので割愛する。LAN1を2つのvlanに分割し、1-7番のポートをvlan1、8番のポートをvlan2する。そしてこのvlan2とインターネットとの通信を上下とも128kbpsに制限する。vlan2と他のlanとの通信は制限しない。vlan2にelecomのルーターを無線アクセスポイントとして接続し、僕が使うパソコンやスマホはこのアクセスポイントに接続する。</p> -<figure> -<pre> - Internet - | - ┌-------┬-----------┬-┴--┬----┐ - |RTX1200|LAN1 |LAN2|LAN3| - └-------┴-┬-------┬-┴----┴----┘ - vlan1 vlan2 - 192.168.100.1 192.168.101.1 - | | - ┌------------┐ | | ┌-----------┐ ┌-----┐ - |home network├--┘ └----┤elecom wifi├---┤my PC| - └------------┘ └-----------┘ └-----┘ - 192.168.100.0/24 192.168.101.0/24 -</pre> -<figcaption>図1: 接続と設定の概略</figcaption> -</figure> -<h2>vlanについて</h2> -<p>ヤマハのページにvlanについて以下のような説明がある:</p> -<blockquote cite="https://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/vlan/">物理的な接続形態に依存せず仮想的にグループを形成してひとつのLANとみなすものが、VLAN(Virtual LAN)です。VLANには、スイッチの物理ポート単位でVLANを形成するポートベースVLANと、パケットにタグと呼ばれるヘッダを付加してVLAN情報を格納するタグVLANとがあります<sup>[2]</sup>。</blockquote> -<p> -ここではLAN1にある8つのポートをvlanによって2つの論理的なLANに分割する。しかしこの後設定するクラス分けでは送信元や宛先のアドレスによる分類ができるので帯域幅を制限したい端末のIPアドレスを固定しておくだけでよかったんやけどな。 -</p> +<h2>設定の概要</h2> +<dl> + <dt>サーバーを用意</dt> + <dd>サーバーはウェブサイトのデータを保存し、ブラウザからアクセスされた時にそのデータを送り返すためのものである。ここではさくらのVPSを用いた。 </dd> + <dt>ドメインの取得とDNSの設定</dt> + <dd>インターネット上のサーバー等はIPアドレスを用いて識別されているが、数字の羅列なので人間には覚えにくい。そのためドメイン名という、好きなアルファベットの文字列をIPアドレスと紐付ける。インターネットにはこのドメイン名を用いて紐付いたサーバーと通信できるような仕組みがあり、これをDomain Name System(DNS)という。ドメインはインターネット上で利用料を支払うことで購入できる。IPアドレスとドメイン名の紐付け等DNSの設定は基本的にはドメインを購入したサイトでできるはずである。</dd> + <dt>httpdの設定</dt> + <dd>VPS上でサーバー用のソフトウェアを設定、起動する。</dd> + <dt>証明書の発行と自動更新の設定</dt> + <dd>ウェブブラウザとサーバーの間で暗号化された通信を行うために必要なものである。</dd> + <dt>ホームページのファイルをアップロード</dt> + <dd>ウェブページで配信したいものをVPSにアップロードする。</dd> + <dt>接続の確認</dt> + <dd>手元のブラウザからアクセスできることを確認。</dd> +</dl> -<h2>クラス分けについて</h2> -<p>クラス分けについてヤマハのページに以下のような説明がある:</p> -<blockquote cite="https://network.yamaha.com/knowledge/qos">優先して転送するデータを判別するために、受信したデータを分類します。<br /> -データの分類には、転送データに含まれている情報を使用します。<sup>[3]</sup></blockquote> -<p> -各ポートから出ていくパケットについて、そのパケットの送信元アドレスや宛先アドレス等の情報に基づきクラスに分類する。このクラス毎に様々な処理が可能なのだが[要出典]、今回はvlan2とインターネットとの通信をクラス1として、このクラスに対して帯域幅を128kbpsに制限する。 -</p> +<h2>サーバーを用意</h2> +<p>サーバーをどこかで契約する。ここではさくらのVPSを利用。</p> -<h2>実際の設定</h2> -<p>RTX1200において行った設定は以下の通り。ただし、LAN2にppの設定をし、LAN1とインターネットとの通信ができるところまでは既に設定済みとし、以降の変更点だけ抜粋する。</p> -<p>始めにLAN1を2つのvlanに分割する: -<pre><code># vlan port mapping lan1.1 vlan1 -# vlan port mapping lan1.2 vlan1 -# vlan port mapping lan1.3 vlan1 -# vlan port mapping lan1.4 vlan1 -# vlan port mapping lan1.5 vlan1 -# vlan port mapping lan1.6 vlan1 -# vlan port mapping lan1.7 vlan1 -# vlan port mapping lan1.8 vlan2 -# lan type lan1 port-based-option=divide-network -</code></pre> -<p> -続いて各vlanの設定を行う。ただしvlan1はlan1の設定を受け継ぐので不要。 -</p> -<pre><code># ip vlan2 address 192.168.101.1/24 -# ip vlan2 secure filter <i>&lt;vlan1と同じパケットフィルター&gt;</i> -</code></pre> -<p>次にクラスフィルターを定義:</p> -<pre><code># queue class filter 1 1 ip 192.168.101.0/24 * * * * -# queue class filter 2 1 ip * 192.168.101.0/24 * * * -# queue class filter 3 2 ip 192.168.100.0/24 192.168.101.0/24 * * * -</code></pre> -<p> -上の2行はvlan2とその他との通信を制限するためのものである。ただしこの2つだけではvlan1からvlan2への通信まで制限してしまうので、それを除外するために3行目のクラスフィルターを定義する。 -</p> -<p>次にクラスフィルタをvlan2に適応。これによりルーターから192.168.101.0/24への通信がフィルタリングされる。</p> -<pre><code># queue lan1 type shaping -# queue vlan2 class filter list 3 2 -</code></pre> -<p> -2行目で指定したフィルターはその指定した順番で評価されるので注意が必要。<br /> -そしてクラスに対する制限を指定: -</p> -<pre><code># queue lan1 class property 1 bandwidth=128k -</code></pre> -<p>次はlan2(pp)にクラスフィルタを適応。これにより192.168.101.0/24からルーターへの通信がフィルタリングされる。</p> -<pre><code># queue lan2 type shaping -# pp select <i>n</i> -pp<i>n</i># queue pp class filter list 1 -</code></pre> -<p> -vlan2の時と同様にクラスに制限を設定: -</p> -<pre><code># queue lan2 class property 1 bandwidth=128k -</code></pre> +<h2>ドメインの取得とDNSの設定</h2> +<p>ドメインを好きな場所で取得してDNSを設定する。さくらのドメインではドメインコントロールパネルのゾーン情報から設定できる。ここではサブドメインなしのものと、サブドメインがwwwのものを設定した。VPSのIPアドレスはVPSのコントロールパネルから確認できる。</p> +<pre><code>HOST TYPE POINTS TO TTL +<i>&lt;server_domain&gt;</i> A <i>&lt;server_ip&gt;</i> 3600 +www.<i>&lt;server_domain&gt;</i> A <i>&lt;server_ip&gt;</i> 3600</code></pre> +<p><code>HOST</code>はサーバーのFQDN。コントロールパネル上ではサブドメインの部分だけを設定すればよい。サブドメインが無い場合は<code>@</code>と記入する。<code>TYPE</code>は設定するレコードの属性でIPv4のサブドメインを設定する場合は<code>A</code>。この他、IPv6用の<code>AAAA</code>やメールサーバー用の<code>MX</code>、サーバーの別名を登録する<code>CNAME</code>等がある。<code>POINTS TO</code>はサーバーのIPアドレス。<code>TTL</code>はDNSのキャッシュの生存時間の秒数で、DNSの登録内容を変更した際にその変更が世界中のDNSサーバーに反映されるまでにかかる最大の時間である。世界中から多くのアクセスがあるサーバーの場合、DNSの登録内容を変更する前にTTLを短かくしておかないと、キャッシュが破棄されるまでアクセス不能になる。個人のウェブページではまあそんなにアクセスもないし適当でよさそう。ここでは1時間を指定した。</p> +<p>この設定が反映されれば、ドメイン名からサーバーにアクセスできるようになる。</p> +<pre><code>$ ping <i>&lt;server_domain&gt;</i> +PING <i>&lt;server_domain&gt;</i> (<i>&lt;server_ip&gt;</i>): 56 data bytes +64 bytes from <i>&lt;server_ip&gt;</i>: icmp_seq=0 ttl=243 time=38.032 ms +64 bytes from <i>&lt;server_ip&gt;</i>: icmp_seq=1 ttl=243 time=27.923 ms +^C</code></pre> + +<h2>httpdの設定</h2> +<p>VPSにログインし、httpdを設定する。まずは<code>/etc/examples/</code>にある設定ファイルのサンプルを<code>/etc/</code>にコピーして必要な部分を変更する。</p> +<pre><code>$ doas cp /etc/examples/httpd.conf /etc/ +vi /etc/httpd.conf</code></pre> + +<pre><code># $OpenBSD: httpd.conf,v 1.22 2020/11/04 10:34:18 denis Exp $ + +server "<i>&lt;server_domain&gt;</i>" { + listen on * port 80 + location "/.well-known/acme-challenge/*" { + root "/acme" + request strip 2 + } + location * { + block return 302 "https://$HTTP_HOST$REQUEST_URI" + } +} + +server "<i>&lt;server_domain&gt;</i>" { + listen on * tls port 443 + tls { + certificate "/etc/ssl/<i>&lt;server_domain&gt;</i>.fullchain.pem" + key "/etc/ssl/private/<i>&lt;server_domain&gt;</i>.key" + } + location "/.well-known/acme-challenge/*" { + root "/acme" + request strip 2 + } + location "*" { + root "/htdocs/www.<i>&lt;server_domain&gt;</i>" + directory auto index + } +}</code></pre> +<p>一つ目の<code>server</code>ディレクティブは80番ポートにアクセスがあった時の設定。80番ポートは暗号化なしのアクセスなので、二つ目の<code>location</code>ディレクティブで暗号化ありの<code>https</code>の方にリダイレクトさせるようにしている。一つ目の<code>location</code>ディレクティブは<code>acme-client</code>がサーバー証明書を発行する際にアクセスされる場所である。既定値のままにしておけばよい。二つ目の<code>server</code>ディレクティブは443番ポートにアクセスがあった時の設定。<code>tls</code>ディレクティブにおいてサーバー証明書と、暗号化に利用する鍵が設定されている。これも既定値のままでいい。<code>location</code>ディレクティブはウェブサーバーにアクセスがあった時の処理である。一つ目は80番ポートと同じく<code>acme-client</code>用。二つ目はそれ以外である。<code>root</code>(ドキュメントルート)はアクセスがあったときにどこのディレクトリからファイルを探すかを決めるもので、<code>/var/www</code>からの相対パスで記述する。ここでは<code>/htdocs/www.<i>&lt;server_domain&gt;</i></code>にしたのでウェブページのデータは<code>/var/www/htdock/www.<i>&lt;server_domain&gt;</i>/</code>というディレクトリ以下に配置することになる。</p> +<p>ここで一度<code>httpd</code>を<code>-n</code>オプションを付けて実行し、設定ファイルのミスがないか確認しておく。</p> +<pre><code>$ doas httpd -n +configration OK</code></pre> -<h2>パソコンでの設定</h2> -<p>最後にパソコンから今回作ったvlan2に接続するように設定する:</p> -<pre><code># cat > /etc/hostname.<i>if</i> &lt;&lt;EOS -join <i>&lt;アクセスポイントのECS-ID&gt;</i> wpakey <i>&lt;アクセスポイントの暗号化キー&gt;</i> -inet 192.168.101.2/24 -EOS -# echo 192.168.101.1 > /etc/mygate +<h2>証明書の発行と自動更新の設定</h2> +<p>httpsによる暗号化に対応するため、Let's Encryptを使って証明書を発行する。OpenBSDには<code>acme-client</code>という便利なスクリプトが付いてきてほぼ全部自動でやってくれる。まずはこの<code>acme-client</code>の設定を変更して自分のドメインの証明書を取得するようにする。</p> +<pre><code>$ doas cp /etc/examples/acme-client.conf /etc/ +$ doas vi /etc/acme-client.conf</code></pre> +<pre><code># +# $OpenBSD: acme-client.conf,v 1.4 2020/09/17 09:13:06 florian Exp $ +# +authority letsencrypt { + api url "https://acme-v02.api.letsencrypt.org/directory" + account key "/etc/acme/letsencrypt-privkey.pem" +} + +authority letsencrypt-staging { + api url "https://acme-staging-v02.api.letsencrypt.org/directory" + account key "/etc/acme/letsencrypt-staging-privkey.pem" +} + +authority buypass { + api url "https://api.buypass.com/acme/directory" + account key "/etc/acme/buypass-privkey.pem" + contact "mailto:<i>&lt;your_mail_address&gt;</i>" +} + +authority buypass-test { + api url "https://api.test4.buypass.no/acme/directory" + account key "/etc/acme/buypass-test-privkey.pem" + contact "mailto:<i>&lt;your_mail_address&gt;</i>" +} + +domain <i>&lt;server_domain&gt;</i> { + alternative names { secure.<i>&lt;server_domain&gt;</i> } + domain key "/etc/ssl/private/<i>&lt;server_domain&gt;</i>.key" + domain full chain certificate "/etc/ssl/<i>&lt;server_domain&gt;</i>.fullchain.pem" + sign with letsencrypt +}</code></pre> +<p>変更箇所は<code>contact</code>の部分のメールアドレスと、<code>domain</code>の部分のドメイン名。</p> +<p>続いて<code>acme-client</code>を実行して証明書を発行する。</p> +<pre><code>$ doas acme-client -v <i>&lt;server_domain&gt;</i></code></pre> +<p>次に<code>cron</code>を用いて証明書の自動更新を行うようにする。</p> +<pre><code>$ doas crontab -e</code></pre> +<pre><code>... +#minute hour mday month wday [flags] command +19 2 * * * acme-client -v <i>&lt;server_domain&gt;</i> && rcctl reload httpd +... </code></pre> +<p>ここで設定した時間は適当。サーバーが暇そうな時間にする。僕のサーバーはいつも暇。</p> + +<h2>ホームページのファイルのアップロード</h2> +<p>ウェブページに表示させたい内容のファイルをサーバーにアップロードする。試すだけであれば適当なファイルでいい。場所は今回の設定では<code>/var/www/htdocs/www.<i>&lt;server_domain&gt;</i>/</code>以下。ただし<code>httpd.conf</code>で<code>chroot</code>や、<code>server</code>ディレクティブの<code>location</code>ディレクティブの<code>root</code>の値を変更していれば、<code><i>&lt;chroot&gt;</i>/<i>&lt;root&gt;</i>/</code>にアップロードする。ここではテストのために適当なものを置いておく。</p> +<pre><code>$ doas mkdir /var/www/htdocs/www.<i>&lt;server_domain&gt;</i> +$ echo '&lt;h1&gt;unko&lt;/h1&gt;' | doas tee /var/www/htdocs/pub/index.html</code></pre> + +<h2>接続の確認</h2> +<p>最後に<code>httpd</code>を起動して接続を確認する。まずは<code>rc.conf.local</code>に<code>httpd</code>の起動を許可するように記入。</p> +<pre><code>$ echo 'httpd_flags=' | doas tee -a /etc/rc.conf/local</code></pre> +<p>続いてrcに登録、起動。</p> +<pre><code>$ doas rcctl start httpd +$ doas rcctl enable httpd</code></pre> +<p>ブラウザでアクセスしてみる。</p> <h2>おわりに</h2> -<p>めっちゃ遅い。</p> +<p>とりあえず残したかったので書いてみたが、冒頭でも言った通り知識が曖昧であることに気づかされた。文章もいまいち分かりにくい箇所が多いがとりあえずこのまま置いておく。日記の記事ではないので気が向いたときに少しずつ改訂できればいいかな。</p> <h2>参考文献</h2> -<ol> - <li><a href="https://www.donedone.jp/plan/">料金プラン-50ギガの大容量SIM | donedone(ドネドネ) ドネーション型モバイルサービス</a>.donedone.2022-01-14閲覧</li> - <li><a href="https://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/vlan/">VLAN</a>.RTpro.2022-01-14閲覧</li> - <li><a href="https://network.yamaha.com/knowledge/qos">QoSとは</a>.RTpro.2022-01-14閲覧</li> - <li><a href="https://changineer.info/network/yamaha_router_rtx/yamaha_router_rtx_vlan_port_example.html">Yamaha RTX ルータのセキュリティのデフォルト設定解説(CLIの場合)</a>.ネットワークチェンジニアとして.2022-01-14閲覧</li> -</ol> -]]></description> -</item> -<item> -<title>無題</title> -<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20211214.html</link> -<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20211214.html</guid> -<pubDate>Tue, 14 Dec 2021 00:00:00 +0900</pubDate> -<description><![CDATA[<h1>無題</h1> -<time>2021-12-14</time> -<p> -図書館に本を返しに行った。最近家ではパソコンばかりいじっているので本を借りても読まずじまいのことが多い。たまに読もうと思う時もたいがい小林一郎の法華経大講座を開く。一応日蓮宗の坊主になろうというのでひととおり法華経のことは知っておきたいのだ。今日も図書館ではいろいろと漁った。ウェブサーバーやメールサーバーを立ててみたので、セキュリティ関係の本や暗号の本を探した。数冊は立ち読みしたがどうせ読まないだろうとすべて本棚に戻した。PGPの鍵を作ったりしているので暗号関連の数学は理解しておきたいという願望はあるのだが頭が多分ついていけない。場所を変えて農業の本も見てみたがあまり読みたいものがなかった。麦を育て始めたのでそのあたりの情報が欲しかったのだがなかった。とうとうなにも借りずに出てきてしまった。 -</p> -<p> -図書館からの帰りはたいてい途中にある野菜の直売所に立ち寄る。