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20200919.html (4130B)


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      8 	<title>工場見学</title>
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     24 		<article>
     25 <h1>工場見学</h1>
     26 <time>2020-09-19</time>
     27 <p>
     28 	実家で営んでいる工場を嗣ぐために同業大手に働きに出ているが、
     29 	そこで何を学べばいいのかわからないので、一度実家の工場を見学
     30 	することにして、今日行ってきた。
     31 </p>
     32 <p>
     33 	見学して思ったのは、今いる大手の工場よりうちの工場のほうが
     34 	いい工場であるということだ。
     35 	工場内は比較的整然としているし、データベース等のシステムも
     36 	今自分がいる会社よりは圧倒的に進んでいた。
     37 </p>
     38 <p>
     39 	いよいよ自分が今の会社で働いている意味がわからなくなってきた。
     40 	どうやら父は今僕のいる会社には人材を育成するための教育制度
     41 	が整備されていて、その制度によって僕という人材が育成されることを
     42 	期待していたようだ。
     43 	残念ながらそんな制度はなかったようだが。
     44 </p>
     45 <p>
     46 	つまり僕が今の会社に居続ける義理もそんなにないようである。
     47 	もちろん業界の知識は少なからず必要であり、今の会社でも
     48 	働き続ければ多少は勉強できるだろうが、そのために投資する時間
     49 	に対して割に合わないだろう。
     50 </p>
     51 <p>
     52 	ではどうするか。今の会社をやめるのであれば転職である。
     53 	そしてその転職先は実家かそれ以外かである。
     54 	今実家に就職するのはいい選択なのだろうか。
     55 	僕は業界に関する知識もないし、ビジネスの世界も全く知らない。
     56 	こんな状態で就職しても、おそらく他の人と同じようなことしか
     57 	できないだろう。工場に新鮮な空気を取り込めないのだ。
     58 	だから今は一旦業界を離れ、全く別の世界を覗きに行くのがいいのではないか。
     59 </p>
     60 <p>
     61 	個人的に興味があるのはIT系である。
     62 	工場のDXという言葉がよく新聞に並んでいるが、その流れを
     63 	実家に持ち帰れるかもしれない。
     64 	もう一つ興味があるのは農業である。
     65 	僕がかってに妄想しているだけだが、近いうちに大量消費社会が
     66 	終焉を迎え、自分たちにとって本当の豊かさとは何か、今一度
     67 	考え直す秋が来ると思う。そうなれば必然的に見直されるのが
     68 	農業である。社会から何を削っても絶対に外せないのが食だからだ。
     69 	そこに豊かさや幸福を求めるのは自然なことだろう。
     70 	そんな農業とのつながりを何らかの形で事業に持ち込めれば
     71 	いいかもしれない。
     72 </p>
     73 <p>
     74 	いずれにせよ今のままダラダラと働くのはごめんだ。
     75 	無駄なことに時間と精神を費やすのはアホである。
     76 	我慢して頑張っても、それで身体を壊した上に何も学べない。
     77 	そんなのは投資とは言えない。
     78 	頑張るのではなく、精神の求める方に流れていくほうが自然な生き方だろう。
     79 	とにかく現状を変化させて前に向かって進みたいのだ。
     80 	自ら動かなければ何もおきない。
     81 	連休中にエントリーシート書こうかな。
     82 </p>
     83 		</article>
     84 
     85 	</main>
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     87 		<address>info(at)mtkn(dot)jp</address>
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