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     25 		<article>
     26 <h1>移住計画</h1>
     27 <h2>はじめに</h2>
     28 <p>
     29 都会が合わなくて田舎に戻った。
     30 しかし田舎といっても山村ではない。
     31 中途半端に都市化した街である。
     32 近くに高速道路があり、耳澄ませば行き交う車の音がいつも聞こえてくる。
     33 防災無線は毎日二回放送があり、12時と17時にはチャイムが鳴る。
     34 夜になってもあちこちで電灯が灯って星がよく見えない。
     35 </p>
     36 
     37 <h2>山の条件</h2>
     38 <h3>静かであること</h3>
     39 <p>
     40 都会が合わなかった理由として初めに思い浮ぶのは音である。
     41 都会は雑音で満ちている。
     42 何処の店に行っても必ず音楽が流れているし、商店街等では路上でも音楽が響いている
     43 ことさえざらである。
     44 さらにゴミ収集車は単純な旋律を練り廻っていて、廃品回収車やさおたけ屋が後に続く。
     45 防災無線は街中何処にいても必ず聞こえるように配置されている。
     46 このような場所において精神を正常に保つのは不可能だった。
     47 </p>
     48 <p>
     49 ということでひとつめの条件は静寂である。
     50 </p>
     51 <p>
     52 ただし自然な音は気にしない。
     53 実家の周りが田圃だったので夏にはかえるの大合唱が聞こえるが、これを五月蝿いとは
     54 感じない。
     55 </p>
     56 <p>
     57 最近実家近くの山を探索している。たしかに実家にいるよりはるかに静かだが、
     58 立ち止まって耳を澄ませるとやはり高速道路の騒音が聞こえる。
     59 他の音が少ないだけに余計目立つ。
     60 それに防災無線の音はむしろひどい。
     61 山の裾にある集落のために建てられたものがあり、そこから遮るものがないので
     62 かなりよく聞こえる。
     63 </p>
     64 
     65 <h3>安全で清潔な水源があること</h3>
     66 <p>
     67 実家の近くに綺麗な小川があるので水源を探ろうと山に分けいった。
     68 途中小さな滝があり、それを見上げるように祠があり、登るほど期待が高まった。
     69 ところがある程度行くと谷すじにごみがめだつようになってきた。
     70 さらに進むと突然コンクリートの壁が立ちはだかり、水はそこにあけられた
     71 小さな穴から流れていた。
     72 コンクリートの上は舗装された道路で、ごみはそこから投げ捨てられていたようだ。
     73 ごみのなかには電化製品もまじっているので、何が溶け出しているかわかったものではない。
     74 クリーンセンターに持っていけば無料で引き取ってくれるのを知らないのだろう。
     75 </p>
     76 <p>
     77 最近のことでもないのかもしれないが、やたらと山奥にまで綺麗に舗装された
     78 道路が伸びている。海南から紀美野町を抜けて高野山に続く道が少しづつ
     79 広く真っ直ぐにされつつある。
     80 よっぽど山奥に住まない限り道路の呪縛からは逃れられないのかもしれない。
     81 </p>
     82 <h3>実家から通えること</h3>
     83 <h3></h3>
     84 
     85 
     86 <h2>近くの山</h2>
     87 <h3>藤白山</h3>
     88 <p>
     89 </p>
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