ここはスーパーにはなさそうなものがたくさんある。大根や蕪のおばけみたいなのや、里芋の親芋や葉っぱなんかも置いてある。里芋の葉っぱは家でかじって口の中がとんでもないことになって敬遠した。品種によって渋が強かったり弱かったりするので売っているものは食べても大丈夫なものだと思うが。無農薬の野菜も置いてあるのだがそうだと書いていないのも面白い。今日はその無農薬のものから紫キャベツと、別の棚から真菜をいただいてきた。キャベツはピクルスに、真菜は白和えにするのがおすすめだそうだ。 -</p> -<p> -野菜を買ったあと、家の葛が切れていたのを思いだして豆屋にも寄った。黒豆や小豆等の新豆が入っていたが家に余っているので買えなかった。しかしこの町には昔の店がいろいろ残っているものだ。生まれ育った地元であるが、今になるまでほとんど店を知らなかった。寺に通いだしてからお上人の奥さんがいろいろと店を教えてくれる。この豆屋はこの寺の檀家だそうだ。他にもかつを節屋、魚屋、肉屋、うなぎ屋、蜂蜜屋、豆腐屋、酒蔵、お茶屋、珈琲豆焙煎所等、スーパーに行かなくてもほとんど揃う。味噌と醤油の蔵もあるにはある。醤油発祥の地、湯浅であるがこれは自転車ではきつい。山を越えての50Kmである。横浜から東京まで片道50Kmを走ったことがあるがかなり疲れた。昔の人はこのくらいの距離をあたりまえのように歩いていたのだろうか。実家の辺りから山を越えて湯浅に向かう山道が今も残ってはいるが、ひとつ目の山の頂上まで行くのでもそれなりにくたびれる。体力を付けねば。 -</p> -<p> -葛を買って家に向かっていると、いつも畑で散歩がてら声を掛けてくれるおじいさんに会った。普段は簡単な挨拶だけだが今日は少し話した。40歳のときに思うところがあってお経の勉強を始めたらしい。写経していたがすぐに飽きて仏教画を始め、教室を主宰するに至ったそうだ。高野山大学の図書館にしばしば行っては画集のコピーを持って帰って来たという。なかなか変った人生を歩んできたようである。畑でもほとんどの人が頑張れと言うところ、この人は頑張りすぎるなと言うので面白い人だと思っていたが、話してみると色々考えが深そうな人である。 -</p> -<p> -仕事を辞めて以来、人と関わる機会が増えたように思う。畑を借り、道行く人と話し、寺の門を敲き、檀家と話し、その人その人の人生を垣間見ることができ、人生が何倍にも広がった。収入は無くなったが今の方が生きている。 -</p> -]]></description> -</item> -<item> -<title>使用しているハードウェア、ソフトウェア</title> -<link>https://www.mtkn.jp/computer/what-i-use.html</link> -<guid>https://www.mtkn.jp/computer/what-i-use.html</guid> -<pubDate>Mon, 13 Dec 2021 00:00:00 +0900</pubDate> -<description><![CDATA[<h1>使用しているハードウェア、ソフトウェア</h1> -<time>2021-12-13</time>作成 -<h2>ソフトウェア</h2> -<ul> - <li>OS: OpenBSD</li> - <li>Window Manager: <a href="https://git.mtkn.jp/dwm/log.html">dwm</a></li> - <li>Terminal: <a href="https://git.mtkn.jp/st/log.html">st</a></li> - <li>Text Editor: vim</li> - <li>Browser: <a href="https://git.mtkn.jp/surf/log.html">surf</a></li> - <li>Mail Client: neomutt</li> -</ul> - -<h2>ハードウェア</h2> <ul> - <li>Laptop: Thinkpad x220</li> + <li><a href="https://man.openbsd.org/httpd">httpd(8)</a>.Openbsd manual pages.2022-06-27閲覧</li> + <li><a href="https://man.openbsd.org/httpd.conf">httpd.conf(5)</a>.Openbsd manual pages.2022-06-27閲覧</li> + <li><a href="https://man.openbsd.org/acme-client">acme-crient(1)</a>.Openbsd manual pages.2022-06-27閲覧</li> + <li><a href="https://man.openbsd.org/acme-client.conf">acme-crient.conf(5)</a>.Openbsd manual pages.2022-06-27閲覧</li> + <li><a href="https://man.openbsd.org/crontab">crontab(1)</a>.Openbsd manual pages.2022-06-27閲覧</li> + <li><a href="https://letsencrypt.org/">Let's Encrypt</a>.Let's Encrypt.2022-06-27閲覧</li> + <li><a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/Time_to_live#DNS%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%81%AETime_to_live">Time to live</a>.Wikipedia.2022-06-27閲覧</li> </ul> ]]></description> </item> <item> -<title>赤目自然農塾</title> -<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20211129.html</link> -<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20211129.html</guid> -<pubDate>Mon, 29 Nov 2021 00:00:00 +0900</pubDate> -<description><![CDATA[<h1>赤目自然農塾</h1> -<time>2021-11-29</time> -<p> -11月13日、14日の二日間、奈良にある<a href=https://akameshizennoujuku.jimdofree.com/>赤目自然農塾</a>の勉強会に参加してきた。この塾は自然農の提唱者である川口由一さんが始められたもので、自然農の技術を学び実習できる場である。毎月一回二日間の定例の学びがあり、一日目には畑の補修等の共同作業と言葉を通しての学びが、二日目には実習が行われる。昨年12月に初参加し、今回はほぼ一年ぶりの2回目であった。1反9畝の畑を借りることになったので、本格的に自然農の技術を身に付けたい。できれば毎月通って一通りのことを教わりたいのだが続くだろうか。 -</p> -<h2>1日目</h2> -<p> -車を停めて外に出る。思っていたより暖かかった。もこもこの着物を着て来たが厚いので暑いので薄めのものに着替え、その上から作務衣を着た。普段畑に入る時は裸足だが、共同作業で何をするのか分からないので地下足袋を履いて小屋に向かう。 -</p> -<p> -午前の作業は篠竹を刈り取って枝を払い、束にして小屋の屋根裏に干すというものだった。篠竹はよく撓って使いやすそうだった。10人以上で作業していたが収穫量は思った以上に少なかった。一人でやると日が暮れる。 -</p> -<p> -午後は汲取式の便所を汲み取って別の場所に撒いた。臭いはそこまでひどくはなかった。ブルーチーズや高級な納豆でも香るアンモニア臭が中心で、吐き気を催すほどではない。発酵食品を食べすぎているのかもしれない。便所は地面に穴を掘って桶のようなものを埋め、木の板で便器を作って被せ、周囲から見えないように囲っているだけのものだ。小屋に隣接するものは建物の一部になっていて壁も木材でしっかりと作られているが、畑の中にぽつんと立っているものは先程の篠竹を束ねたもので周囲を囲っているだけの簡易なものである。桶から柄杓で排泄物を汲み取りバケツに入れる。本来は天秤棒を用いて一人で二つ運ぶというが、技術が必要なので今回は棒の中心にバケツをぶらさげて二人で一つを運ぶことになった。肥を撒く場所までの道はでこぼこで途中川を渡る必要がある。初対面の人と二人、なかなかの緊張感のなか息を合わせて肥を運ぶ。肥を撒く場所ではいきなりバケツごとあけるのは危険なので、ここでも柄杓で少しづつである。玄関先に水をうつようにその場所全体にまんべんなく撒く。柄杓にスナップを効かせると肥が帰ってくる。これもまた緊張感のある作業だった。そこそこの量があったが日没前には終わった。 -</p> -<p> -銭湯を経由して山荘に。晩御飯は菜飯とかぼちゃのサラダ、それにけんちん汁だった。ほとんどが自然農で採れた野菜である。御飯の後は言葉を通しての学びとして、今回は教育について議論した。21時ごろから始めて終ったのは日付が変わるころだった。みんな眠い目をこすり、船を漕ぎならがの議論であるが、これがなかなか面白いものである。誰かが言った言葉が直接脳に入って来くる。あまりうまくまとまっていない考えでも発言すればだれかの脳に届いてなにかしら返答がある。なんだか全員の脳味噌を直接繋いで考えているような感覚になるのだ。僕は今回寺子屋を始めたいという旨のことをぽろっと言っただけで終った。しかし言っただけでもなんとなく自分でも実現させようという心持ちになるものである。 -</p> -<h2>2日目</h2> -<p> -2日目は農作業の実演である。今回は稲の刈り方とその後の干し方、それに麦の蒔き方を見せてもらった。これが昼過ぎに終り、御飯のあとは畑の見学会に参加させてもらった。 -</p> +<title>坊主になるために薬の服用を強要されそうになってる。</title> +<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20220513.html</link> +<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20220513.html</guid> +<pubDate>Fri, 13 May 2022 00:00:00 +0900</pubDate> +<description><![CDATA[<h1>坊主になるために薬の服用を強要されそうになってる。</h1> +<time>2022-05-13</time> +<p>地元の寺で出家、得度し、次は宗門の道場に入って修行である。ただし修行と言ってもいい加減なもので、最近流行しているらしい感染症の対策だかなんだかで、総本山に近い新幹線の駅前にあるホテルで行うらしい。寺に滞在すれば感染するがホテルなら感染しないウイルスとはなんとも特異なものである。それとも参加者を自室に監禁してテレビ電話でも繋いで行うのか。だとしたら自宅からでもいいものを。愚痴を言ってもしかたがないのでとりあえず参加申請書を作成して健康診断書と共に提出した。</p> +<p>しばらくした今日、宗門から電話があった。健康診断書のアレルギーの欄に喘息とあるが、発作が起こった時の為に医者に行って薬を処方してもらい、道場に持参するようにとのことだ。</p> +<p>は?</p> +<p>まず喘息の発作がどのようなものかは自分がよく知っている。僕の場合咳がきつくて息苦しいが病院に行く程のものは幼い頃以来ない。そのため普段から発作を抑えるような薬は常備していないし欲しいとも思わない。</p> +<p>次にたとえどんな症状が出ても薬を飲むかどうかは本人の判断に任せるべきである。薬とは本質的に危険なものである。副作用の無い薬は無い。服用による危険性と服用しないことによる危険性を天秤にかけた上で飲むかどうか判断するべきものである。その判断には統計的な情報に加え、自分の身体の状態をよく観察する必要がある。そのため、他人が服用を強いることはあってはならないだろう。</p> +<p>最後に薬を服用した方がいい場合であっても、どうするかは本人に任せるべきである。これは死生観の問題である。僕は現代の医療に依存した生き方をするより、自然に生きて自然に死ぬ方を選びたい。</p> +<p>以上3つの理由により、宗門の要求は受け入れられないものである。ただし残念ながら突然の電話だったのでここまでうまく纏めて話すことは叶わなかった。以下に電話でのやり取りを記す。</p> +<p>宗門からの要求に対してまずは受け入れられない旨を伝えたところ、集団生活なので宗門に従えとの答えが帰って来た。周りに迷惑がかかるからと。しかしこれは僕個人の問題であり、どのように迷惑がかかるのか、あるいは薬があった場合どうして迷惑がかからないのか分からなかった。そのため僕個人の問題であり周りは関係ないだろうと伝えた。そうすると次は、僕にもしものことがあった場合、薬を持っていないと宗門では責任を取れないとも言われた。これに対して、なぜ僕の命について貴様等に責任を取られないといけないのか分からないと返した。そうすると、そういうものだからとの答えが返ってきた。意味が分からなかったので理解できない旨を伝えたところ、上司と相談して連絡しなおすとのことだった。そのまま電話を切られそうになったので、最後に念をおして、これは死生観の問題であり他人にどうこう言われる筋合いはないこと、そして集団生活と雖も個人の自由の範疇であると考えていることをはっきりと伝えた。</p> +<p>以上のやり取りは2時間ほど記憶を遡って書いたものであり、どこまで合っているか分からないことを断わっておく。</p> +<p>電話が切れた後、一応師僧に報告を入れようと寺に電話したところ、こういう時は適当に嘘でも付いてやりすごせばいいと言われた。お前は潔癖すぎだと。</p> +<p>間違いない。</p> +<p>しかし潔癖なのもある意味気持がいいのだ。会社を辞めて社会から距離を置き、失うものがなにもない状態で綺麗に生きている今はなかなか気分がいい。ただ宗門に対して嘘を付かないことにだんだんと価値を見出せなくなりつつある。こんないい加減な組織に対して綺麗でいることにどれほどの意味があろうか。もうどうでもいいか。</p> +<p>寺に報告をした後、夕飯の支度をしながら宗門とのやり取りを思い返しているとやっぱりなんだかひっかかる。薬を持参させるということは、発作が起こったら服用させるということである。つまり薬の服用を強要しているようなものだ。これは世間一般の常識に照らしても不条理なことではなかろうか。それとも僕が世間と距離を置きすぎて知らないだけで世の中ではそんなものなのか。和服で生活をするようになり、僕が覗ける社会の窓はTwitterのみになってしまった。そのTwitterを見ても、風邪を引いたら頭痛薬や解熱剤を、花粉症にはその薬を飲むのが当たり前のようだし、案外宗門は常識に則って良心的な連絡を呉れただけかもしれない。そんな世間はくそくらえだが。</p> +<p>医学が本当に人を救えているのかは甚だ疑問である。目の前の命はある程度助けられるかもしれないが、助けることが本人にとって幸せかどうかは別問題である。中途半端に助かったが為に余計な苦しみを味わって死ぬことになるかもしれない。また、どんなに医学が発達しても救えない命は零にはならない。さらに、医学が救う命というのは本来自然淘汰されるべきだったものではないだろうか。弱い遺伝子は死ぬのが自然の掟なのである(僕自身小児喘息で死にかけたことがあるので本来は淘汰されるべき人間なのかも知れない)。その掟を破って死ぬはずだった人間を助けてしまい、その人間が子供を作り遺伝子を遺す。そうしてだんだんと医学がないと自立して生きられない人間を量産することにはならないか。現代においても既に医療費が嵩んで面倒なことになっているではないか。目の前の命を救ったが為に将来より多くの苦しみを生む可能性を考えなくていいものか。</p> +<p>以上の議論は文献に基かない上、定量的なことを一切考えていないいい加減なものである。しかし今は目の前の命を救うことを絶対の正義として疑わず、その副作用を完全に無視しているのではないか。それで本当にいいのだろうか。</p> +<p>医学に縋り病気を恐れて長生きするより、日々大切に生き、死を潔く受け入れた方がよっぽど充実した人生だと僕は思う。宗教が現代も存在するのは、科学が救えない人の受け皿として必要とされているからではないか。</p> +<p>全ての人間は死ぬ時に死に、それまでは生きるのである。それでええやん。少なくとも僕はその方がいいのでほっといて欲しい。</p> ]]></description> </item> <item> -<title>令和3年 農業日誌</title> -<link>https://www.mtkn.jp/farm/journal/2021.html</link> -<guid>https://www.mtkn.jp/farm/journal/2021.html</guid> -<pubDate>Wed, 17 Nov 2021 00:00:00 +0900</pubDate> -<description><![CDATA[<h1>令和3年 農業日誌</h1> +<title>令和4年 農業日誌</title> +<link>https://www.mtkn.jp/farm/journal/2022.html</link> +<guid>https://www.mtkn.jp/farm/journal/2022.html</guid> +<pubDate>Fri, 11 Feb 2022 00:00:00 +0900</pubDate> +<description><![CDATA[<h1>令和4年 農業日誌</h1> (旧暦) -<h3>師走</h3> -<div class="farm-journal-item"> -<div class="farm-journal-date"> -<div class="luna">25日</div> -<time>2022-01-27</time> -</div> -晴。畑の畝作り。菜っ葉の間引き。畝の間の溝に水が貯まっている。もう少し乾燥していたほうがいいのだろうか。菜っ葉はどれも成長が良いように見える。 -</div> - -<div class="farm-journal-item"> -<div class="farm-journal-date"> -<div class="luna">6日</div> -<time>2022-01-08</time> -</div> -晴。畑の方に畝を少し作った。じゃが芋を植えたいので少し高めの畝にする。昨年度は雨が続いて水没した部分が腐ってしまったのだ。今年はうまくいくといいな。新暦では年が明けた。今日は一日遅れたが七草粥を食べた。畑の隅に大根の余った苗をまとめていたのでそれを抜いて粥に入れた。成長がいいものは太さが15mm程度になっていた。玉葱の苗もまた少し定植した。始めの方に植え替えたもののうち一本だけ葉が太く、濃い緑になっていた。他のものは植えてから変化がないように見える。麦も変化があまりない。 -</div> +<h3>卯月</h3> -<h3>霜月</h3> <div class="farm-journal-item"> <div class="farm-journal-date"> -<div class="luna">19日</div> -<time>2021-12-21</time> +<div class="luna">9日</div> +<time>2022-05-09</time> </div> -晴。田圃の溝を少し整備。麦が成長してひとつめの畝は遠くからでもうっすらと緑に見えるようになった。畑の野菜もそれなりに育っている。 -<figure><figcaption>和歌山大根</figcaption><img src="pics/DSCF0249.JPG" alt="和歌山大根"></figure> -<figure><figcaption>大和真菜</figcaption><img src="pics/DSCF0252.JPG" alt="大和真菜"></figure> -<figure><figcaption>松島新二号白菜</figcaption><img src="pics/DSCF0255.JPG" alt="松島新二号白菜"></figure> -<figure><figcaption>いちばんぼし(裸大麦)</figcaption><img src="pics/DSCF0257.JPG" alt="いちばんぼし(裸大麦)"></figure> +溝掃除。しばらく雨が降っていない。最後に米を蒔いてからは一回も降っていないと思う。曇って来たので降ってくれることを期待。畑の真黒茄子の一部が発芽した。自分用のメモとしてこの日誌を書いているので作物の位置関係が分かりにくい。なんかうまいこと表示できるやつ作ろうかな。 </div> <div class="farm-journal-item"> <div class="farm-journal-date"> -<div class="luna">17日</div> -<time>2021-12-19</time> +<div class="luna">4日</div> +<time>2022-05-04</time> </div> -曇り時々雨。玉葱の定植。白菜、大根、真菜等が大きくなってきた。麦も大分育ったので踏もうとしていたら雨が降って来てできなかった。畔に子猫が居た。 +晴れ。朝は寒く、昼から暑い。一ヶ月程機構が戻ったようだ。昨年キミノーカで買った栗南瓜を、以前蒔いた南瓜の南に、春菊を白もちとうもろこしの一回目の北に、寄居蕪を白もちとうもろこしの二回目の北に、五角オクラを米の隣の里芋の南に、ときわ地這い胡瓜をこのオクラと里芋と同じ場所に、いちずいんげんを鷹の爪から米までの間にある背丈の高い草の足元に植えた。米の所に生えていた雑草は成長が案外遅く、米の方が高くなりつつある。じゃが芋のアンデスに花が咲いていた。鷹の爪の北に蒔いた葱がようやく生えてきた。生きとったんかわれ。麦は早いものはもう収穫してもよさそうなくらい色付いてきた。 </div> <div class="farm-journal-item"> <div class="farm-journal-date"> -<div class="luna">12日</div> -<time>2021-12-14</time> +<div class="luna">2日</div> +<time>2022-05-02</time> </div> -晴。久々に冬らしく寒い朝だった。昼間は日が照って暑い。壬生菜の定植。畝作り。 +米の続き。最後の4mを鷹の爪の南に蒔いた。初めに蒔いた米は既に発芽を確認。然し別のイネ科の草もたくさん生えてきた。軸が赤い草である。家のプランターにも余った米を蒔いた。あと鷹の爪と加茂大芹川丸茄子、ししとうと真黒茄子をそれぞれ一緒に蒔いた。家で苗になればいいが。 </div> -<div class="farm-journal-item"> -<div class="farm-journal-date"> -<div class="luna">9日</div> -<time>2021-12-11</time> -</div> -晴。麦蒔きが完了した。庭のプランターに植えていた壬生菜を半分ほど畑に植えかえた。大根がわずかに太くなっている。 -</div> +<h3>弥生</h3> <div class="farm-journal-item"> <div class="farm-journal-date"> -<div class="luna">7日</div> -<time>2021-12-10</time> +<div class="luna">30日</div> +<time>2022-04-30</time> </div> -晴。日差しが強くて暑い。麦の続き。4本目の畝は小さいので草を刈らずに上から蒔いた。結局草刈りは全部は終わらず次の日に持ち越し。 +米の続き。朝から半日かけて4m程。田の畔も少し補強。里芋も追加で植えた。西瓜の北と茄子の南。昼からも作業したかったが疲れてしまった。 </div> <div class="farm-journal-item"> <div class="farm-journal-date"> -<div class="luna">5日</div> -<time>2021-12-08</time> +<div class="luna">25日</div> +<time>2022-04-25</time> </div> -晴。麦の続き。3本目の畝に蒔き終わった。始めに蒔いたところはそろそろ麦踏みか。 +20日にも畑に出たと思うが記録していなかった。20日は米の続き。前回4m程蒔いたがこの時は2mにした。疲れは禁物である。25日も米の続きに加え、蒟蒻をアンデスの南に植えた。あとは鷹の爪を適当に蒔いた。前回蒔いた所に上からばら蒔きしただけである。米の方は今回午前には2m蒔いた。午後もできるだろうか。麦の下の方が茶色くなってきた。