how_to_throw_away_smart_phone.html (5466B)
1 <!DOCTYPE html> 2 <html> 3 <head> 4 <meta charset="utf-8"> 5 <meta name="viewport" content="width=device-width,initial-scale=1"> 6 <link rel="stylesheet" type="text/css" href="/style.css"> 7 <link rel="icon" type="image/x-icon" href="/pics/favicon.ico"> 8 <title>携帯電話捨てた</title> 9 </head> 10 <body> 11 <header> 12 <a href="/">主頁</a> | 13 <a href="/about.html">自己紹介</a> | 14 <a href="/journal">日記</a> | 15 <a href="/farm">農業</a> | 16 <a href="/kitchen">台所</a> | 17 <a href="/computer">電算機</a> | 18 <a href="/poetry">詩</a> | 19 <a href="/books">本棚</a> | 20 <a href="/gallery">絵</a> | 21 <a href="https://git.mtkn.jp">Git</a> 22 </header> 23 <main> 24 <article> 25 <h1>携帯電話捨てた</h1> 26 <time>2021-12-20</time> 27 <h2>スマートフォンを捨てたくなった。</h2> 28 <p>この端末から得られる情報にはあまりにも無駄が多いこと、そしてGoogle等に自分の情報を売り飛ばしている懸念が大きいこと。この2点が徐々に気になりだした。さらに通信料を節約する観点から楽天モバイルに変え、あまりスマートフォンを持ち歩かなくなった。そうして今迄どれほどの時間と神経をこの小さな機械に奪われてきたかに気付かされた。それと並行して、なにか情報を得たい時にパソコンを利用する機会が増え、いよいよこの端末を持っていること自体が嫌になった。いっそうのこのスマートフォンのない生活をしてやろうと思いたったのだ。</p> 29 <p>ここで、僕が捨てたいのはスマートフォンだけでなく、「何時でも何処でも連絡が取れてしまう便利な機械」である。世の中には電話以外にほぼなにもできない端末も売られているが、それも持ちたくない。携帯電話の番号ごと捨ててしまいたいのだ。</p> 30 <p>ところがこれが案外難しい。現状スマートフォンで利用しているサービスは、LINE、SMS、銀行のワンタイムパスワード、マイナポータルくらいである。この内マイナポータルは多少面倒だが市役所に行けばいいし、銀行もコンビニのATMで済ませられる。LINEはほぼ使っていないがたまに学生の時のグループに連絡が入る。しかしこれもメールでできなくもない。厄介なのはSMSである。なぜかSMSによる二段階認証をしないと利用できないサービスが存在するのだ。これを最初に書いていた頃には暗号資産の取引所を利用していたが、現在は解約した。<p> 31 <p>Googleのメールアドレスを長らく使っていたが、サーバーを借りて独自ドメインのメールアドレスを手に入れたので、これを機にウェブサービスに登録しているアドレスを随時変更して行った。一部学生のころのアドレスを利用していたアカウントがうまく変更できずにいる。特にマイクロソフトのアカウントはログインすら出来なかった。しかし概ねメールアドレスの変更と、使っていないアカウントの削除はできたと思うのである程度は諦めることにした。どうせ就職活動の時に手当たり次第作ったものは作ったことすら忘れていたりするだろうし。</p> 32 33 <h2>令和4年6月6日携帯を解約した。</h2> 34 <p>ひと通りウェブサービスのアカウントを整理した所で、いよいよ携帯電話を持っている必要が無くなってしまった。そして6月6日の夜、勢い余って楽天モバイルを解約し、ラインのアカウントも削除してしまった。この日は気分よく寝れた。</p> 35 36 <h2>Googleにログインできなくなった。</h2> 37 <p>携帯を解約し、メールアドレスを変更したとは言え、まだGoogleのメールの方にもあちこちからメールが届いていた。自分で把握できていないウェブサービスからである。当面はこちらのメールも時々確認して、消し忘れていたアカウントを削除していこうと考えていた。</p> 38 <p>ところがいつのことだったか、パソコンのneomuttからGoogleのアカウントにアクセスできなくなった。どうやら二段階認証の設定が必須になったようだ。然しこの二段階認証は携帯電話の番号が必要なようで、携帯を解約した僕にはどうすることもできない。そこで仕方なくブラウザでGoogleにログインして利用することにした。10年以上前のパソコンではかなり重くて使い辛いが、まあ日常的に確認するものではないので問題なかった。然し今度はブラウザからのログインも不可能にされてしまった。これもSMSによる二段階認証以外の方法はないようである。知らぬ間にセキュリティ強化と称してこちらの選択肢を無くしてしまうやり方にとうとう愛想が尽きた。とりあえず母の携帯を借りてログインし、すぐにアカウントごと消してしまった。</p> 39 40 <h2>選択の自由</h2> 41 <p> 42 </article> 43 44 </main> 45 <footer> 46 <address>info(at)mtkn(dot)jp</address> 47 <a href="http://creativecommons.org/publicdomain/zero/1.0?ref=chooser-v1" rel="license noopener noreferrer">CC0 1.0</a> 48 </footer> 49 </body> 50 </html>