午後も米の続き。また2m程。旭大和西瓜を男爵の東と空豆の北に、男爵の東の西瓜の南にとある露天で買った日本南瓜を、日野菜の東のあたりに池田越瓜を植えた。滝野川牛蒡の南にしろもち玉蜀黍を植えた。男爵の南に落花生を植えた。 </div> <div class="farm-journal-item"> <div class="farm-journal-date"> -<div class="luna">3日</div> -<time>2021-12-06</time> +<div class="luna">19日</div> +<time>2022-04-19</time> </div> -晴。麦の続き。 +米を蒔いた。20mの畝のうち4m程。体力を消耗したうえ花粉症と喘息で眠れなかった。身体を作りアレルギーを何とかしなければ。呼吸と食事を見直さないといけない。一日寝込むだけで半年間の食糧が手に入らないのはきびしい世界である。 </div> <div class="farm-journal-item"> <div class="farm-journal-date"> -<div class="luna">1日</div> -<time>2021-12-04</time> +<div class="luna">14日</div> +<time>2022-04-14</time> </div> -曇時々晴。麦の続き。玉葱の移植。太いものから7本植えた。 +晴。前日の夜から朝にかけて雨だった。麦は全体的に出穂していた。畑の北側の空いていた場所と空豆が倒れたり成長が悪くてできた隙間に里芋を植えた。多分全て芽赤芋?2つ程昨年のものが混じっているかも知れない。畑の北の方はカラスノエンドウが群生している。日野菜が残っていた所に寄居蕪を蒔いた。日野菜は刈ってしまったが必要なかったか。以前大浦太牛蒡を蒔いた隣に同じ牛蒡を植えた。以前は点蒔きだったが今回は二条のすじ蒔きにした。以前のものは少しだが芽が出ていた。同じ畝の北に植えていた滝野川大長牛蒡も発芽。しろもち玉蜀黍を日野菜を蒔いた北に植えた。薩摩芋の種芋の南に真黒茄子を植えた。鷹の爪を葱の苗床の南に植えた。ノゲシとキツネアザミと多分サワオグルマのしっかりした茎が支柱代りになればと思って畝の中央だけを草刈りして両端は残した。空豆の莢が大きくなって来た。玉葱も大きいものはちゃんと玉になっている。菜っ葉類の種の一部に奇形が見られた。 </div> -<h3>神無月</h3> <div class="farm-journal-item"> <div class="farm-journal-date"> -<div class="luna">29日</div> -<time>2021-12-03</time> +<div class="luna">9日</div> +<time>2022-04-09</time> </div> -晴。麦の続き。疲れがでてしばらく休んでいた。気付けば一週間ぶりの作業である。急いては事を仕損じる。結局ゆっくりやったほうが早く蒔けていただろう。始めに蒔いた麦はもう5cmほどに成長していた。 +赤目自然農塾に行った。一日目は便所の補修と猪よけの柵の設置を行った。身体を保護するものが嫌いなので軍手を着用していなかったが案の定トタンの波板で指を切った。他人との共同作業においては少し考えないといけない。二日目は米の種おろしの実習だったが眠くてあまり集中できなかった。 </div> <div class="farm-journal-item"> <div class="farm-journal-date"> -<div class="luna">21日</div> -<time>2021-11-25</time> +<div class="luna">7日</div> +<time>2022-04-07</time> </div> -曇時々雨。麦を蒔くための草刈りの続き。今日は200g蒔けた。既に蒔いていたものからもやしのようなものが出ているのを確認。根っこか。玉葱と壬生菜の苗も大きくなってプランターでは窮屈そうなので早く定植しなければ。 +晴。日射しが強くて暑さがこたえるようになってきた。防止がそろそろ必要である。薩摩芋を植えた。空豆の莢が出てきているのを確認した。米を蒔く場所を軽く草刈りした。 </div> <div class="farm-journal-item"> <div class="farm-journal-date"> -<div class="luna">19日</div> -<time>2021-11-23</time> +<div class="luna">2日</div> +<time>2022-04-02</time> </div> -晴のち曇。麦を蒔くための草刈りの続き。3時頃まで出掛けていたので今日は1時間だけ作業。 +晴。最近寒さが戻ったようで、外に出るのが億劫である。田の畔を補強した。毎日少しの時間でも畑に出ないと体ができてこないように思う。隣の畑の人が夫婦で来ていた。奥さんと顔を合わせるのはおそらく初めてである。家で薩摩芋と里芋が芽をふき始めた。 </div> <div class="farm-journal-item"> <div class="farm-journal-date"> -<div class="luna">17日</div> -<time>2021-11-21</time> +<div class="luna">1日</div> +<time>2022-04-01</time> </div> -晴。麦蒔きの続き。蒔いてから草を刈るのではいそがしいので草を刈ってから蒔くことにした。また短期間のうちに全面蒔くのはあきらめた。 +晴。前日は雨。前回より排水はよくなっていた。新3月27日には麦の出穂を確認。さらに大きくなっていた。草の勢いが強い。今日は新しく買った大浦太牛蒡を蒔いた。寄居蕪を前回同様日野菜の後に蒔いた。日野菜もそのふたつ隣りの畝に蒔いた。以前蒔いていた法蓮草、春菊、牛蒡が発芽。じゃが芋の芽も出てきた。体力を付けねば。 </div> +<h3>如月</h3> + <div class="farm-journal-item"> <div class="farm-journal-date"> -<div class="luna">16日</div> -<time>2021-11-20</time> +<div class="luna">22日</div> +<time>2022-03-24</time> </div> -晴。麦を蒔いた。一番長い畝の2/3ほど蒔けた。ばら蒔きした後草を刈る。この草刈に思ったより時間がかかる。のこぎり鎌でないと歯がすぐに丸くなる。買い替えようか。 +晴。しばらく雨ばかりで畑が水浸しだった。一部に下の田圃への水路を開けて排水を計った。注文していた種がようやく届いたので少し蒔いた。寄居蕪を日野菜が植わっていた場所に少し、牛蒡(これは以前買っていたもの)を少し、それから葱を蒔いた。高菜を収穫した。土筆がたくさんあったので取って来て佃煮にした。上の畑にれんげが咲いているのを見つけた。年末に蒔いた菜っ葉類は花盛りで蜂もたくさん来ている。交配しなければいいがさすがに近すぎるだろう... </div> <div class="farm-journal-item"> <div class="farm-journal-date"> -<div class="luna">14日</div> -<time>2021-11-18</time> +<div class="luna">13日</div> +<time>2022-03-15</time> </div> -曇後晴。昼過ぎまで曇りで寒かったが昼から晴れて暑い。麦の畝がだいたい形になったところに丁度麦の種が届いた。和歌山県農業公社に申請していた畑を借りるための申請が通りそうだと、JAの人から連絡が入った。晴れて農家である。畑の方に山東菜を蒔いた。作業が続いて筋肉の動きが鈍ってきた。疲れない動き方ができるようになりたい。 +晴。日差しが暑い。隣の畑の人が何かを散布していた。除草剤だろうか。真菜が花盛りである。日野菜はほとんど花を刈り取った。大根も咲いていた。壬生菜も咲きそうだったので少し収穫。山東菜も咲きはじめ。台所で芽を出していた大蒜を植えた。 </div> <div class="farm-journal-item"> <div class="farm-journal-date"> -<div class="luna">13日</div> -<time>2021-11-17</time> +<div class="luna">11日</div> +<time>2022-03-13</time> </div> -快晴。朝は季節にふさわしく寒いが日差しが強く昼は暑い。出掛ける時、以前声を掛けてくれた92才のおじいちゃんとすれ違う。田圃に畝を作るために溝を掘った。この田圃を借りてから続けていた作業だがもう少しで終りそうだ。11月中旬が麦蒔ききの適期であり既に少し遅い。田圃の隣のおばちゃんが蜜柑をくれた。 +晴後曇り。今日から明日にかけて雨が降るというので法蓮草を蒔いた。ばら蒔きして草を刈っただけだがうまく発芽してくれるだろうか。後は牛蒡も蒔いた。天気予報に頼ってしまうのは気分がよくない。体感上朝の晴れていたうちもじめじめしていた気がするし、雨の予感はあったと思うのは後付けだろうか。天気を感覚で分かるようになりたい。菜の花が咲いていた。日野菜と真菜である。白菜の葉も起き上がって、遠目には結球したように見える。麦が一段と大きくなった。やっと背が高くなりはじめた。しかし初めに蒔いた所と後れて蒔いた所の差が大きい。 </div> -]]></description> -</item> -<item> -<title>畑を返すことになった。</title> -<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20210806.html</link> -<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20210806.html</guid> -<pubDate>Fri, 6 Aug 2021 00:00:00 +0900</pubDate> -<description><![CDATA[<h1>畑を返すことになった。</h1> -<time>2021-08-06</time> -<h2>はじめに</h2> -<p> -昨年の秋実家の隣の畑を借り農業を始めることになった。以降好きな種を蒔いては世話をし、少しばかりの収穫をいただいてきた。夏になり冬野菜はどんなものを植えようかと考えていたところ、地主さんからある連絡があった。この秋に家を建てることになったので土地を返してほしいとのことだ。いい機会なので、この一年弱の間素人なりに試行錯誤してきたこと、考えてきたことを記録しておく。 -</p> - -<h2>農業に対する基本的な考え</h2> -<h3>農業の目的</h3> -僕が農業をする目的は自給自足の生活をすることである。一度社会人としての道を歩もうとして精神を病んだ。世の中にあふれているほとんどの物に価値を見いだせなかった。にも関らず自分の時間をお金に変換している意味がわからなかった。自分の時間を使って自分にとって価値のあるものを生みだす。それをできるのが自給自足のための農業だと考えた。 -<h3>農法</h3> -<p> -畑を借りる前から農法に関する情報は本やネット等で収集していた。そのなかでも目に付いたのが川口由一氏の自然農及び福岡正信氏の自然農法である。多少の違いはあるがどちらも無農薬、無肥料、不耕起という点で共通している。雑草や虫等を敵とせずそれらの活動によって土壌を豊かにし、その上で作物を育てるというものだ。この方法が自分に合っていると感じたので採用することにした。 -</p> -<h3>種</h3> -<p> -また、育てる作物に関しては、高橋一也氏の「古来種野菜を食べてください。」に感銘を受け、可能な限り昔から栽培されてきたものを探すようにした。現在市場で流通している野菜は一代交配種と呼ばれるものが多い。一代交配種というのは、「生物において、ある異なった対立遺伝子をホモで持つ両親の交雑の結果生じた、第一世代目の子孫のこと」(<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%91%E7%A8%AE%E7%AC%AC%E4%B8%80%E4%BB%A3">wikipedia</a>)であり、「その一世代に限って安定して一定の収量が得られる品種として知られ、多くの種苗会社が力を入れる分野となっている」(<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%91%E7%A8%AE%E7%AC%AC%E4%B8%80%E4%BB%A3">同</a>)。一代交配種は収量、形質、味等がそろっているので市場競争力が高い。その一方で、一代交配種をかけあわせると、一代目ではかくれていた遺伝子が発現し、市場価値の高いものは収穫できない。このため、ひとたび一代交配種を育てはじめると、以降毎年のように種苗会社から種を購入することになる。 -</p> -<p> -僕が目指したいのは自給的な農業である。作物の市場競争力はなくていいし、種苗会社に払い続けるお金もない。また一代交配種ばかり育てられると、全国どこでも同じ野菜しか手に入らなくなり食文化もあったものではない。それに対し古来種野菜は、地域ごとに代々受けつがれてきたもので、その土地にうまく適応しその場所の食文化の形成に深く関わってきたものである。僕の地元和歌山でも、湯浅で作られる金山寺味噌で使われている湯浅なすというものが残っている。関係ないがあみ清数見商店というところの金山寺味噌がおいしい。「発酵文化人類学」(小倉ヒラク)にのっていた太田久助吟製のものはいまいちだった。表示を見ると人口甘味料(確かステビア)が入っていた。 -</p> -<p> -閑話休題。種は古来種を多数とり扱っている野口種苗研究所のものを購入するようにした。 -</p> - -<h2>生ゴミの肥料</h2> -<p> -畑を借りてから、台所からでる植物性の生ゴミは全て畑の一角に捨てるようにした。胡瓜や人参のへた、南瓜のわたや種等である。捨てたゴミは少し土とまぜ、発酵させて二年目から畑の肥やしとして利用しようと考えてのことだ。冒頭で書いた無肥料と矛盾するがまあこれも試行錯誤のうちである。 -</p> -<p> -春から夏にかけて気温が上がり、梅雨には雨も降り、微生物の活動が活発になる。始めは臭いが大丈夫か心配だったが、日中30度を越えるようになってもほとんど臭くない。1メートル以内に近づいて少し臭うが、臭いというほどではない。臭い臭いではない。一時コバエがたかっていたが、今は目立たなくなり、かわりにコオロギがうじゃうじゃしている。 -</p> -<p> -春の終りごろに買ってきた南瓜のわたと種もここに捨てた。しばらくするとそこから南瓜の芽が大量に生え、梅雨があけるころにはたくさん花をつけた。近くの養蜂場からだと思うが、セイヨウミツバチがやってきて受粉してくれる。7月の終りごろにはおおきな実をつけた。収穫して煮物にしたがとてもおいしかった。捨てた種は一代交配種で、できたのはその子供なのでおいしくなる道理はないのだが。不思議である。 -</p> -<p> -地主さんから土地の返還を打診されて畑に生ゴミを捨てるのはやめにした。ところが調理中にでるゴミの量は変化するわけでわない。野菜のうち食べない部分はすべてゴミ箱に捨てるようになった。畑を借りる前の状態に戻っただけである。ところが切った野菜のへたをゴミ箱に捨てるたびになんだか虚しくなる。畑に撒けばそこにまた植物が育ち収穫にも繋がる。ところがゴミ箱に捨ててしまうとなんにもならない。そればかりか、ゴミを集めてさらにそれを焼却しなければいけない。すべて税金である。ただ畑に捨てるだけでまた利用可能な形のエネルギーになるものを、税金を投入したうえで無にしているのだ。あまりにも勿体無い。しかも一般的な農家では、生ゴミを税金で回収してもらったうえで、肥料を購入してきて自分の畑に施すのだ。江戸時代なんかはさらに無駄がない。自分たちの排泄物まで畑に還元していたほどだ。 -</p> - -<h2>育てた作物</h2> -<h3>玉葱</h3> -祖父の知り合いに苗をもらって植えた。確か初めて植えたのがこれである。土が固く肥沃度も低いためか玉が膨らまなかった。 -<h3>小松菜</h3> -時期が悪かったのか、すぐにとう立ちしてしまった。 -<h3>法蓮草</h3> -実験的に雑草を刈らずに蒔いた。これもとう立ちが早く、食べられなかった。 -<h3>春菊</h3> -実験的に雑草を刈らずに蒔いた。これもとう立ちが早く、食べられなかった。 -<h3>牛蒡</h3> -雑草を処理した場所と処理しない場所に分けて植えた。雑草の下でも元気そうに育っている。生育が遅いので土地を返却するまでに収穫できるか不明である。 -<h3>じゃが芋</h3> -六月の雨でほとんど腐ってしまった。水はけが悪いのが原因だと思う。収穫できたものは小さかったが美味しかった。 -<h3>葱</h3> -warmerwarmerというところで買ったセット野菜に入っていたものの根を切って植えた。葱坊主ができ、種を収穫できた。 -<h3>胡瓜</h3> -地這いきゅうりを植えた。雑草がしげってもそれに巻きついて元気である。種の部分だけよく太っていびつな形に育った。肥沃度の問題か。味は普通にきゅうりである。 -<h3>南瓜</h3> -上に書いた生ゴミとは別に日本南瓜を植えた。すぐに発芽したがそれ以降成長しない。花はひとつだけ目撃した記憶がある。 -<h3>冬瓜</h3> -これもwarmerwarmerの野菜から種をとりだしたものである。かぼちゃと同様、発芽したが成長しない。 -<h3>とうもろこし</h3> -雑草に負けずよく育った。ただ生育にばらつきがあり、うまく受粉できなかった。収穫できたものは歯抜けである。味はよかった。 -<h3>いんげん</h3> -白金時菜豆と、つるありいんげんをうえた。白金時菜豆は収穫できたが成長が不十分で量が少ない。つるありいんげんは発芽しただけである。せっかく立てた支柱は虚しく、すずめの遊び場である。 -<h3>伏見甘長唐辛子</h3> -発芽せず。 -<h3>胡麻</h3> -発芽せず。 -<h3>小豆</h3> -あまり大きくならないが、長い期間にわたり収穫できている。粒が小さい。 -<h3>西瓜</h3> -発芽したが成長しない。 -<h3>茄子</h3> -実験的に雑草を刈らずに蒔いた。イヌムギかノゲイヌムギか同定できていない草が茶色く枯れているところに蒔いた。日照か水の不足か。 -<h3>大豆</h3> -よく育っている。顔を近づけると枝豆のにおいがして楽しい。 -<h3>さつま芋</h3> -よく育っている。少なくとも地上部は。時期的に収穫まで漕ぎつけるか微妙なところ。 -<h3>里芋</h3> -よく育っている。と思っていたが、近所の畑のものはもっと育っていることに最近気が付いた。肥料をやっていないのでこんなものだろうか。本葉がでてすぐのころ黒いいもむしに葉脈をのこして食い荒されたが、また葉が出てきて平気そうである。こちらも土地を返却するまでに収穫できるかわからない。 -<h3>人参</h3> -最近蒔いて発芽したばかりである。好光性のため種を蒔いた上にかぶせる草を少なくしたが、少なすぎたようだ。土が乾燥ぎみで発芽率はいまいちである。 - -<h2>おわりに</h2> -<p> -不耕起では一年目はあまりなにも育たない。土が固くて痩せているからである。三年目から突然変化が起こり、土が柔らかく肥沃になってくるという。その変化をこの畑で体感したかったのだがそれはかなわなかった。 -</p> -<p> -この一年弱の短い期間にも、この土地の豊かさは格段にあがったように思う。土の上をコオロギやクモが行き交い、バッタやカエルが跳ね、チョウやトンボ、ハチが飛び回っている。土をいじればミミズやカタツムリ、アリがわんさかわいてくる。これらの虫を求めてスズメやセキレイ、イソヒヨなどの鳥が集まり、夜になればネコやイタチまで見かけるようになった。 -</p> -<p> -ここに生きた生物たちはこれからコンクリートに埋められることになる。なんだか虚しい。 -</p> -<p> -この一年弱の経験から、農業で生きていく自信が芽生えたように思う。そこにあるものを利用し、多くを求めなければいいのだ。この自信が確信にかわるにはもっと経験が必要だろうが。 -</p> -<p> -畑を返したあとはすることがなくなってしまう。他の土地を探すのもひとつだし、別のことをするのもありかもしれない。いいご縁があればいいな。 -</p> -]]></description> -</item> -<item> -<title>Arch Linuxのインストール</title> -<link>https://www.mtkn.jp/computer/archlinux_installation.html</link> -<guid>https://www.mtkn.jp/computer/archlinux_installation.html</guid> -<pubDate>Thu, 25 Mar 2021 00:00:00 +0900</pubDate> -<description><![CDATA[<h1>Arch Linuxのインストール</h1> -<time>2021-03-25</time> - -<h2>ハードウェア構成</h2> - -<h2>インストールの準備</h2> - -<h3>インストールメディアの入手</h3> - -<h3>署名の検証</h3> -<code><pre> -$ gpg --keyserver-options auto-key-retrieve --verify archlinux-<i>version</i>-x86_64.iso.sig -</pre></code> - -<h3>インストールメディアの準備</h3> -<code><pre> -$ sudo dd bs=4M if=<i>path/to/arch/linux/iso</i> of=/dev/sd<i>X</i> status=progress oflag=sync -</pre></code> - -<h3>ライブ環境の起動</h3> -Arch Linux install medium (x86_64, UEFI)を選択 - -<h3>インストールの記録</h3> -<code><pre> -# script install.log -</pre></code> - -<h3>起動モードの確認</h3> -<code><pre> -# ls /sys/firmware/efi/efivars -</pre></code> -エラーが出なければUEFI。 - -<h3>インターネットへ接続</h3> -<p> -ネットワークインターフェイスが認識されているか確認: -<code><pre> -# ip link -</pre></code> -</p> -<p> -Wi-Fi接続: -<code><pre> -# iwctl -[iwd]# device list -... -[iwd]# exit -</pre></code> -</p> -<p> -接続を確認: -<code><pre> -# ping archlinux.jp -</pre></code> -</p> - -<h3>システムクロックの更新</h3> -<code><pre> -# timedatectl set-ntp true -</pre></code> - -<h3>パーティショニング</h3> -<code><pre> -sd<i>X</i> -├sd<i>X</i>1 512M EFI System /boot -└sd<i>X</i>2 lest Linux filesystem / -</pre></code> -<code><pre> -# lsblk -# fdisk /dev/sd<i>X</i> -Command (m for help): d -... -Command (m for help): w -</pre></code> - -<h3>パーティションのフォーマット</h3> -<code><pre> -# mkfs.fat -F32 /dev/sd<i>X</i>1 -# mkfs.ext4 /dev/sd<i>X</i>2 -</pre></code> -<h3>ファイルシステムのマウント</h3> -<code><pre> -# mount /dev/sd<i>X</i>2 /mnt -# mkdir /mnt/boot -# mount /dev/sd<i>X</i>1 /mnt/boot -</pre></code> +<div class="farm-journal-item"> +<div class="farm-journal-date"> +<div class="luna">6日</div> +<time>2022-03-08</time> +</div> +晴ていたように思う。竹を貰いに行ってから体調が落ちた。杉だらけだったので花粉症がひどくて眠れなかった。もう春が来た。大根と高菜を収穫し、小松菜と春菊を蒔いた。 +</div> -<h2>インストール</h2> -<h3>ミラーの選択</h3> -日本のサーバーを上に持ってくる: -<code><pre> -# vim /etc/pacman.d/mirrorlist -</pre></code> +<div class="farm-journal-item"> +<div class="farm-journal-date"> +<div class="luna">4日</div> +<time>2022-03-06</time> +</div> +晴後曇り。大根と山東菜を少し収穫して地主さんに持って行った。地主さんが持っているという竹薮の場所を教えてもらった。今日は少し寒さが戻った。そろそろまた菜っ葉の種を蒔きたい。じゃが芋を植えるのと、米の苗床の準備もしなければ。 +</div> -<h3>必須パッケージのインストール</h3> -<code><pre> -# pacstrap /mnt base base-devel linux linux-firmware man-db man-pages -</pre></code> +<div class="farm-journal-item"> +<div class="farm-journal-date"> +<div class="luna">2日</div> +<time>2022-03-04</time> +</div> +晴後曇り。日野菜と大根を少し収穫。大根の葉を炒めものに、日野菜の根を煮物にした。日野菜の細いものは筋があって硬かった。 +</div> -<h3>fstabの生成</h3> -<code><pre> -# genfstab -U /mnt >> /mnt/etc/fstab -</pre></code> +<div class="farm-journal-item"> +<div class="farm-journal-date"> +<div class="luna">1日</div> +<time>2022-03-03</time> +</div> +生協で買ったじゃがいもを芽出ししていたが、出揃ってきたので半分に切った。植付けは四日か五日頃か。 +</div> -<h3>chroot</h3> -<code><pre> -# arch-chroot /mnt -</pre></code> +<h3>睦月</h3> -<h3>text editorをインストール</h3> -<code><pre> -# pacman -S neovim -</pre></code> +<div class="farm-journal-item"> +<div class="farm-journal-date"> +<div class="luna">29日</div> +<time>2022-03-01</time> +</div> +雨だったと思う。真菜を収穫して胡麻和えにした。真菜にも日野菜にも蕾が出はじめている。雨の作業も寒さがなければ楽しい。 +</div> -<h3>タイムゾーン</h3> -<code><pre> -# ln -sf /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime -# hwclock --systohc -</pre></code> +<div class="farm-journal-item"> +<div class="farm-journal-date"> +<div class="luna">28日</div> +<time>2022-02-18</time> +</div> +晴。突然春らしい日になった。朝はまだ寒かったが、日中はかなり気温が上がった。畑に畝を作る続きを行った。田の麦はまた育ったように見える。まだ高さはないが横に広がり、最後に種蒔きした所も全体的に緑になってきている。畑では空豆の花が咲いていた。やはり風が強いのか、あまり高くはならず横に広がっている。あるいは土が硬くて根が浅いのか。アブラ菜科も春を感じてか、とう立ちの気配がある。白菜と大根はその中心に蕾のようなものが準備されている。花の時期が少しずれてくれればいいのだが。畑に死んだ雀が落ちていた。 +</div> -<h3>ローカリゼーション</h3> -<code>en_US.UTF-8</code>と<code>ja_JP.UTF-8</code>をコメントイン: -<code><pre> -# nvim /etc/locale.gen -</pre></code> -ロケールを生成: -<code><pre> -# locale-gen -</pre></code> -<code><pre> -# nvim /etc/locale.conf -LANG=en_US.UTF-8 -</pre></code> +<div class="farm-journal-item"> +<div class="farm-journal-date"> +<div class="luna">14日</div> +<time>2022-02-14</time> +</div> +曇り後晴。午前は先日落札した唐箕を貰いに言った。他にも手箕や籠を貰った。午後はじゃが芋を植えた。昨日購入したアンデスである。芽が出ていないものも数個あったが気にせず植えた。畝が低く感じたので溝を少し掘り下げて中央に盛った。昨日の雨が溜っていたので土が粘土のようになったが大丈夫だろうか。一応高さは確保できたのでいい具合に乾いてくれればいいが。株間30cm、条間40cm程度。畝幅は120cmで二条に植えた。 +</div> -<h3>ネットワーク設定</h3> -<p> -無線接続用のソフトをインストール -<code><pre> -# pacman -S networkmanager -</pre></code> -</p> +<div class="farm-journal-item"> +<div class="farm-journal-date"> +<div class="luna">11日</div> +<time>2022-02-11</time> +</div> +晴。朝は非常に寒い。田の畔を少し整えた。田圃の端を隣の人が通路として使いたいとのことなので、水を漏らさないようにしないといけない。昨日地主さんに電話したところ、この田の水利費は払ってくれているという。溝掃除は各自やるとのことなので早めにやってしまおう。 +</div> -<p> -ホストネームの設定 -<code><pre> -# nvim /etc/hostname -<i>myhostname</i> -</pre></code> -<code><pre> -# nvim /etc/hosts -127.0.0.1 localhost -::1 localhost -127.0.1.1 <i>myhostname</i>.localdomain <i>myhostname</i> -</pre></code> -</p> +]]></description> +</item> +<item> +<title>豚骨ラーメン</title> +<link>https://www.mtkn.jp/kitchen/recipe/tonkotsu_ramen.html</link> +<guid>https://www.mtkn.jp/kitchen/recipe/tonkotsu_ramen.html</guid> +<pubDate>Tue, 8 Feb 2022 00:00:00 +0900</pubDate> +<description><![CDATA[<h1>豚骨ラーメン</h1> +<time>2022-02-08</time>作成 +<figure> + <img src="../pics/tonkotsu_ramen.jpg" alt="豚骨ラーメンの画像"> + <figcaption>豚骨ラーメン</figcaption> +</figure> +<div class="recipe-ingredient"> +<h2>材料(4~5人分)</h2> +<ul> + <li>豚骨: 1本</li> + <li>鶏ガラ: 1個</li> + <li>玉葱: 1個</li> + <li>野菜くず(人参のへた、葱の頭、キャベツの芯等): 適量</li> + <li>大蒜: 1房</li> + <li>生姜: 1かけ</li> + <li>昆布: 適量</li> + <li>干し椎茸: 適量</li> + <li>豚肩ロースブロック: 500g</li> + <li>長葱: 適量</li> + <li>細葱: 適量</li> + <li>もやし: 適量</li> + <li>卵: 人数分</li> + <li>支那竹: 適量</li> +</ul> +</div> -<h3>Rootパスワード</h3> -<code><pre> -# passwd -</pre></code> +<div class="recipe-steps"> +<h2>手順</h2> +<ol> + <li>昆布、干し椎茸は水にかして30分以上置く。</li> + <li>豚骨を半分に割り、鶏ガラ、水と共に鍋に入れ2回ほど茹でこぼして臭みを取る。</li> + <li>豚骨、鶏ガラ、玉葱、野菜くず、大蒜、生姜、昆布、水を鍋に入れ火にかける。沸騰したら弱火にする(ただしコッテリさせる場合は強火のまま)。適宜アクを取る。水が減ってきたら足す。</li> + <li>豚肩ロースに凧糸を巻き、強火で表面を焼く。3に入れて一緒に煮込む。2時間程で野菜と肩ロースを取り出す。</li> + <li>1を水ごと弱火にかける。</li> + <li>沸騰したら昆布と干し椎茸を取り出し、味醂、酒、塩、醤油で味を付ける。この時塩分濃度が醤油と同じくらいになるようにする。</li> + <li>肩ロースを6に漬けて冷ます。冷めたら密閉できる袋に入れて空気を抜き、冷蔵庫で一晩味を染み込ませる。味玉を作る場合、茹で卵も一緒に入れて一晩置く。</li> + <li>4は6時間煮込んだらザルで漉して粗熱を取り、冷蔵庫で保存する。鶏ガラについていた肉はからし醤油で食べると美味しい。</li> + <li>7を火にかける(表面に脂が浮いて固まっているのであっさりしたスープがいい場合は加熱前に取り除く。脂はラードとして焼き飯等に使うと美味しい)。</li> + <li>具材を準備する。卵を茹でて半分に切る。長葱を白髪葱にする。細葱を刻む。肩ロースを薄く切る。もやしをゆがく。</li> + <li>麺を茹でる。</li> + <li>丼を温め7を適量入れ、9で割る。濃さは好みで調整する。</li> + <li>麺と具材を載せる。</li> +</ol> +</div> -<h3>ブートローダー</h3> -<p> -インストール -<code><pre> -# pacman -S grub efibootmgr -# grub-install --target=x86_64-efi --efi-directory=/boot --bootloader-id=boot -</pre></code> -</p> -<p> -メイン設定ファイルの生成 -<code><pre> -# grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg -</pre></code> -</p> +<h2>ひとこと</h2> +<p>焼豚は煮込み過ぎると柔らかくなりすぎてくずれる。</p> +<p>今回は麺と支那竹は市販品だった。製麺機ほしい</p> +]]></description> +</item> +<item> +<title>令和4年正月のおせち料理</title> +<link>https://www.mtkn.jp/kitchen/r4_osechi.html</link> +<guid>https://www.mtkn.jp/kitchen/r4_osechi.html</guid> +<pubDate>Fri, 4 Feb 2022 00:00:00 +0900</pubDate> +<description><![CDATA[<h1>令和4年正月のおせち料理</h1> +<time>2022-02-04</time> +<p>令和3年の春ごろからだったか、実家の台所に立つようになった。おせちは毎年買っていたがせっかくなので今回は自分で作ることにした。といってもうちには代々受け継がれてきたおせちはないので本やらインターネットやらで調べながらのものである。近代化によって失われたものは大きい。</p> -<h3>マイクロコードのアップデートを有効化</h3> -<code><pre> -# pacman -S intel-ucode -# grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg -上のん無駄やんけ -</pre></code> +<p>今回おせちに入れたものは以下の通り:</p> +<ul> + <li>慈姑</li> + <li>百合根</li> + <li>鶏そぼろ松風</li> + <li>生麩の田楽</li> + <li>炊き合わせ</li> + <li>栗金団</li> + <li>数の子</li> + <li>田作り</li> + <li>伊達巻</li> + <li>酢蓮根</li> + <li>たたき牛蒡</li> + <li>みつわ漬け</li> + <li>金柑の蜜煮</li> + <li>鱈の西京焼</li> + <li>蒲鉾</li> + <li>牛蒡巻き</li> + <li>干し柿チーズ</li> + <li>黒豆。</li> +</ul> +<figure> + <img src="pics/r4_osechi.jpg" alt="令和4年正月のおせちの画像"> + <figcaption>令和4年正月のおせち</figcaption> +</figure> -<h2>再起動</h2> -<code><pre> -# exit #chrootを抜ける -</pre></code> +<h2>作り方</h2> +<div class="recipe"> +<h3>慈姑</h3> +<p>おしりを切って皮を剥き出汁で煮る</p> +</div> -<h3>インストールの記録を保存</h3> -<code><pre> -# exit #scriptを停止 -# mv install.log /mnt/root -</pre></code> +<div class="recipe"> +<h3>百合根</h3> +<p>一枚づつ剥いて出汁で煮る</p> +</div> -<h3>アンマウント</h3> -<code><pre> -# umount -R /mnt -</pre></code> +<div class="recipe"> +<h3>鶏そぼろ松風</h3> +<p>鶏1Kg、魚2Kg、出汁3合、醤油70cc、味醂50cc</p> +<p>鶏のミンチを醤油と味醂で炒める。白身魚のすり身を昆布出汁、醤油、味醂で味付けし、炒めた鶏そぼろを加え型に流して蒸す。切り出して天火で乾かすように焼き、煮切り味醂を塗ってケシの実をまぶす。</p> +<p>出典: [平井、結野、日本料理店のお弁当]</p> +</div> -<h3>再起動</h3> -<code><pre> -# reboot -</pre></code> +<div class="recipe"> +<h3>生麩の田楽</h3> +<p>強力粉300g、水150gを捏ねる(水はもう少し多い方がいいかも)。一時間寝かせる。水で揉み洗いして澱粉を流す。白玉粉、水を混ぜて捏ねる。形成して一時間寝かせる。茹でる。浮いてからさらに5分程茹でる。切って味噌を塗り、焼く。</p> +<p>白玉粉と水の分量をメモしていなかった。インターネットで調べたレシピだったはず</p> +</div> -<h2>インストール後</h2> -<h3>システム管理</h3> -<p> -一般ユーザーの作成 -<code><pre> -# useradd -m -G wheel -s /bin/bash kenji -# passwd kenji -</pre></code> -</p> -<p> -作成したユーザーをsudoerに追加 -<code><pre> -# visudo -%wheel ALL=(ALL) ALL #uncomment -</pre></code> -一般ユーザーとしてログインしなおす。 -</p> +<div class="recipe"> +<h3>炊き合わせ</h3> +<p>人参、干し椎茸、高野豆腐、竹の子水煮</p> +<p>干し椎茸を戻す。戻した汁で煮て酒、醤油で味付け。高野豆腐を戻す。人参を花型に、竹の子を一口大に切る。それぞれ出汁で煮て醤油、酒で味付け。</p> +</div> -<h3>パッケージ管理</h3> -<p> -AUR -</p> +<div class="recipe"> +<h3>栗金団</h3> +<p>薩摩芋を一口大に切り、砕いたくちなし1個と水少しを入れた鍋で蒸す。裏漉しし、味醂、砂糖、栗のシロップで味付けし、栗を混ぜる。</p> +</div> +<div class="recipe"> +<h3>数の子</h3> +<p>水で一晩塩を抜いて皮を剥く。</p> +</div> +<div class="recipe"> +<h3>田作り</h3> +<p>ごまめを乾煎りする。手でボキっと折れるようになるまで。味醂を煮切って醤油を加え、ごまめにからめる。煎り胡麻をまぶす。</p> +</div> -<h3>dotfilesを同期</h3> -<p> -gitのインストール -<code><pre> -$ sudo pacman -S git -$ git config --global user.name "<i>First-name</i> <i>Family-name</i>" -$ git config --global user.email "<i>username</i>@<i>example.com</i>" -</pre></code> -</p> -<p> -dotfilesを同期 -<code><pre> -$ mkdir ~/.local -$ cd ~/.local -$ git clone https://github.com/<i>dotfilesのリポジトリ</i> -$ ln -sf ~/.local/dotfiles/.bash* ~/ -$ mkdir .config -$ ln -s ~/.local/dotfiles/.config/* ~/.config/ -... -</pre></code> -</p> +<div class="recipe"> +<h3>伊達巻</h3> +<p>魚又は海老のすり身と卵黄を混ぜる。卵白に砂糖を入れて泡立てる。以上を混ぜて味醂で味を付ける。卵焼き器を温め油を敷き、卵液を流して蓋をする。裏返して焼き目を付ける。巻き簾で巻く。</p> +</div> -<h3>GUI</h3> -<p> -グラフィックドライバのインストール -<code><pre> -$ sudo pacman -S nvidia nvidia-utils xorg-xinit -</pre></code> -</p> -<p> -window managerをインストール -<code><pre> -$ sudo pacman -S i3-wm i3blocks dmenu -</pre></code> -</p> -ドライバをインストールしたらxorg-server等も依存関係として入った。 -<p> -フォントをインストール -<code><pre> -$ sudo pacman -S noto-fonts-cjk noto-fonts-emoji ttf-joypixels ttf-font-awesome ttf-liberation -</pre></code> -</p> +<div class="recipe"> +<h3>酢蓮根</h3> +<p>蓮根を輪切りにして酢水でゆがく。酢に鷹の爪を入れ、蓮根を浸す。</p> +</div> -<p> -ターミナル(st)をインストール -<code><pre> -$ mkdir ~/.local/src -$ cd ~/.local/src -$ git clone git://git.suckless.org/st -$ cd st -$ sudo make install -</pre></code> -</p> +<div class="recipe"> +<h3>たたき牛蒡</h3> +<p>牛蒡を叩いて3cmに切り、縦に4つに割る。ゆがいて酢、醤油、胡麻を混ぜたものに浸す。</p> +</div> -<p> -再起動 -<code><pre> -# sudo reboot -</pre></code> -</p> -だめでした -<p> -ログイン時に次のエラー -<code><pre> -xauth: error in locking authority file /home/kenji/.cache/X11/Xauthority -</pre></code> -<code>~/.cache/X11</code>というディレクトリがないのが原因のようだ。 -<code>.bash_profile</code>でXauthorityの場所を変更していたのにディレクトリを作っていなかった。 -<code><pre> -$ mkdir ~/.cache/X11 -</pre></code> -として解決。 -</p> +<div class="recipe"> +<h3>みつわ漬け</h3> +<p>蕪、人参、柚子、昆布を切る。野菜は塩揉みして絞る。酢に漬ける。</p> +</div> -<h3>日本語入力</h3> -<p> -ibusとibus-skkをインストール -<code><pre> -$ sudo pacman -S ibus ibu-skk skk-jisyo -</p> -</pre></code> -<code><pre> -<p> -vim ~/.config/X11/xinitrc -export DefaultIMModule=ibus -export GTK_IM_MODULE=ibus -export QT_IM_MODULE=ibus -export XMODIFIERS="@im=ibus" +<div class="recipe"> +<h3>金柑の蜜煮</h3> +<p>金柑に縦に切り込みを入れ、さっと煮る。砂糖を加え煮つめる。</p> +</div> -ibus-daemon --xim & -</pre></code> -</p> +<div class="recipe"> +<h3>鱈の西京焼</h3> +<p>西京味噌と味醂を混ぜ、白身魚を漬ける。味噌を拭って焼く。</p> +</div> -<h3>ブラウザ(brave)をインストール</h3> -<code><pre> -$ cd ~/.local/src -$ git clone https://aur.archlinux.org/brave-bin.git -$ cd brave-bin -$ makepkg -si -</pre></code> +<div class="recipe"> +<h3>干し柿チーズ</h3> +<p>干し柿を縦に切り、クリームチーズ、胡桃を包むように巻く。柿を干しすぎていたため固くて食べにくかった。</p> +</div> -<h3>音</h3> -<code><pre> -$ sudo pacman -S alsa-utilst pulseaudio -$ pulseaudio --start -</pre></code> +<div class="recipe"> +<h3>黒豆</h3> +<p>豆を鉄と共に一晩水に浸ける。6時間程煮る。砂糖で味付けしさらに10分煮る。冷して味を染み込ませる。</p> +</div> +<p>蒲鉾、牛蒡巻は既製品</p> -<p> -ssh -<code><pre> -$ sudo pacman -S openssh -$ mkdir ~/.ssh -$ cd ~/.ssh -$ ssh-keygen -t rsa -</pre></code> -</p> -]]></description> -</item> -<item> -<title>x220から投稿テスト</title> -<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20210106.html</link> -<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20210106.html</guid> -<pubDate>Wed, 6 Jan 2021 00:00:00 +0900</pubDate> -<description><![CDATA[<h1>x220から投稿テスト</h1> -<time>2021-01-06</time> -<p> -thinkpad x220を手に入れ、arch linuxの環境を整えた。 -</p> -<p> -スペックはこんな感じ: -<ul> - <li>core i7 2620M</li> - <li>メモリ 8GB</li> - <li>ssd 256GB。</li> -</ul> -ヤフオクで送料入れて15000円程度だった。 -</p> -<p> -画面はTNだろうと思って買ったが、 -届いたら視野角が広くて非常に見易いので -多分IPSであろう。 -これは結構うれしい。 -</p> -<p> -全体的に綺麗な個体だ。 -</p> -<p> -バッテリーは期待通り完全に消耗していて、 -起動後5秒ほどで切れてしまう。 -</p> -<p> -あとwindows用の日本語キーボードはあんまり -好きではない。 -いちばん下の段がぎゅうぎゅう詰めでスペースが -小さすぎる。 -</p> -<p> -バッテリーを交換するのが先かキーボードをUS配列にするのが先か -悩ましいところだ。 -</p> -]]></description> -</item> -<item> -<title>小松菜の種を蒔いた。</title> -<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20201210.html</link> -<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20201210.html</guid> -<pubDate>Thu, 10 Dec 2020 00:00:00 +0900</pubDate> -<description><![CDATA[<h1>小松菜の種を蒔いた。</h1> -<time>2020-12-10</time> -<p> -駅の近くに種苗店がある。 -以前から気にはなっていたのだが、いつ前を通っても店主がお客さんと話し込んでいて入りづらかった。 -ところが今日はだれもいなかったので遂に敷居を跨ぐことができた。 -</p> -<p> -時期が時期なので余り品揃えはよくなかったが、いろいろと教えてくれた。 -F1ではない種も多数取り扱っているようで、和歌山大根という地元の品種もあった。 -今ある種のなかから、一年中いつでも蒔ける小松菜をいただいてきた。 -楽天という品種だった。 -</p> -<p> -家に帰って早速種を蒔いた。 -先日広げた畝に、北側から2坪ほどの土にばら蒔きした。 -少し乾燥ぎみだったので、横に散らばっていた草を上から被せた。 -</p> +<h3>おわりに</h3> +<p>伊達巻は妹が、みつわ漬けは母が作ってくれた。蒲鉾と牛蒡巻きは買ってきた。それ以外は自分で作った。この他、蒟蒻を買っていたが存在を忘れていたのと、棒鱈を水で戻していたが腐ってしまったことが心残りである。買ってきた蒲鉾と牛蒡巻き、それから作れなかった蒟蒻の煮物と棒鱈を作るのが今年の年末の課題である。蒲鉾や牛蒡巻きは保存料や着色料等の添加物が気になる所だ。</p> +<p>今時は百貨店やらでおせちを予約して年末はだらだら過ごし、年始もそのおせちを食べながら家でテレビ漬けが普通なのだろうか。買って来たおせちには旬という概念が欠けており、さらに保存料で日持ちさせている。本来そのとき手に入る旬のものを使い、3ヵ日常温で保存できるように砂糖、酢、塩、発酵等の力を利用したものであったはずだ。今回作ったおせちも食材は基本スーパーで入手した。少しずつ自分の畑で取れたものを取り入れたいものである。</p> +<p>おせち料理は、家族や近所、あるいは寺であれば檀家との付き合いにより成り立っていたのではないだろうか。その付き合いに充てる時間と気力を労働に回し、その労働により得られたお金でできあいのおせちを購入するのは、家族や地域社会の分断であり、また文化の破壊でもある。購入するお金を稼ぐのを辞め、自分達で作ったほうが人付き合いも増え、地域に根差した文化の継承にもなり、より充実した生き方に繋るのではないだろうか。</p> ]]></description> </item> <item> -<title>畝を繋げた</title> -<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20201209.html</link> -<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20201209.html</guid> -<pubDate>Wed, 9 Dec 2020 00:00:00 +0900</pubDate> -<description><![CDATA[<h1>畝を繋げた</h1> -<time>2020-12-09</time> -<p>この土日に不耕起の農法を教えてくれる赤目自然農塾にお邪魔してきた。 -その際、今の畝では幅が狭すぎるので広げたほうがいいといわれた。 -とりあえず畝の間の溝を埋めて二つの畝を繋げることにした。 -余り無理をしても次の日動けないのは困るので今日は一列だけ。 -180cmから2m程度の畝になった。 -</p> +<title>ルーター(RTX1200)のQoS機能を利用して帯域を制限した</title> +<link>https://www.mtkn.jp/computer/rtx1200-qos.html</link> +<guid>https://www.mtkn.jp/computer/rtx1200-qos.html</guid> +<pubDate>Fri, 14 Jan 2022 00:00:00 +0900</pubDate> +<description><![CDATA[<h1>ルーター(RTX1200)のQoS機能を利用して帯域を制限した</h1> +<time>2022-01-14</time>作成 +<h2>はじめに</h2> +<p>一人暮らししていた頃節約にはまり、下宿の固定回線を解約したうえ、携帯の回線を128kbpsしかでないものに変更したことがある。以来通信費をどうやって抑えるかあれこれ考えてきた。現在は実家に暮らしていて、家で契約している光回線を使わせてもらっている。携帯の方は楽天モバイルであり、外で使うことはまずないので毎月の支払いは発生していない。しかしいずれこの家をでた時に、楽天モバイルの回線だけでは結局月々3278円と大きな出費になる。また、通信速度が遅い生活というのは雑音の少ない充実したものであった経験もある。こんなことを考えていたところ、通信速度が128kbpsだが無料で利用できる格安sim<sup>[1]</sup>を発見した。この速度に慣れておけば、通信費が全くかからない生活ができる。ということで家で使っているルーターの設定を変更し、通信帯域を制限してみた。</p> +<h2>機材</h2> +<ul> + <li>ルーター: Yamaha RTX1200</li> + <li>無線アクセスポイント: elecomのルーター</li> + <li>パソコン: Lenovo x220</li> + <li>パソコンのOS: OpenBSD 7.0</li> +</ul> +<h2>設定したい内容</h2> +<p>RTX1200のLAN2ポートにWANが接続されており、LAN1には家で使っている端末がいろいろ接続されている。LAN3は今回は関係ないので割愛する。LAN1を2つのvlanに分割し、1-7番のポートをvlan1、8番のポートをvlan2する。そしてこのvlan2とインターネットとの通信を上下とも128kbpsに制限する。vlan2と他のlanとの通信は制限しない。vlan2にelecomのルーターを無線アクセスポイントとして接続し、僕が使うパソコンやスマホはこのアクセスポイントに接続する。</p> +<figure> +<pre> + Internet + | + ┌-------┬-----------┬-┴--┬----┐ + |RTX1200|LAN1 |LAN2|LAN3| + └-------┴-┬-------┬-┴----┴----┘ + vlan1 vlan2 + 192.168.100.1 192.168.101.1 + | | + ┌------------┐ | | ┌-----------┐ ┌-----┐ + |home network├--┘ └----┤elecom wifi├---┤my PC| + └------------┘ └-----------┘ └-----┘ + 192.168.100.0/24 192.168.101.0/24 +</pre> +<figcaption>図1: 接続と設定の概略</figcaption> +</figure> +<h2>vlanについて</h2> +<p>ヤマハのページにvlanについて以下のような説明がある:</p> +<blockquote cite="https://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/vlan/">物理的な接続形態に依存せず仮想的にグループを形成してひとつのLANとみなすものが、VLAN(Virtual LAN)です。VLANには、スイッチの物理ポート単位でVLANを形成するポートベースVLANと、パケットにタグと呼ばれるヘッダを付加してVLAN情報を格納するタグVLANとがあります<sup>[2]</sup>。</blockquote> <p> -先日植えた玉葱は根がきちんと活着してくれたようで、 -寝ていた株も起きあがって元気そうである。 -ただしこの畝は細いままなので、やはり表面が少し乾燥しているようだ。 +ここではLAN1にある8つのポートをvlanによって2つの論理的なLANに分割する。しかしこの後設定するクラス分けでは送信元や宛先のアドレスによる分類ができるので帯域幅を制限したい端末のIPアドレスを固定しておくだけでよかったんやけどな。 </p> -]]></description> -</item> -<item> -<title>たまねぎを植えた。</title> -<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20201202.html</link> -<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20201202.html</guid> -<pubDate>Wed, 2 Dec 2020 00:00:00 +0900</pubDate> -<description><![CDATA[<h1>たまねぎを植えた。</h1> -<time>2020-12-02</time> + +<h2>クラス分けについて</h2> +<p>クラス分けについてヤマハのページに以下のような説明がある:</p> +<blockquote cite="https://network.yamaha.com/knowledge/qos">優先して転送するデータを判別するために、受信したデータを分類します。<br /> +データの分類には、転送データに含まれている情報を使用します。<sup>[3]</sup></blockquote> <p> -祖父の友人がたまねぎの苗を分けてくれたので植えた。 -時期はかなり遅いみたいだがうまくそだってくれるだろうか。 +各ポートから出ていくパケットについて、そのパケットの送信元アドレスや宛先アドレス等の情報に基づきクラスに分類する。このクラス毎に様々な処理が可能なのだが[要出典]、今回はvlan2とインターネットとの通信をクラス1として、このクラスに対して帯域幅を128kbpsに制限する。 </p> + +<h2>実際の設定</h2> +<p>RTX1200において行った設定は以下の通り。ただし、LAN2にppの設定をし、LAN1とインターネットとの通信ができるところまでは既に設定済みとし、以降の変更点だけ抜粋する。</p> +<p>始めにLAN1を2つのvlanに分割する: +<pre><code># vlan port mapping lan1.1 vlan1 +# vlan port mapping lan1.2 vlan1 +# vlan port mapping lan1.3 vlan1 +# vlan port mapping lan1.4 vlan1 +# vlan port mapping lan1.5 vlan1 +# vlan port mapping lan1.6 vlan1 +# vlan port mapping lan1.7 vlan1 +# vlan port mapping lan1.8 vlan2 +# lan type lan1 port-based-option=divide-network +</code></pre> <p> -耕していない畝に15cm間隔、条間20cmくらいで少し穴を掘って植えた。 -その上から、先日刈った雑草を被せておいた。 -とりあえず一畝だけ。 +続いて各vlanの設定を行う。ただしvlan1はlan1の設定を受け継ぐので不要。 </p> -]]></description> -</item> -<item> -<title>畑をさせてもらえることになった。</title> -<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20201201.html</link> -<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20201201.html</guid> -<pubDate>Tue, 1 Dec 2020 00:00:00 +0900</pubDate> -<description><![CDATA[<h1>畑をさせてもらえることになった。</h1> -<time>2020-12-01</time> +<pre><code># ip vlan2 address 192.168.101.1/24 +# ip vlan2 secure filter <i>&lt;vlan1と同じパケットフィルター&gt;</i> +</code></pre> +<p>次にクラスフィルターを定義:</p> +<pre><code># queue class filter 1 1 ip 192.168.101.0/24 * * * * +# queue class filter 2 1 ip * 192.168.101.0/24 * * * +# queue class filter 3 2 ip 192.168.100.0/24 192.168.101.0/24 * * * +</code></pre> <p> -実家のとなりに畑がある。 -子供の頃はそこで育った野菜をよくもらって食べていた。 -最近そこを耕していたひとが高齢のため引退して、 -雑草が生え放題になっていた。 +上の2行はvlan2とその他との通信を制限するためのものである。ただしこの2つだけではvlan1からvlan2への通信まで制限してしまうので、それを除外するために3行目のクラスフィルターを定義する。 </p> +<p>次にクラスフィルタをvlan2に適応。これによりルーターから192.168.101.0/24への通信がフィルタリングされる。</p> +<pre><code># queue lan1 type shaping +# queue vlan2 class filter list 3 2 +</code></pre> <p> -先日その土地の地主が草刈に来たので声をかけたところ、 -暫く使う予定がないので使ってもいいとのことだ。 +2行目で指定したフィルターはその指定した順番で評価されるので注意が必要。<br /> +そしてクラスに対する制限を指定: </p> +<pre><code># queue lan1 class property 1 bandwidth=128k +</code></pre> +<p>次はlan2(pp)にクラスフィルタを適応。これにより192.168.101.0/24からルーターへの通信がフィルタリングされる。</p> +<pre><code># queue lan2 type shaping +# pp select <i>n</i> +pp<i>n</i># queue pp class filter list 1 +</code></pre> <p> -ということでぼちぼち何か作ろうと思う。 +vlan2の時と同様にクラスに制限を設定: </p> +<pre><code># queue lan2 class property 1 bandwidth=128k +</code></pre> + +<h2>パソコンでの設定</h2> +<p>最後にパソコンから今回作ったvlan2に接続するように設定する:</p> +<pre><code># cat > /etc/hostname.<i>if</i> &lt;&lt;EOS +join <i>&lt;アクセスポイントのECS-ID&gt;</i> wpakey <i>&lt;アクセスポイントの暗号化キー&gt;</i> +inet 192.168.101.2/24 +EOS +# echo 192.168.101.1 > /etc/mygate +</code></pre> + +<h2>おわりに</h2> +<p>めっちゃ遅い。</p> + +<h2>参考文献</h2> +<ol> + <li><a href="https://www.donedone.jp/plan/">料金プラン-50ギガの大容量SIM | donedone(ドネドネ) ドネーション型モバイルサービス</a>.donedone.2022-01-14閲覧</li> + <li><a href="https://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/vlan/">VLAN</a>.RTpro.2022-01-14閲覧</li> + <li><a href="https://network.yamaha.com/knowledge/qos">QoSとは</a>.RTpro.2022-01-14閲覧</li> + <li><a href="https://changineer.info/network/yamaha_router_rtx/yamaha_router_rtx_vlan_port_example.html">Yamaha RTX ルータのセキュリティのデフォルト設定解説(CLIの場合)</a>.ネットワークチェンジニアとして.2022-01-14閲覧</li> +</ol> ]]></description> </item> <item> -<title>何をして生きようか</title> -<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20201003.html</link> -<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20201003.html</guid> -<pubDate>Sat, 3 Oct 2020 00:00:00 +0900</pubDate> -<description><![CDATA[<h1>何をして生きようか</h1> -<time>2020-10-03</time> -<h3>仕事</h3> -<p> -研究者を目指して大学に入り挫折した。 -</p> -<p> -就職先を考えたが、やりたい仕事などそれまで考えたこともなかった。 -そのためやりたいことを基準に仕事を選ぶことができなかった。 -そこで考えたのが、なんのために働くかということである。 -地元には親戚がたくさんいて正月や盆には大勢集まる。 -サマーウォーズみたいな感じ。 -残念ながら古民家に集まるわけではないが。 -僕は家というものが好きだった。 -大学を出てからの人生はその家を更に大きくすることにしよう。 -そう考えた。 -そしてそのための方法として選んだのが、実家が営んでいる -ダンボール工場を嗣ぐことであった。 -そのために卒業後はまず同業大手で勉強させてもらい、 -数年後実家に帰ることにした。 -</p> -<p> -ところがいざ働き始めたらどうだろう。 -何もやりがいがなかった。 -回りにいるひととは全く反りが合わなかった。 -労働環境は最悪だった。 -生活環境も受け入れられなかった。 -気づけばストレスで心身がボロボロになり、盆休み開けにとうとう寝込んだ。 -</p> -<p> -仕事が嫌になった。 -その原因について、はじめは成長が感じられないからとか、 -無駄なことを無駄だとわかっているのに無理やりしているからとか、 -いろいろ理由を分析してみたものっだったが、今思えばどれも違う。 -単純に世間一般に広く普及している仕事というものに適正がないのだろう。 -心療内科の医者によれば、僕の症状は適応障害だそうだ。 -こんな世界に適応などしてたまるものか。 -</p> -<h3>社会は嫌いだ</h3> -<p> -この社会に適応できないのは今に始まったことではないと思う。 -</p> -<p> -京都から和歌山に帰省するたびに、大阪の町並みが汚いのが気になりだした。 -駅の周りには鉄筋コンクリートの四角い箱が乱雑に並んでいるのである。 -どれも建てられた当時は先進的なデザインでおしゃれだったのだろう。 -そして駅から少し離れた場所にも同じくコンクリートの箱が並んでいる。 -こちらは最近建てられたらしく、デザインも今風である。 -30年建てば時代遅れの残念な物件になるのだろう。 -こんな家を建てる人たちは一体何を考えているのやら。 -人生で一番大きな買い物と言いつつ、ろくに調べもしないでハウスメーカーの -口車に乗せられ、モダンでおしゃれな家を建てる。 -自分の建てた家に子々孫々住んでほしいとは思わないのだろうか。 -</p> -<p> -ある時からスーパーに行くのがしんどくなった。 -出町柳にある枡形商店街の近くに住んでいたことがある。 -その間食事の買い物はほとんどそこに通っていた。 -豆腐屋、肉屋、乾物屋等、専門店が一通り揃っていた。 -扱っているものは当然そのへんのスーパーよりも美味しかった。 -ある時伏見の方に引っ越して、久々にスーパーに通い始めたのだが、 -これが非常にしんどかった。 -音楽がうるさくて買い物に集中できないのだ。 -なんだかよくわからない音楽がやたら大きな音で流れている。 -夕飯を考えながら、美味しいものを選別しようとしている脳みそに、 -その思考を遮るように流れてくるのだ。 -だんだん頭がぼーっとしてきて、結局適当に選んでしまう。 -スーパーでは音楽だけでなく、視覚的な表示も鬱陶しい。 -商品のパッケージは周りよりも少しでも目立とうとするばかりで、 -欲しい情報が一切目に入らない。 -適当に選んで家に持って帰るが、結局対して美味しいものではない。 -スーパーに並んでいるものは、本質的な価値ではなくマーケティングを始めとする -販促にかかるコストの割合が多いのだろう。 -「美味しいワイン」。「リコピンが多いトマト」。「DHAが含まれているソーセージ」。 -だまっとれや。 -ただ、そういうものが多く売られているというのは、それはつまり -消費者がそういうものを購入すると言うことである。 -同じものであってもパッケージに美味しいと書いていた方を買うのだろう。 -スーパーでものを買って行く人々が、心理学に踊らされているだけのモルモットに -見えてきた。 -こんな人たちの中に居たくない。そんなこと書いたら叩かれるかな。 -</p> -<p> -スーパーがだめになれば他の店もかなり辛くなった。 -結局ものを売るというのは同じことなのである。 -自分でも驚いたが、スーパーにいけなくなってから、無印良品にも行けない。 -よくわからん音楽が流れる中で、独自のおしゃれ感を作り出しそれを売っている。 -物自体もそんなに質の高いものではないし。 -そこに集う人たちも、雑誌でよく見るテンプレ通りの最近の若者である。 -雑誌はあまり見ないので知らんけど。 -</p> +<title>無題</title> +<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20211214.html</link> +<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20211214.html</guid> +<pubDate>Tue, 14 Dec 2021 00:00:00 +0900</pubDate> +<description><![CDATA[<h1>無題</h1> +<time>2021-12-14</time> <p> -この人たちは自分の内側から湧いてくる価値観というものを自覚したことが -あるのだろうか。 -人工的に生み出された流行に踊らされているだけなのではないだろうか。 +図書館に本を返しに行った。最近家ではパソコンばかりいじっているので本を借りても読まずじまいのことが多い。たまに読もうと思う時もたいがい小林一郎の法華経大講座を開く。一応日蓮宗の坊主になろうというのでひととおり法華経のことは知っておきたいのだ。今日も図書館ではいろいろと漁った。ウェブサーバーやメールサーバーを立ててみたので、セキュリティ関係の本や暗号の本を探した。数冊は立ち読みしたがどうせ読まないだろうとすべて本棚に戻した。PGPの鍵を作ったりしているので暗号関連の数学は理解しておきたいという願望はあるのだが頭が多分ついていけない。場所を変えて農業の本も見てみたがあまり読みたいものがなかった。麦を育て始めたのでそのあたりの情報が欲しかったのだがなかった。とうとうなにも借りずに出てきてしまった。 </p> <p> -スーパーに行かなくなり、巷で流行っているものを消費しなくなり、 -いよいよ自分がなぜ働いているのかわからなくなった。 +図書館からの帰りはたいてい途中にある野菜の直売所に立ち寄る。ここはスーパーにはなさそうなものがたくさんある。大根や蕪のおばけみたいなのや、里芋の親芋や葉っぱなんかも置いてある。里芋の葉っぱは家でかじって口の中がとんでもないことになって敬遠した。品種によって渋が強かったり弱かったりするので売っているものは食べても大丈夫なものだと思うが。無農薬の野菜も置いてあるのだがそうだと書いていないのも面白い。今日はその無農薬のものから紫キャベツと、別の棚から真菜をいただいてきた。キャベツはピクルスに、真菜は白和えにするのがおすすめだそうだ。 </p> -<h3>やっぱ農家かな</h3> <p> -世の中にはびこっている様々なものに価値を見いだせなくなったわけだが、 -それでも買わないと生きて行けないのが食べ物である。 -就職してからの半年間は食べ物には結構こだわっていた。 -スーパーに行けないこともあり、学生時代に商店街に通っていたこともあり、 -住処の周りにある個人商店やらを探し回った。 -家から徒歩圏内に豆腐屋と魚屋を見つけた。 -野菜は鎌倉の即売所まで買いに行った。 -米も鎌倉の米屋に求めた。 -乾物も鎌倉だ。 -休みの日は結構な時間と労力を食べ物に投資していたと思う。 -美味しいものを食べてこその人生なのである。 +野菜を買ったあと、家の葛が切れていたのを思いだして豆屋にも寄った。黒豆や小豆等の新豆が入っていたが家に余っているので買えなかった。しかしこの町には昔の店がいろいろ残っているものだ。生まれ育った地元であるが、今になるまでほとんど店を知らなかった。寺に通いだしてからお上人の奥さんがいろいろと店を教えてくれる。この豆屋はこの寺の檀家だそうだ。他にもかつを節屋、魚屋、肉屋、うなぎ屋、蜂蜜屋、豆腐屋、酒蔵、お茶屋、珈琲豆焙煎所等、スーパーに行かなくてもほとんど揃う。味噌と醤油の蔵もあるにはある。醤油発祥の地、湯浅であるがこれは自転車ではきつい。山を越えての50Kmである。横浜から東京まで片道50Kmを走ったことがあるがかなり疲れた。昔の人はこのくらいの距離をあたりまえのように歩いていたのだろうか。実家の辺りから山を越えて湯浅に向かう山道が今も残ってはいるが、ひとつ目の山の頂上まで行くのでもそれなりにくたびれる。体力を付けねば。 </p> <p> -やっぱり農家になりたいな。 +葛を買って家に向かっていると、いつも畑で散歩がてら声を掛けてくれるおじいさんに会った。普段は簡単な挨拶だけだが今日は少し話した。40歳のときに思うところがあってお経の勉強を始めたらしい。写経していたがすぐに飽きて仏教画を始め、教室を主宰するに至ったそうだ。高野山大学の図書館にしばしば行っては画集のコピーを持って帰って来たという。なかなか変った人生を歩んできたようである。畑でもほとんどの人が頑張れと言うところ、この人は頑張りすぎるなと言うので面白い人だと思っていたが、話してみると色々考えが深そうな人である。 </p> -]]></description> -</item> -<item> -<title>SSLに対応しました。</title> -<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200926.html</link> -<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200926.html</guid> -<pubDate>Sat, 26 Sep 2020 00:00:00 +0900</pubDate> -<description><![CDATA[<h1>SSLに対応しました。</h1> -<time>2020-09-26</time> -<p>Certbotを使ってSSLに対応しました。</p> <p> -と言っても特に暗号化する必要のある情報は -取り扱っていないので完全に自己満足ではありますが。 +仕事を辞めて以来、人と関わる機会が増えたように思う。畑を借り、道行く人と話し、寺の門を敲き、檀家と話し、その人その人の人生を垣間見ることができ、人生が何倍にも広がった。収入は無くなったが今の方が生きている。 </p> ]]></description> </item> <item> -<title>rsyncによる投稿テスト</title> -<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200925.html</link> -<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200925.html</guid> -<pubDate>Fri, 25 Sep 2020 00:00:00 +0900</pubDate> -<description><![CDATA[<h1>rsyncによる投稿テスト</h1> -<time>2020-09-25</time> -<p>自宅のパソコンから直接rsyncで投稿てすと。</p> +<title>使用しているハードウェア、ソフトウェア</title> +<link>https://www.mtkn.jp/computer/what-i-use.html</link> +<guid>https://www.mtkn.jp/computer/what-i-use.html</guid> +<pubDate>Mon, 13 Dec 2021 00:00:00 +0900</pubDate> +<description><![CDATA[<h1>使用しているハードウェア、ソフトウェア</h1> +<time>2021-12-13</time>作成 +<h2>ソフトウェア</h2> +<ul> + <li>OS: OpenBSD</li> + <li>Window Manager: <a href="https://git.mtkn.jp/dwm/log.html">dwm</a></li> + <li>Terminal: <a href="https://git.mtkn.jp/st/log.html">st</a></li> + <li>Text Editor: vim</li> + <li>Browser: <a href="https://git.mtkn.jp/surf/log.html">surf</a></li> + <li>Mail Client: neomutt</li> +</ul> + +<h2>ハードウェア</h2> +<ul> + <li>Laptop: Thinkpad x220</li> +</ul> ]]></description> </item> <item> -<title>工場見学</title> -<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200919.html</link> -<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200919.html</guid> -<pubDate>Sat, 19 Sep 2020 00:00:00 +0900</pubDate> -<description><![CDATA[<h1>工場見学</h1> -<time>2020-09-19</time> +<title>赤目自然農塾</title> +<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20211129.html</link> +<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20211129.html</guid> +<pubDate>Mon, 29 Nov 2021 00:00:00 +0900</pubDate> +<description><![CDATA[<h1>赤目自然農塾</h1> +<time>2021-11-29</time> <p> - 実家で営んでいる工場を嗣ぐために同業大手に働きに出ているが、 - そこで何を学べばいいのかわからないので、一度実家の工場を見学 - することにして、今日行ってきた。 +11月13日、14日の二日間、奈良にある<a href=https://akameshizennoujuku.jimdofree.com/>赤目自然農塾</a>の勉強会に参加してきた。この塾は自然農の提唱者である川口由一さんが始められたもので、自然農の技術を学び実習できる場である。毎月一回二日間の定例の学びがあり、一日目には畑の補修等の共同作業と言葉を通しての学びが、二日目には実習が行われる。昨年12月に初参加し、今回はほぼ一年ぶりの2回目であった。1反9畝の畑を借りることになったので、本格的に自然農の技術を身に付けたい。できれば毎月通って一通りのことを教わりたいのだが続くだろうか。 </p> +<h2>1日目</h2> <p> - 見学して思ったのは、今いる大手の工場よりうちの工場のほうが - いい工場であるということだ。 - 工場内は比較的整然としているし、データベース等のシステムも - 今自分がいる会社よりは圧倒的に進んでいた。 +車を停めて外に出る。思っていたより暖かかった。もこもこの着物を着て来たが厚いので暑いので薄めのものに着替え、その上から作務衣を着た。普段畑に入る時は裸足だが、共同作業で何をするのか分からないので地下足袋を履いて小屋に向かう。 </p> <p> - いよいよ自分が今の会社で働いている意味がわからなくなってきた。 - どうやら父は今僕のいる会社には人材を育成するための教育制度 - が整備されていて、その制度によって僕という人材が育成されることを - 期待していたようだ。 - 残念ながらそんな制度はなかったようだが。 +午前の作業は篠竹を刈り取って枝を払い、束にして小屋の屋根裏に干すというものだった。篠竹はよく撓って使いやすそうだった。10人以上で作業していたが収穫量は思った以上に少なかった。一人でやると日が暮れる。 </p> <p> - つまり僕が今の会社に居続ける義理もそんなにないようである。 - もちろん業界の知識は少なからず必要であり、今の会社でも - 働き続ければ多少は勉強できるだろうが、そのために投資する時間 - に対して割に合わないだろう。 +午後は汲取式の便所を汲み取って別の場所に撒いた。臭いはそこまでひどくはなかった。ブルーチーズや高級な納豆でも香るアンモニア臭が中心で、吐き気を催すほどではない。発酵食品を食べすぎているのかもしれない。便所は地面に穴を掘って桶のようなものを埋め、木の板で便器を作って被せ、周囲から見えないように囲っているだけのものだ。小屋に隣接するものは建物の一部になっていて壁も木材でしっかりと作られているが、畑の中にぽつんと立っているものは先程の篠竹を束ねたもので周囲を囲っているだけの簡易なものである。桶から柄杓で排泄物を汲み取りバケツに入れる。本来は天秤棒を用いて一人で二つ運ぶというが、技術が必要なので今回は棒の中心にバケツをぶらさげて二人で一つを運ぶことになった。肥を撒く場所までの道はでこぼこで途中川を渡る必要がある。初対面の人と二人、なかなかの緊張感のなか息を合わせて肥を運ぶ。肥を撒く場所ではいきなりバケツごとあけるのは危険なので、ここでも柄杓で少しづつである。玄関先に水をうつようにその場所全体にまんべんなく撒く。柄杓にスナップを効かせると肥が帰ってくる。これもまた緊張感のある作業だった。そこそこの量があったが日没前には終わった。 </p> <p> - ではどうするか。今の会社をやめるのであれば転職である。 - そしてその転職先は実家かそれ以外かである。 - 今実家に就職するのはいい選択なのだろうか。 - 僕は業界に関する知識もないし、ビジネスの世界も全く知らない。 - こんな状態で就職しても、おそらく他の人と同じようなことしか - できないだろう。工場に新鮮な空気を取り込めないのだ。 - だから今は一旦業界を離れ、全く別の世界を覗きに行くのがいいのではないか。 +銭湯を経由して山荘に。晩御飯は菜飯とかぼちゃのサラダ、それにけんちん汁だった。ほとんどが自然農で採れた野菜である。御飯の後は言葉を通しての学びとして、今回は教育について議論した。21時ごろから始めて終ったのは日付が変わるころだった。みんな眠い目をこすり、船を漕ぎならがの議論であるが、これがなかなか面白いものである。誰かが言った言葉が直接脳に入って来くる。あまりうまくまとまっていない考えでも発言すればだれかの脳に届いてなにかしら返答がある。なんだか全員の脳味噌を直接繋いで考えているような感覚になるのだ。僕は今回寺子屋を始めたいという旨のことをぽろっと言っただけで終った。しかし言っただけでもなんとなく自分でも実現させようという心持ちになるものである。 +</p> +<h2>2日目</h2> +<p> +2日目は農作業の実演である。今回は稲の刈り方とその後の干し方、それに麦の蒔き方を見せてもらった。これが昼過ぎに終り、御飯のあとは畑の見学会に参加させてもらった。 +</p> +]]></description> +</item> +<item> +<title>令和3年 農業日誌</title> +<link>https://www.mtkn.jp/farm/journal/2021.html</link> +<guid>https://www.mtkn.jp/farm/journal/2021.html</guid> +<pubDate>Wed, 17 Nov 2021 00:00:00 +0900</pubDate> +<description><![CDATA[<h1>令和3年 農業日誌</h1> +(旧暦) + +<h3>師走</h3> +<div class="farm-journal-item"> +<div class="farm-journal-date"> +<div class="luna">25日</div> +<time>2022-01-27</time> +</div> +晴。畑の畝作り。菜っ葉の間引き。畝の間の溝に水が貯まっている。もう少し乾燥していたほうがいいのだろうか。菜っ葉はどれも成長が良いように見える。 +</div> + +<div class="farm-journal-item"> +<div class="farm-journal-date"> +<div class="luna">6日</div> +<time>2022-01-08</time> +</div> +晴。畑の方に畝を少し作った。じゃが芋を植えたいので少し高めの畝にする。昨年度は雨が続いて水没した部分が腐ってしまったのだ。今年はうまくいくといいな。新暦では年が明けた。今日は一日遅れたが七草粥を食べた。畑の隅に大根の余った苗をまとめていたのでそれを抜いて粥に入れた。成長がいいものは太さが15mm程度になっていた。玉葱の苗もまた少し定植した。始めの方に植え替えたもののうち一本だけ葉が太く、濃い緑になっていた。他のものは植えてから変化がないように見える。麦も変化があまりない。 +</div> + +<h3>霜月</h3> +<div class="farm-journal-item"> +<div class="farm-journal-date"> +<div class="luna">19日</div> +<time>2021-12-21</time> +</div> +晴。田圃の溝を少し整備。麦が成長してひとつめの畝は遠くからでもうっすらと緑に見えるようになった。畑の野菜もそれなりに育っている。 +<figure><figcaption>和歌山大根</figcaption><img src="pics/DSCF0249.JPG" alt="和歌山大根"></figure> +<figure><figcaption>大和真菜</figcaption><img src="pics/DSCF0252.JPG" alt="大和真菜"></figure> +<figure><figcaption>松島新二号白菜</figcaption><img src="pics/DSCF0255.JPG" alt="松島新二号白菜"></figure> +<figure><figcaption>いちばんぼし(裸大麦)</figcaption><img src="pics/DSCF0257.JPG" alt="いちばんぼし(裸大麦)"></figure> +</div> + +<div class="farm-journal-item"> +<div class="farm-journal-date"> +<div class="luna">17日</div> +<time>2021-12-19</time> +</div> +曇り時々雨。玉葱の定植。白菜、大根、真菜等が大きくなってきた。麦も大分育ったので踏もうとしていたら雨が降って来てできなかった。畔に子猫が居た。 +</div> + +<div class="farm-journal-item"> +<div class="farm-journal-date"> +<div class="luna">12日</div> +<time>2021-12-14</time> +</div> +晴。久々に冬らしく寒い朝だった。昼間は日が照って暑い。壬生菜の定植。畝作り。 +</div> + +<div class="farm-journal-item"> +<div class="farm-journal-date"> +<div class="luna">9日</div> +<time>2021-12-11</time> +</div> +晴。麦蒔きが完了した。庭のプランターに植えていた壬生菜を半分ほど畑に植えかえた。大根がわずかに太くなっている。 +</div> + +<div class="farm-journal-item"> +<div class="farm-journal-date"> +<div class="luna">7日</div> +<time>2021-12-10</time> +</div> +晴。日差しが強くて暑い。麦の続き。4本目の畝は小さいので草を刈らずに上から蒔いた。結局草刈りは全部は終わらず次の日に持ち越し。 +</div> + +<div class="farm-journal-item"> +<div class="farm-journal-date"> +<div class="luna">5日</div> +<time>2021-12-08</time> +</div> +晴。麦の続き。3本目の畝に蒔き終わった。始めに蒔いたところはそろそろ麦踏みか。 +</div> + +<div class="farm-journal-item"> +<div class="farm-journal-date"> +<div class="luna">3日</div> +<time>2021-12-06</time> +</div> +晴。麦の続き。 +</div> + +<div class="farm-journal-item"> +<div class="farm-journal-date"> +<div class="luna">1日</div> +<time>2021-12-04</time> +</div> +曇時々晴。麦の続き。玉葱の移植。太いものから7本植えた。 +</div> + +<h3>神無月</h3> +<div class="farm-journal-item"> +<div class="farm-journal-date"> +<div class="luna">29日</div> +<time>2021-12-03</time> +</div> +晴。麦の続き。疲れがでてしばらく休んでいた。気付けば一週間ぶりの作業である。急いては事を仕損じる。結局ゆっくりやったほうが早く蒔けていただろう。始めに蒔いた麦はもう5cmほどに成長していた。 +</div> + +<div class="farm-journal-item"> +<div class="farm-journal-date"> +<div class="luna">21日</div> +<time>2021-11-25</time> +</div> +曇時々雨。麦を蒔くための草刈りの続き。今日は200g蒔けた。既に蒔いていたものからもやしのようなものが出ているのを確認。根っこか。玉葱と壬生菜の苗も大きくなってプランターでは窮屈そうなので早く定植しなければ。 +</div> + +<div class="farm-journal-item"> +<div class="farm-journal-date"> +<div class="luna">19日</div> +<time>2021-11-23</time> +</div> +晴のち曇。麦を蒔くための草刈りの続き。3時頃まで出掛けていたので今日は1時間だけ作業。 +</div> + +<div class="farm-journal-item"> +<div class="farm-journal-date"> +<div class="luna">17日</div> +<time>2021-11-21</time> +</div> +晴。麦蒔きの続き。蒔いてから草を刈るのではいそがしいので草を刈ってから蒔くことにした。また短期間のうちに全面蒔くのはあきらめた。 +</div> + +<div class="farm-journal-item"> +<div class="farm-journal-date"> +<div class="luna">16日</div> +<time>2021-11-20</time> +</div> +晴。麦を蒔いた。一番長い畝の2/3ほど蒔けた。ばら蒔きした後草を刈る。この草刈に思ったより時間がかかる。のこぎり鎌でないと歯がすぐに丸くなる。買い替えようか。 +</div> + +<div class="farm-journal-item"> +<div class="farm-journal-date"> +<div class="luna">14日</div> +<time>2021-11-18</time> +</div> +曇後晴。昼過ぎまで曇りで寒かったが昼から晴れて暑い。麦の畝がだいたい形になったところに丁度麦の種が届いた。和歌山県農業公社に申請していた畑を借りるための申請が通りそうだと、JAの人から連絡が入った。晴れて農家である。畑の方に山東菜を蒔いた。作業が続いて筋肉の動きが鈍ってきた。疲れない動き方ができるようになりたい。 +</div> + +<div class="farm-journal-item"> +<div class="farm-journal-date"> +<div class="luna">13日</div> +<time>2021-11-17</time> +</div> +快晴。朝は季節にふさわしく寒いが日差しが強く昼は暑い。出掛ける時、以前声を掛けてくれた92才のおじいちゃんとすれ違う。田圃に畝を作るために溝を掘った。この田圃を借りてから続けていた作業だがもう少しで終りそうだ。11月中旬が麦蒔ききの適期であり既に少し遅い。田圃の隣のおばちゃんが蜜柑をくれた。 +</div> +]]></description> +</item> +<item> +<title>畑を返すことになった。</title> +<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20210806.html</link> +<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20210806.html</guid> +<pubDate>Fri, 6 Aug 2021 00:00:00 +0900</pubDate> +<description><![CDATA[<h1>畑を返すことになった。</h1> +<time>2021-08-06</time> +<h2>はじめに</h2> +<p> +昨年の秋実家の隣の畑を借り農業を始めることになった。以降好きな種を蒔いては世話をし、少しばかりの収穫をいただいてきた。夏になり冬野菜はどんなものを植えようかと考えていたところ、地主さんからある連絡があった。この秋に家を建てることになったので土地を返してほしいとのことだ。いい機会なので、この一年弱の間素人なりに試行錯誤してきたこと、考えてきたことを記録しておく。 </p> + +<h2>農業に対する基本的な考え</h2> +<h3>農業の目的</h3> +僕が農業をする目的は自給自足の生活をすることである。一度社会人としての道を歩もうとして精神を病んだ。世の中にあふれているほとんどの物に価値を見いだせなかった。にも関らず自分の時間をお金に変換している意味がわからなかった。自分の時間を使って自分にとって価値のあるものを生みだす。それをできるのが自給自足のための農業だと考えた。 +<h3>農法</h3> <p> - 個人的に興味があるのはIT系である。 - 工場のDXという言葉がよく新聞に並んでいるが、その流れを - 実家に持ち帰れるかもしれない。 - もう一つ興味があるのは農業である。 - 僕がかってに妄想しているだけだが、近いうちに大量消費社会が - 終焉を迎え、自分たちにとって本当の豊かさとは何か、今一度 - 考え直す秋が来ると思う。そうなれば必然的に見直されるのが - 農業である。社会から何を削っても絶対に外せないのが食だからだ。 - そこに豊かさや幸福を求めるのは自然なことだろう。 - そんな農業とのつながりを何らかの形で事業に持ち込めれば - いいかもしれない。 +畑を借りる前から農法に関する情報は本やネット等で収集していた。そのなかでも目に付いたのが川口由一氏の自然農及び福岡正信氏の自然農法である。多少の違いはあるがどちらも無農薬、無肥料、不耕起という点で共通している。雑草や虫等を敵とせずそれらの活動によって土壌を豊かにし、その上で作物を育てるというものだ。この方法が自分に合っていると感じたので採用することにした。 </p> +<h3>種</h3> <p> - いずれにせよ今のままダラダラと働くのはごめんだ。 - 無駄なことに時間と精神を費やすのはアホである。 - 我慢して頑張っても、それで身体を壊した上に何も学べない。 - そんなのは投資とは言えない。 - 頑張るのではなく、精神の求める方に流れていくほうが自然な生き方だろう。 - とにかく現状を変化させて前に向かって進みたいのだ。 - 自ら動かなければ何もおきない。 - 連休中にエントリーシート書こうかな。 +また、育てる作物に関しては、高橋一也氏の「古来種野菜を食べてください。」に感銘を受け、可能な限り昔から栽培されてきたものを探すようにした。現在市場で流通している野菜は一代交配種と呼ばれるものが多い。一代交配種というのは、「生物において、ある異なった対立遺伝子をホモで持つ両親の交雑の結果生じた、第一世代目の子孫のこと」(<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%91%E7%A8%AE%E7%AC%AC%E4%B8%80%E4%BB%A3">wikipedia</a>)であり、「その一世代に限って安定して一定の収量が得られる品種として知られ、多くの種苗会社が力を入れる分野となっている」(<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%91%E7%A8%AE%E7%AC%AC%E4%B8%80%E4%BB%A3">同</a>)。一代交配種は収量、形質、味等がそろっているので市場競争力が高い。その一方で、一代交配種をかけあわせると、一代目ではかくれていた遺伝子が発現し、市場価値の高いものは収穫できない。このため、ひとたび一代交配種を育てはじめると、以降毎年のように種苗会社から種を購入することになる。 </p> -]]></description> -</item> -<item> -<title>仕事</title> -<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200918.html</link> -<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200918.html</guid> -<pubDate>Fri, 18 Sep 2020 00:00:00 +0900</pubDate> -<description><![CDATA[<h1>仕事</h1> -<time>2020-09-18</time> <p> -今の仕事がつらい。 -やっているのは得意先から届く注文書のファックスを自社のデータベースに入力するだけの仕事だ。 -誰でもできる仕事であり、近い将来自動化されるだろう。その一方でファックスの様式が得意先毎に異なり、入力時にはその注文書に明記されていないことも考慮しなければいけない。 -日本企業の生産性が低い原因をまじまじと見せられている。 -このような業務なので、入力作業自体は1日もかからずに覚えられる一方、得意先毎の細かい違いを覚えるのに何年もかかるだろう。 -日に日にこの業務に慣れ、入力は速くなっているが、自分が成長しているようには感じない。この会社のこの業務という非常に限定的な分野でしか使えない技術だけがついていくからである。こんなことでは転職しようにもよその会社で使える技術が何もないので、新卒と同じ土俵にたたなければいけなくなる。採用する側もそんな人材に興味はないだろう。 +僕が目指したいのは自給的な農業である。作物の市場競争力はなくていいし、種苗会社に払い続けるお金もない。また一代交配種ばかり育てられると、全国どこでも同じ野菜しか手に入らなくなり食文化もあったものではない。それに対し古来種野菜は、地域ごとに代々受けつがれてきたもので、その土地にうまく適応しその場所の食文化の形成に深く関わってきたものである。僕の地元和歌山でも、湯浅で作られる金山寺味噌で使われている湯浅なすというものが残っている。関係ないがあみ清数見商店というところの金山寺味噌がおいしい。「発酵文化人類学」(小倉ヒラク)にのっていた太田久助吟製のものはいまいちだった。表示を見ると人口甘味料(確かステビア)が入っていた。 </p> <p> -成長したい。 -成長とはなんだろう。 -多分生きていく上で使える技術を身に付けることである。 -生きていく上で使える技術とはなんだろう。究極的には畑で作物を育てる技術だと思うが、そんな世紀末のことはまだ考えなくてもいいかもしれない。 -汎用性のある人間になればいいのだろうか。 -そうすれば何でもできて食いっぱぐれない。 -しかしその「何でも」の中に今の仕事は含まれていない。 -成長が感じられない単純な作業はストレスで死んでしまう。 -つまりなんでもできるの中には成長しない仕事は含まれない。 +閑話休題。種は古来種を多数とり扱っている野口種苗研究所のものを購入するようにした。 </p> + +<h2>生ゴミの肥料</h2> <p> -なぜ今の会社にいるのか。 -それは実家に帰るためである。 -実家で工場を経営しているのでそこを嗣ごうと考えた。 -そのために同業大手に就職し技術を持ってかえるように父に言われた。 -ところがいざ就職してみると、僕が考えていた技術が一向に学べていない。 -その一方で今学んでいることは父が持って帰ってほしい技術であるようだ。父は工場で必要な細かい技術や知識を持って帰ってほしいらしい。 -僕はそんなものはほしいとは思わない。この業界に特化しても生き残れないと考えるからだ。もちろん業界に特化した人材も必要なのかもしれないが、それはあなたの長男ではないのではないだろうか。長女でも次男でもなさそうだし。 +畑を借りてから、台所からでる植物性の生ゴミは全て畑の一角に捨てるようにした。胡瓜や人参のへた、南瓜のわたや種等である。捨てたゴミは少し土とまぜ、発酵させて二年目から畑の肥やしとして利用しようと考えてのことだ。冒頭で書いた無肥料と矛盾するがまあこれも試行錯誤のうちである。 </p> <p> -今のところだからどうしたいと言うまとまった考えがあるわけではないが、少なくとも自分の学ぶべき場所はここではないと感じている。心身に無理が生じているのを感じるからだ。 -業界の知識を短期間で軽くさらって、そのあとは別の世界を見てみたい。どこかに成長を実感できる世界がないものか。 +春から夏にかけて気温が上がり、梅雨には雨も降り、微生物の活動が活発になる。始めは臭いが大丈夫か心配だったが、日中30度を越えるようになってもほとんど臭くない。1メートル以内に近づいて少し臭うが、臭いというほどではない。臭い臭いではない。一時コバエがたかっていたが、今は目立たなくなり、かわりにコオロギがうじゃうじゃしている。 </p> -]]></description> -</item> -<item> -<title>pythonやめました</title> -<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200917.html</link> -<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200917.html</guid> -<pubDate>Thu, 17 Sep 2020 00:00:00 +0900</pubDate> -<description><![CDATA[<h1>pythonやめました</h1> -<time>2020-09-17</time> -<p>pythonをやめてbashスクリプトで作ったcgiに置き換えました。</p> -<p>管理がだいぶ楽になった気がします。</p> -<p>アプリの中身ばかりいじってブログの記事が全然増やせていませんが -ぼちぼち書いていきたいと思います。</p> - -<p>サーバーからbashのcgiを動かすにあたって、nginxがややこしかったので -apacheに変えたのですが、設定が適当なのでセキュリティが心配です。</p> -]]></description> -</item> -<item> -<title>localからの投稿テスト</title> -<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200804.html</link> -<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200804.html</guid> -<pubDate>Tue, 4 Aug 2020 00:00:00 +0900</pubDate> -<description><![CDATA[<h1>localからの投稿テスト</h1> -<time>2020-08-04</time> <p> - 今までhtmlファイルをクラウドにscpで持って行ってsqlを実行することで - ブログ記事を投稿していましたが、ローカルから直接投稿するスクリプトを - 書いてみました。 +春の終りごろに買ってきた南瓜のわたと種もここに捨てた。しばらくするとそこから南瓜の芽が大量に生え、梅雨があけるころにはたくさん花をつけた。近くの養蜂場からだと思うが、セイヨウミツバチがやってきて受粉してくれる。7月の終りごろにはおおきな実をつけた。収穫して煮物にしたがとてもおいしかった。捨てた種は一代交配種で、できたのはその子供なのでおいしくなる道理はないのだが。不思議である。 </p> <p> - 今の所単にsqlを遠隔で行っているだけですが、今後投稿済みの記事を編集 - したりできるように改良したいです。 +地主さんから土地の返還を打診されて畑に生ゴミを捨てるのはやめにした。ところが調理中にでるゴミの量は変化するわけでわない。野菜のうち食べない部分はすべてゴミ箱に捨てるようになった。畑を借りる前の状態に戻っただけである。ところが切った野菜のへたをゴミ箱に捨てるたびになんだか虚しくなる。畑に撒けばそこにまた植物が育ち収穫にも繋がる。ところがゴミ箱に捨ててしまうとなんにもならない。そればかりか、ゴミを集めてさらにそれを焼却しなければいけない。すべて税金である。ただ畑に捨てるだけでまた利用可能な形のエネルギーになるものを、税金を投入したうえで無にしているのだ。あまりにも勿体無い。しかも一般的な農家では、生ゴミを税金で回収してもらったうえで、肥料を購入してきて自分の畑に施すのだ。江戸時代なんかはさらに無駄がない。自分たちの排泄物まで畑に還元していたほどだ。 +</p> + +<h2>育てた作物</h2> +<h3>玉葱</h3> +祖父の知り合いに苗をもらって植えた。確か初めて植えたのがこれである。土が固く肥沃度も低いためか玉が膨らまなかった。 +<h3>小松菜</h3> +時期が悪かったのか、すぐにとう立ちしてしまった。 +<h3>法蓮草</h3> +実験的に雑草を刈らずに蒔いた。これもとう立ちが早く、食べられなかった。 +<h3>春菊</h3> +実験的に雑草を刈らずに蒔いた。これもとう立ちが早く、食べられなかった。 +<h3>牛蒡</h3> +雑草を処理した場所と処理しない場所に分けて植えた。雑草の下でも元気そうに育っている。生育が遅いので土地を返却するまでに収穫できるか不明である。 +<h3>じゃが芋</h3> +六月の雨でほとんど腐ってしまった。水はけが悪いのが原因だと思う。収穫できたものは小さかったが美味しかった。 +<h3>葱</h3> +warmerwarmerというところで買ったセット野菜に入っていたものの根を切って植えた。葱坊主ができ、種を収穫できた。 +<h3>胡瓜</h3> +地這いきゅうりを植えた。雑草がしげってもそれに巻きついて元気である。種の部分だけよく太っていびつな形に育った。肥沃度の問題か。味は普通にきゅうりである。 +<h3>南瓜</h3> +上に書いた生ゴミとは別に日本南瓜を植えた。すぐに発芽したがそれ以降成長しない。花はひとつだけ目撃した記憶がある。 +<h3>冬瓜</h3> +これもwarmerwarmerの野菜から種をとりだしたものである。かぼちゃと同様、発芽したが成長しない。 +<h3>とうもろこし</h3> +雑草に負けずよく育った。ただ生育にばらつきがあり、うまく受粉できなかった。収穫できたものは歯抜けである。味はよかった。 +<h3>いんげん</h3> +白金時菜豆と、つるありいんげんをうえた。白金時菜豆は収穫できたが成長が不十分で量が少ない。つるありいんげんは発芽しただけである。せっかく立てた支柱は虚しく、すずめの遊び場である。 +<h3>伏見甘長唐辛子</h3> +発芽せず。 +<h3>胡麻</h3> +発芽せず。 +<h3>小豆</h3> +あまり大きくならないが、長い期間にわたり収穫できている。粒が小さい。 +<h3>西瓜</h3> +発芽したが成長しない。 +<h3>茄子</h3> +実験的に雑草を刈らずに蒔いた。イヌムギかノゲイヌムギか同定できていない草が茶色く枯れているところに蒔いた。日照か水の不足か。 +<h3>大豆</h3> +よく育っている。顔を近づけると枝豆のにおいがして楽しい。 +<h3>さつま芋</h3> +よく育っている。少なくとも地上部は。時期的に収穫まで漕ぎつけるか微妙なところ。 +<h3>里芋</h3> +よく育っている。と思っていたが、近所の畑のものはもっと育っていることに最近気が付いた。肥料をやっていないのでこんなものだろうか。本葉がでてすぐのころ黒いいもむしに葉脈をのこして食い荒されたが、また葉が出てきて平気そうである。こちらも土地を返却するまでに収穫できるかわからない。 +<h3>人参</h3> +最近蒔いて発芽したばかりである。好光性のため種を蒔いた上にかぶせる草を少なくしたが、少なすぎたようだ。土が乾燥ぎみで発芽率はいまいちである。 + +<h2>おわりに</h2> +<p> +不耕起では一年目はあまりなにも育たない。土が固くて痩せているからである。三年目から突然変化が起こり、土が柔らかく肥沃になってくるという。その変化をこの畑で体感したかったのだがそれはかなわなかった。 +</p> +<p> +この一年弱の短い期間にも、この土地の豊かさは格段にあがったように思う。土の上をコオロギやクモが行き交い、バッタやカエルが跳ね、チョウやトンボ、ハチが飛び回っている。土をいじればミミズやカタツムリ、アリがわんさかわいてくる。これらの虫を求めてスズメやセキレイ、イソヒヨなどの鳥が集まり、夜になればネコやイタチまで見かけるようになった。 +</p> +<p> +ここに生きた生物たちはこれからコンクリートに埋められることになる。なんだか虚しい。 +</p> +<p> +この一年弱の経験から、農業で生きていく自信が芽生えたように思う。そこにあるものを利用し、多くを求めなければいいのだ。この自信が確信にかわるにはもっと経験が必要だろうが。 +</p> +<p> +畑を返したあとはすることがなくなってしまう。他の土地を探すのもひとつだし、別のことをするのもありかもしれない。いいご縁があればいいな。 </p> ]]></description> </item> <item> -<title>今日の一汁一菜</title> -<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200802.html</link> -<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200802.html</guid> -<pubDate>Sun, 2 Aug 2020 00:00:00 +0900</pubDate> -<description><![CDATA[<h1>今日の一汁一菜</h1> -<time>2020-08-02</time> -<section> - <h3>今日の一汁一菜</h3> - <p> - 今日の夕飯は切り干し大根とザワークラウトの味噌汁に - すりごまをまぶしたもの、 - かぼちゃを蒸して豆腐のそぼろをちらしたもの、 - そしてきゅうりと茄子の浅漬。 - </p> - <p> - 切り干し大根というものを初めて食べたがこれがなかなか美味しかった。 - 細切りにしてザルに広げ一日外に置いておいただけであるが、旨味が - 凝縮される上に食感もコリコリと面白くなる。 - </p> - <p> - 大根の相手は6月の中頃に漬け込んだザワークラウトである。 - 乳酸の酸味が熱い体に染み渡る。 - </p> - <p> - 味噌を溶いて椀に注いだら、最後に煎りごまをすって入れる。 - 酸味とごまは相性が抜群である。 - </p> -</section> -<section> - <h3>野菜を干す</h3> - <p> - しばらく前に冷蔵庫の電源を落とした。 - 発酵食品ばかり仕込んでいたので冷蔵庫の中がスカスカになり、 - 冷蔵庫は不要なのではないかと考えていた。 - そんなある時とうとう空っぽになったので、これを期に - 冷蔵庫なしの生活を試してみようと考えたのだ。 - </p> - <p> - しかし一人暮らしなので、一食で野菜をまるまる使い切ることはあまりいない。 - 使いかけの野菜はどうしても出る。 - ぬか床に忍ばせたり塩漬けにしたりいろいろ工夫した。 - そのうちの一つが干すということである。 - 梅干しを作るために買ってきた竹のザルが二枚あったので、 - 余った野菜を適当に切って並べ、梅雨明けの晴天に - 晒してみた。 - </p> - <p> - この干し野菜がどれもこれも美味しいのには感動した。 - 冷蔵庫のはしっこでしんなりした野菜とは大違いである。 - </p> -</section> -<section> - <h3>当たり前?</h3> - <p> - 昔の人たちは当たり前のように行っていた干すという保存法。 - それをすっかり忘れ、冷蔵庫を家に置くことが常識と化している。 - 大学に進学して一人暮らしを始めるにあたり、なんの疑問も持たず - 冷蔵庫を購入したのが懐かしい。 - 冷蔵庫だけではなく、洗濯機や電子レンジも同じである。 - そういえばテレビは買わなかったが… - </P> - <p> - 当たり前という感覚を捨て、本当の豊かさを考えたい今日この頃。 - 冷蔵庫を捨てる日は近いか。 - </p> -</section> -]]></description> -</item> -<item> -<title>Djangoやめました</title> -<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200801.html</link> -<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200801.html</guid> -<pubDate>Sat, 1 Aug 2020 00:00:00 +0900</pubDate> -<description><![CDATA[<h1>Djangoやめました</h1> -<time>2020-08-01</time> -<section> - <h3>Djangoやめました。</h3> - <p> - タイトル通り、Djangoを使うのをやめました。 - 代わりにwsgirefを使ってます。Djangoでも間接的に使っていた - のかもしれないけれど。<br /> - 参考: <a href="https://c-bata.link/webframework-in-python/index.html"> - Webアプリケーションフレームワークの作り方 in Python - </a> - </p> - <p> - ただでさえガバガバだったセキュリティが更にザルになっていると思いますが、 - 特に大事なものは置いていないし、Docker使ってるし、大丈夫だと - 思っておいていいかな。攻撃しないでください。 - </p> -</section> -<section> - <h3>サイトのデザイン</h3> - <p> - それから、サイトのデザインも変更してます。 - 一応明確なテーマを以て作っているのですが、なかなか思うような感じに - ならないです。<br /> - 少しずつ調整していくつもりです。 - </p> -</section> -]]></description> -</item> -<item> -<title>けの日</title> -<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200727.html</link> -<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200727.html</guid> -<pubDate>Mon, 27 Jul 2020 00:00:00 +0900</pubDate> -<description><![CDATA[<h1>けの日</h1> -<time>2020-07-27</time> -<section class="introduction"> -<p>普段の生活を少しばかり記録しておこうと思う。</p> -<p>社会人一年目の7月の終わり頃の生活である。</p> -</section> - -<section class="morning"> -<p> -朝はだいたい四時から四時半には目が覚める。 -ちょうど日の出と同じ頃である。 -前日はだいたい九時半頃布団に潜るので睡眠時間は七時間といったところである。 -本当は八時間寝たほうがいいと思っていたが、七時間で自然と目が覚めるので自分には -このくらいがあっているようだ。 -</p> -<p> -朝日を眺めながら米を火にかけ、余っている野菜で煮物を二品ほど作る。 -糠床から香の物を拝借してくれば弁当の完成である。 -朝食は食べない。 -</p> -<p> -布団を畳んで箒をかけ、フローリングは雑巾で軽く拭く。 -今の借家に越してきてから雑巾がけを始めたが、思えば小学校以来かもしれない。 -</p> -<p> -煮物に使った鍋をゆすぎお湯を沸かす。 -バットやボウルを片付けてきれいになったキッチンにコーヒーカップとビーカーを並べる。挽きたての豆で淹れたコーヒーを飲みながらこのブログのソースコードをいじるなどして七時をまつ。 -</p> -<p> -時間になれば着替えて出社。 -</p> -</section> - -<section class=evening> -<p> -五時に退社し帰宅。 -集に二回ほどは途中で豆腐を仕入れに高橋豆腐店に、魚を仕入れに小平鮮魚店に立ち寄る。 -家に着いたら米を火にかけその隣で出しをとる。 -余った野菜で味噌汁ともう一品作り、糠床から香物を拝借すれば夕飯の一汁一菜。 -</p> -<p> -その後はネットをちょつと見るくらいで、 -すぐに風呂にはいって寝てしまう。 -部屋の電気は常夜灯のみなので日が沈むと眠いのだ。 -</p> -</section> -]]></description> -</item> -<item> -<title>Django使うのやめようかな</title> -<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200725.html</link> -<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200725.html</guid> -<pubDate>Sat, 25 Jul 2020 00:00:00 +0900</pubDate> -<description><![CDATA[<h1>Django使うのやめようかな</h1> -<time>2020-07-25</time> -<p> -ホームページにも書いてあるとおり、このサイトはDjangoを使っている。 -しかしほとんど基本的な機能しか使わないのでここまで複雑で大きい -フレームワークを使う必要性は皆無である。 -全く使わない機能は結局習得することもないので、邪魔なだけだ。 -この程度のサイトであればもっとシンプルなもので作れそうだ。 -</p> - -<p> -半年ほど前にMacBookからOSXを消してLinux Mintに移行した。 -インターネットの回線に高額な料金を払うのが嫌で、一度すべて解約したのだが、 -OSXだとユーザーが何もしていなくてもバックグラウンドで大量の通信が -行われており、128kbpsでは何もできなくなったため、勝手に通信しない -Linuxに変えたのである。 -</p> - -<p> -ところがこのLinux Mint、というかデスクトップ環境のxfceには自分には全く必要の -ないアプリケーションが大量に入っているのである。もちろんOSXなんかより -圧倒的にましではあるが… -だんだん嫌になって、あまり考えずに片っ端から消していったら、 -なぜかはよくわからないが起動しなくなってしまった。 -これが確か今年の5月ごろだっただろうか。 -</p> - -<p> -丁度いい機会なのでLinuxの中でも何もない方であるArchのインストールを -試みることにした。 -過去にも何度か挑戦して、そのたびによくわからずに諦めていたが、 -今はパソコンを仕事などでも使っていないということもあり、落ち着いて -ドキュメントを読みながら進めると案外あっさりインストールできてしまった。 -</p> - -<p> -非常に快適である。 -</p> - -<p> -最近携帯を買い替え、人生で初めてAndroidというものを触ったが、 -これもかなり不要なものが入っていて不愉快だ。 -シャープお手製のよくわからないものは案外控えめだったが、 -キャリアである楽天関係のアプリに加え、Googleのアプリケーションが -大量にインストールされている上、それらはさも当たり前のように僕の -個人情報を要求するのである。 -</p> - -<p> -不必要な"便利さ"のためにただで情報を収集する。 -"最大限の便利さ"を提供することが正義で、そのためにはプライバシーを -犠牲にしてもいいと思っている。 -余計なお世話だ。 -</p> - -<p> -このページももっと軽い感じにしたいな。 +<title>Arch Linuxのインストール</title> +<link>https://www.mtkn.jp/computer/archlinux_installation.html</link> +<guid>https://www.mtkn.jp/computer/archlinux_installation.html</guid> +<pubDate>Thu, 25 Mar 2021 00:00:00 +0900</pubDate> +<description><![CDATA[<h1>Arch Linuxのインストール</h1> +<time>2021-03-25</time> + +<h2>ハードウェア構成</h2> + +<h2>インストールの準備</h2> + +<h3>インストールメディアの入手</h3> + +<h3>署名の検証</h3> +<code><pre> +$ gpg --keyserver-options auto-key-retrieve --verify archlinux-<i>version</i>-x86_64.iso.sig +</pre></code> + +<h3>インストールメディアの準備</h3> +<code><pre> +$ sudo dd bs=4M if=<i>path/to/arch/linux/iso</i> of=/dev/sd<i>X</i> status=progress oflag=sync +</pre></code> + +<h3>ライブ環境の起動</h3> +Arch Linux install medium (x86_64, UEFI)を選択 + +<h3>インストールの記録</h3> +<code><pre> +# script install.log +</pre></code> + +<h3>起動モードの確認</h3> +<code><pre> +# ls /sys/firmware/efi/efivars +</pre></code> +エラーが出なければUEFI。 + +<h3>インターネットへ接続</h3> +<p> +ネットワークインターフェイスが認識されているか確認: +<code><pre> +# ip link +</pre></code> +</p> +<p> +Wi-Fi接続: +<code><pre> +# iwctl +[iwd]# device list +... +[iwd]# exit +</pre></code> +</p> +<p> +接続を確認: +<code><pre> +# ping archlinux.jp +</pre></code> +</p> + +<h3>システムクロックの更新</h3> +<code><pre> +# timedatectl set-ntp true +</pre></code> + +<h3>パーティショニング</h3> +<code><pre> +sd<i>X</i> +├sd<i>X</i>1 512M EFI System /boot +└sd<i>X</i>2 lest Linux filesystem / +</pre></code> +<code><pre> +# lsblk +# fdisk /dev/sd<i>X</i> +Command (m for help): d +... +Command (m for help): w +</pre></code> + +<h3>パーティションのフォーマット</h3> +<code><pre> +# mkfs.fat -F32 /dev/sd<i>X</i>1 +# mkfs.ext4 /dev/sd<i>X</i>2 +</pre></code> + +<h3>ファイルシステムのマウント</h3> +<code><pre> +# mount /dev/sd<i>X</i>2 /mnt +# mkdir /mnt/boot +# mount /dev/sd<i>X</i>1 /mnt/boot +</pre></code> + +<h2>インストール</h2> +<h3>ミラーの選択</h3> +日本のサーバーを上に持ってくる: +<code><pre> +# vim /etc/pacman.d/mirrorlist +</pre></code> + +<h3>必須パッケージのインストール</h3> +<code><pre> +# pacstrap /mnt base base-devel linux linux-firmware man-db man-pages +</pre></code> + +<h3>fstabの生成</h3> +<code><pre> +# genfstab -U /mnt >> /mnt/etc/fstab +</pre></code> + +<h3>chroot</h3> +<code><pre> +# arch-chroot /mnt +</pre></code> + +<h3>text editorをインストール</h3> +<code><pre> +# pacman -S neovim +</pre></code> + +<h3>タイムゾーン</h3> +<code><pre> +# ln -sf /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime +# hwclock --systohc +</pre></code> + +<h3>ローカリゼーション</h3> +<code>en_US.UTF-8</code>と<code>ja_JP.UTF-8</code>をコメントイン: +<code><pre> +# nvim /etc/locale.gen +</pre></code> +ロケールを生成: +<code><pre> +# locale-gen +</pre></code> +<code><pre> +# nvim /etc/locale.conf +LANG=en_US.UTF-8 +</pre></code> + +<h3>ネットワーク設定</h3> +<p> +無線接続用のソフトをインストール +<code><pre> +# pacman -S networkmanager +</pre></code> </p> -]]></description> -</item> -<item> -<title>多少体裁を整えました</title> -<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200723.html</link> -<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200723.html</guid> -<pubDate>Thu, 23 Jul 2020 00:00:00 +0900</pubDate> -<description><![CDATA[<h1>多少体裁を整えました</h1> -<time>2020-07-23</time> -<section> -<h5>変更点</h5> -<p>とりあえず改行できなかったり装飾できなかったり不便なので、 -htmlで投稿できるように変更しました。</p> -<p>それからcssを作って多少見れるようにしました。</p> -</section> - -<section> -<h5>これから</h5> -<p>サイトのデザインですが、できるだけシンプルにしたいと考えています。 -モダンな感じのページは多いですが、視覚効果が多すぎるように感じます。 -本当に必要があってつけているのか、”いい感じ”だからつけているだけなのか… -</p> -<p> -必要なのは投稿の中身と、それから横には目次があると読みやすくなると思っています。 -サイドバーはそのために作っています。 -</p> -<p>あとは投稿の中に画像を埋め込みたいです。</p> -</section> - -<section> -<p>そういえばドメインを契約してDNSにIPアドレスを登録したのですが、丸3日たっても名前解決できません。 -いつになったらつながるのかな。</p> -</section> -]]></description> -</item> -<item> -<title>最初の投稿</title> -<link>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200719.html</link> -<guid>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200719.html</guid> -<pubDate>Sun, 19 Jul 2020 00:00:00 +0900</pubDate> -<description><![CDATA[<h1>最初の投稿</h1> -<time>2020-07-19</time> -とりあえずサイトの立ち上げが完了しました。最初の投稿です。 -まだhtmlは適当でcssは全く無いので味気ないサイトですがこれからいろいろといじっていければと思います。 -この投稿も多分改行が反映されずに読みにくいものになるかと思いますが、記録として残しておきたいので書いておきます。 +<p> +ホストネームの設定 +<code><pre> +# nvim /etc/hostname +<i>myhostname</i> +</pre></code> +<code><pre> +# nvim /etc/hosts +127.0.0.1 localhost +::1 localhost +127.0.1.1 <i>myhostname</i>.localdomain <i>myhostname</i> +</pre></code> +</p> -ただしdockerとpostgresqlのことがいまいちよくわかっていないので、間違ってデータベースごとけしてしまうかもしれません。まあそれはご愛嬌。 +<h3>Rootパスワード</h3> +<code><pre> +# passwd +</pre></code> + +<h3>ブートローダー</h3> +<p> +インストール +<code><pre> +# pacman -S grub efibootmgr +# grub-install --target=x86_64-efi --efi-directory=/boot --bootloader-id=boot +</pre></code> +</p> +<p> +メイン設定ファイルの生成 +<code><pre> +# grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg +</pre></code> +</p> + +<h3>マイクロコードのアップデートを有効化</h3> +<code><pre> +# pacman -S intel-ucode +# grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg +上のん無駄やんけ +</pre></code> + +<h2>再起動</h2> +<code><pre> +# exit #chrootを抜ける +</pre></code> + +<h3>インストールの記録を保存</h3> +<code><pre> +# exit #scriptを停止 +# mv install.log /mnt/root +</pre></code> + +<h3>アンマウント</h3> +<code><pre> +# umount -R /mnt +</pre></code> + +<h3>再起動</h3> +<code><pre> +# reboot +</pre></code> + +<h2>インストール後</h2> +<h3>システム管理</h3> +<p> +一般ユーザーの作成 +<code><pre> +# useradd -m -G wheel -s /bin/bash kenji +# passwd kenji +</pre></code> +</p> +<p> +作成したユーザーをsudoerに追加 +<code><pre> +# visudo +%wheel ALL=(ALL) ALL #uncomment +</pre></code> +一般ユーザーとしてログインしなおす。 +</p> + +<h3>パッケージ管理</h3> +<p> +AUR +</p> + + + +<h3>dotfilesを同期</h3> +<p> +gitのインストール +<code><pre> +$ sudo pacman -S git +$ git config --global user.name "<i>First-name</i> <i>Family-name</i>" +$ git config --global user.email "<i>username</i>@<i>example.com</i>" +</pre></code> +</p> +<p> +dotfilesを同期 +<code><pre> +$ mkdir ~/.local +$ cd ~/.local +$ git clone https://github.com/<i>dotfilesのリポジトリ</i> +$ ln -sf ~/.local/dotfiles/.bash* ~/ +$ mkdir .config +$ ln -s ~/.local/dotfiles/.config/* ~/.config/ +... +</pre></code> +</p> + +<h3>GUI</h3> +<p> +グラフィックドライバのインストール +<code><pre> +$ sudo pacman -S nvidia nvidia-utils xorg-xinit +</pre></code> +</p> +<p> +window managerをインストール +<code><pre> +$ sudo pacman -S i3-wm i3blocks dmenu +</pre></code> +</p> +ドライバをインストールしたらxorg-server等も依存関係として入った。 +<p> +フォントをインストール +<code><pre> +$ sudo pacman -S noto-fonts-cjk noto-fonts-emoji ttf-joypixels ttf-font-awesome ttf-liberation +</pre></code> +</p> + +<p> +ターミナル(st)をインストール +<code><pre> +$ mkdir ~/.local/src +$ cd ~/.local/src +$ git clone git://git.suckless.org/st +$ cd st +$ sudo make install +</pre></code> +</p> + +<p> +再起動 +<code><pre> +# sudo reboot +</pre></code> +</p> +だめでした +<p> +ログイン時に次のエラー +<code><pre> +xauth: error in locking authority file /home/kenji/.cache/X11/Xauthority +</pre></code> +<code>~/.cache/X11</code>というディレクトリがないのが原因のようだ。 +<code>.bash_profile</code>でXauthorityの場所を変更していたのにディレクトリを作っていなかった。 +<code><pre> +$ mkdir ~/.cache/X11 +</pre></code> +として解決。 +</p> + +<h3>日本語入力</h3> +<p> +ibusとibus-skkをインストール +<code><pre> +$ sudo pacman -S ibus ibu-skk skk-jisyo +</p> +</pre></code> +<code><pre> +<p> +vim ~/.config/X11/xinitrc +export DefaultIMModule=ibus +export GTK_IM_MODULE=ibus +export QT_IM_MODULE=ibus +export XMODIFIERS="@im=ibus" + +ibus-daemon --xim & +</pre></code> +</p> + +<h3>ブラウザ(brave)をインストール</h3> +<code><pre> +$ cd ~/.local/src +$ git clone https://aur.archlinux.org/brave-bin.git +$ cd brave-bin +$ makepkg -si +</pre></code> + +<h3>音</h3> +<code><pre> +$ sudo pacman -S alsa-utilst pulseaudio +$ pulseaudio --start +</pre></code> + + +<p> +ssh +<code><pre> +$ sudo pacman -S openssh +$ mkdir ~/.ssh +$ cd ~/.ssh +$ ssh-keygen -t rsa +</pre></code> +</p> ]]></description> </item> </channel> diff --git a/pub/sitemap.xml b/pub/sitemap.xml @@ -1,11 +1,30 @@ <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9"> -<url><loc>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20220730.html</loc><lastmod>2022-08-03</lastmod></url> -<url><loc>https://www.mtkn.jp/</loc><lastmod>2022-08-03</lastmod></url> -<url><loc>https://www.mtkn.jp/journal/</loc><lastmod>2022-07-30</lastmod></url> -<url><loc>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20220729.html</loc><lastmod>2022-07-29</lastmod></url> -<url><loc>https://www.mtkn.jp/computer/</loc><lastmod>2022-07-29</lastmod></url> -<url><loc>https://www.mtkn.jp/about.html</loc><lastmod>2022-07-29</lastmod></url> +<url><loc>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20220813.html</loc><lastmod>2022-08-13</lastmod></url> +<url><loc>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20220730.html</loc><lastmod>2022-08-13</lastmod></url> +<url><loc>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20220729.html</loc><lastmod>2022-08-13</lastmod></url> +<url><loc>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20210106.html</loc><lastmod>2022-08-13</lastmod></url> +<url><loc>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20201210.html</loc><lastmod>2022-08-13</lastmod></url> +<url><loc>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20201209.html</loc><lastmod>2022-08-13</lastmod></url> +<url><loc>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20201202.html</loc><lastmod>2022-08-13</lastmod></url> +<url><loc>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20201201.html</loc><lastmod>2022-08-13</lastmod></url> +<url><loc>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20201003.html</loc><lastmod>2022-08-13</lastmod></url> +<url><loc>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200926.html</loc><lastmod>2022-08-13</lastmod></url> +<url><loc>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200925.html</loc><lastmod>2022-08-13</lastmod></url> +<url><loc>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200919.html</loc><lastmod>2022-08-13</lastmod></url> +<url><loc>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200918.html</loc><lastmod>2022-08-13</lastmod></url> +<url><loc>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200917.html</loc><lastmod>2022-08-13</lastmod></url> +<url><loc>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200804.html</loc><lastmod>2022-08-13</lastmod></url> +<url><loc>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200802.html</loc><lastmod>2022-08-13</lastmod></url> +<url><loc>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200801.html</loc><lastmod>2022-08-13</lastmod></url> +<url><loc>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200727.html</loc><lastmod>2022-08-13</lastmod></url> +<url><loc>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200725.html</loc><lastmod>2022-08-13</lastmod></url> +<url><loc>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200723.html</loc><lastmod>2022-08-13</lastmod></url> +<url><loc>https://www.mtkn.jp/journal/posts/20200719.html</loc><lastmod>2022-08-13</lastmod></url> +<url><loc>https://www.mtkn.jp/journal/</loc><lastmod>2022-08-13</lastmod></url> 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